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OTCについて

医療用医薬品については今日の治療薬などで勉強することが可能ですが、OTCについて自分は全く知識がありません。噂によるとドラッグストアにおけるOTCの研修では利益の高いものからお客さんに薦めるように指導されるそうです。そう考えるとドラッグストアへは就職する気はありません。そうではない、OTCの勉強をするために良い本、勉強法などありましたら教えてください。

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  • sionn123
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回答No.4

no-no-planさん おはようございます  #3です。  no-no-planさんが薬剤師さんだとしたら、「家庭の医学」と「治療薬マニュアル」は手放さないでいつでも手元に置いておかれる事をお勧めします。私自身も、営業している間はこの2冊は必ず手元に置いて接客しています。  リュウマチを例に説明しますと、薬局店頭ではリュウマチの効能効果が取れている医薬品は販売する事が出来ません。それは医家向けの要指示薬だからです。でも店頭での対処法は有ります。1つは漢方薬ですね。もう1つは例えば「スターリーミルク」等の免疫力を強める働きのある健康食品を使う事です。  リュウマチの場合は、免疫機能に狂いが生じて本来なら何にも人体には影響しない免疫が人体に影響する事によって病状が起こります。(これを「自己免疫性疾患」と言います。)従って、この狂った免疫力が元に戻れば治る事も可能な病気なんです。(とは言ってもなかなか難しいですが)そこで、この狂った免疫力を元に戻す物として例えば「スターリーミルク」等を使うと治る(または少しは軽くなる)可能性は高いと言う事です。(「スターリーミルク」の説明は省きます)  薬局店頭に「リュウマチなんだけど」とか「胃潰瘍なんだけど」とか病名を言って来る患者さんがいます。そう言う患者さんは、ほぼどこかの病院に通院されていて病名を特定されています。でも多くの病院では、3分間診療言う事と機械等に頼った検査結果で判断すると言うことしかしておらず、患者さんがご自身の病気の起こるメカニズムの説明がなされた無いのが事実なんです。その場合、「この本のここに書いてある通り、こう言う理由で病気が起こっているんですよ」と的確に説明できて、その対処法として薬局店頭で販売出来る範疇の物でこんな物が使えるよと説明出来れば、購入に繋がる可能性は高いと思います。例えば「スターリーミルク」みたいな約1ヶ月分で1万円」と言う高価な健康食品で有っても。そう言う高価な物が売れれば、売上貢献だって可能なわけです。  軽医療の範疇と言われている薬局でも、ただ薬を販売するだけでなくて少しでも治療に近いような効果の優れた物を販売して、お客様に喜ばれたいと考えているのであれば「まずは病気ありき」と言う事を考えて下さい。敵の病気が解らないと治療方針も立たないですから・・・。そう言う意味で、敵の病気の事を知るために「家庭の医学」は手放さず勉強されると言いと思います。  ご質問の皮膚病の「ジュクジュク云々」の件ですが、私の場合は母の友人の知り合いの方で薬局経営のベテランの方がいて、その方に薬局に薬局店頭での病状の判断方法と薬局で出来る治療の仕方を簡単に教わった事が有ります。それ以外は、数種類の医学書を読みました。  大きな本屋さんに行けば、医師・看護士・薬剤師等の専門家向け医学書コーナーが有りますよね。そう言う所には、皮膚科が専門でない方(例えば内科医とか整形外科医等)向けの「皮膚病の鑑別方法と治療方法」的な本が売られています。そう言う本の多くは、内科等の開業医があんちょこで診療中に呼んだり出来る簡単に纏まったものも有ります。そう言う本の中から、no-no-planさんが理解し易い本を買われて勉強されたらと思います。そう言う本には、皮膚病の基礎中の基礎の「皮膚病三角形」の事や「患部が状況によっての対処方」等の簡単な説明が出ています。そう言う本は結構役立ちます。  本気に皮膚科を目指すのであれば、皮膚科専門医でも「まずは目で見て判断」と言う判断方法をします。患部を目で見るだけの判断方法ですから、皮膚科専門医と同じ事が医師法違反にならずに出来る訳です。そう言う意味では、治療と言う事を考えている薬局薬剤師にとっては皮膚科は面白い分野だと思います。この「目で見て判断」ですが、的確な判断が出来る目を養うしか方法がありません。例えば「皮膚病アトラス」的な皮膚病の写真集的な本を読まれて勉強されるのが第一歩だと思います。後は、皮膚科の専門医が、皮膚病を患者さん(素人)向けに書かれたHPも数々有りますから、そう言うHPを読まれるのも大変参考になります。  また、長々と書いてしまいましたがお解りになりましたでしょうか??解らない事が有りましたら、また質問されたらと思います。

no-no-plan
質問者

お礼

ありがとうございました。自分に適した本を探してみたいと思います。

その他の回答 (3)

