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お寺の装飾はどこで買える?
お寺の装飾は、どこで買えますか? あるいは、展示品としてみることができますか? お寺の堂内で見る飾り物です。 柱にかけられた長い布や、シマシマの大きなのれん。 シャンデリアのような金きらの飾り物。 蓮のような花の置物。 名前や由来が知りたいんです。 お寺では、なかなか聞けないので、お店に行って、聞いてみたいです。
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こんばんは。。 仏式の祭儀・葬儀関連業者です。 えー当店でもお取り次ぎを・・・(ゴホッ) 街の小さな仏具屋さんでは、一般向けのお仏壇まわりの仏具しか置いてないと思います。 かなり大規模の業者さん(仏壇・仏具を自社製造しているくらいの業者さん)ならお寺さん向けの仏具も製造販売していると思いますけど・・・(この業界の展示会は一般の方は入れないことが多いですね。) お寺さんには専門業者が無料でカラーのお寺さん向け仏具カタログをお送りします。(←以前「トリビアの泉」でも取り上げられました。)もし、ご存知のお寺さんにお時間があるようなら、そういうものを見たいのですけど、とお尋ねになったら見せていただけるのではないかと思いますけど・・・ #1のご回答の方からもすでにご回答がありますが・・・ 「柱にかけられた長い布」は、「幡(ばん)」です。(なんとなくイカみたいにみえる布?)道場を飾る旗なのですが、種類が多いです。柱に掛かっているものは、和幡(わばん)唐幡(からばん)と呼ばれます。 「シマシマの大きなのれん」というのがちょっとイメージしづらいのですが、堂内ですか?お堂の外側に吊り下げる五色のタテジマの幕ならば、「五色幕」(ごしきまく)ですけど・・・(それぞれが仏さまを表します。) 「シャンデリアのような金きらの飾り物」は「天蓋」(てんがい)です。貴人に差しかける日傘に由来し、さまざまな障害を防御する意味合いもあります。仏さまやお勤めする檀の上に吊るす仏天蓋とお坊さんのすわる座の上に吊るす人天蓋があります。形のバリエーションはいろいろですね。 「蓮のような花の置物」は「常華」(じょうか)です。仏教では、蓮を仏教の教理・教学・理念の象徴としてよく持ち出します。泥田(不浄=日常の世界)の中に根を張り、そこから養分を吸い取りながら、清浄な美しい大輪の花(=悟り)を咲かせる蓮は、仏教の教理・教学・理念を端的に象徴するものとされたのです。ですから、その蓮を年中仏前に供えたいが、もちろん花の咲く季節からしてそういうわけにもいきません。そこで金色の作り物で代用しているわけです。 そういうお寺さんの道場(お堂)の飾りを「荘厳」(しょうごん)といいます。お店の方もある程度知識のある方はいろいろとおもしろいお話しを教えていただけるかとは思いますが、単に店番をしているだけの店員さんでは、荘厳の意味合いまではわからないかもしれません。(自分は個人的な興味も少々ありまして・・・かじった程度ですけど。) ご参考になればよいのですが。では。
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- les-min
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#2です。お礼有り難うございました。 コメントの件で。 カタログの入手は、お寺さんを通じないと結構難しいかもしれません。 お店だと、何店かお店を持っているような規模の仏壇・仏具のお店なら、自前のものか大きな業者のものかはともかく、カタログが置いてあると思います。 あと、参考URLのサイトは各宗派を網羅していて参考になるのではないかと思います。(大阪の高速道路からこのお店の看板が見えます。) ただ、お寺さん向けのカタログやサイトでは、名称と値段はわかっても、由来などはほとんど書いてないのです。 そういう事柄は各宗派の法式(ほっしき)関連の書籍(お寺さん向け)や、仏教辞典などに書いてあります。法式の本もネット販売で一般の方にも手に入るものもあります。(かなり高いです。) 法式関連書籍の一例 http://www.saisaibou.jp/zensyu_1.htm 仏教辞典関連 http://homepage1.nifty.com/shionsha/p17.htm 図書館がお近くにあるなら、規模の小さな図書館でも仏教辞典の一冊ぐらいは置いてあると思いますから、そちらをあたってみる方が現実的でしょうか。たぶん辞典でもたいていのことはわかると思いますね。では。
お礼
サイトありがとうございました。 値段がわかっておもしろいです。確かに図書館で辞典を見るほうが早そうですね。
- yuyuyunn
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こんばんは 天蓋とかの事ですね これが詳しそうです http://www.yamano.or.jp/qanda-page3.htm http://www.jhoko.co.jp/oterasamayoubutugu.html www.byodoin.or.jp/top/top.html 好きな神社、お寺などを調べていくと そういったものが判るようになりますよ それと、天平の甍などの本 国立博物館などに行くと、書物が手に入ります
お礼
写真付ページありがとうございます。 天平の甍、読んでみます。
お礼
回答ありがとうございます。 詳細な説明ありがとうございます。 お店には一般の人がいけないのは、残念です。 お寺さんの知り合いがいるといいですね。そのカタログというのを手に入れたいです。