  • sionn123
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回答No.3

 no-no-planさん こんばんは  調剤とOTC(漢方薬半分以上)と言う薬局を経営している薬剤師です。  「ドラッグストアへは就職する気はありません」と言う記載が有りますから、no-no-planさんは薬局・ドラックストアー等の就職を考えている方(例えば薬剤師・薬科大学卒業者・薬種商になるための専門学校等の卒業者等)と思われます。そう言う方向けのOTCの勉強方法(販売方法かも)を記載しますね。  薬局・ドラックストアーに来店されるお客様を大別すると体調の悪い方(言い方を変えると病気??の方)と調子は悪くないけど今以上に元気になりたい方に大別されます。今回は後者は一時おいといて、前者の事について説明しますね。  まず勉強の第一歩は病気を知ることです。極端な話をすると、食べ過ぎで胃が張って不快感を出しているお客様にカゼ薬を飲ませてもほぼ効果何て期待できないですよね。(バカな事を言ってるって思わないで下さいね。)と言う意味でお客様の状態把握の為に、病気の事を勉強しましょう。  例えばカゼの症状を例にすると、俗に「カゼ薬」と言われる総合感冒薬は素人判断のカゼと言う症状にある程度何でも効果が出るように解熱薬・咳き止め・アレルギー止め・炎症止め等と言う数種類の組み合わせと言う中身になっています。これは素人判断が本当に正しいか解らないので、俗なカゼ症状に何でも効果が出る様な内容なんです。しかし、多種の成分が配合されている関係で成分同士の感作作用が起こって若干効き目が弱くなる可能性は有ります。詳しい状況を聞く事が出来れば、カゼと言えども総合感冒薬ではなくて例えば鼻炎薬とか炎症止めやイブプロフェン製剤等の喉の炎症止めに効果を示す解熱鎮痛剤を使った方が効果が優れている場合も有ります。つまりお客様が訴える状態が医学的にはどんな症状で、それに対してどんな成分を使えば効果を示すかが解れば効果が出易い適切なお薬をお勧めする事が出来ます。とは言っても頑固でこ販売者の言う事をあまり聞かないお客様もいます。その場合は、効き目は弱いかもと思ってもそれなりのお薬を販売しなければなりません。例えば「カゼだよ」と言って来たお客様の症状を色々聞いて鼻炎だろうと判断して鼻炎薬をお勧めしても、「鼻炎じゃなくてカゼだ」と言って聞かない方もいる訳です。そんな時は、ベラドンナが多く配合されているカゼ薬を「鼻炎のお薬と総合感冒薬を足した中身ですから、私の言う鼻炎でもお客様の言うカゼ症状でもどちらでも良く効きますよ」とお勧めすれば良い訳です。以上より、まずは症状判断の為に病気を勉強しましょう。  次に成分についての勉強ですね。病気の知識がしっかりあって症状判断が出来てどんな成分を使えば良くなるかが解っても、何にどんな成分が入っているか解らなかったらパッケージの裏面を見て成分を確認しながら探す事になってしまいます。こんな状態ではお客様は「あの販売員本当に解っているの???」なんて不安を持たれるかもしれません。ですから何にどんな成分が入っているかは把握しましょう。それと成分それぞれの作用・副作用も勉強しましょう。これは医療用の医薬品集で勉強すると良いですね。  お客様と色々お話している中で「私、緑内障なのよ」とか「前立腺の治療しているんだけど」等既往症の事を言われる事が有ります。例えばこれらの症状の場合、一部の抗ヒスタミン剤で症状悪化する可能性もある訳で、この場合例えばカゼ症状では抗ヒスタミン剤の入ってないお薬(例えば漢方薬等)をお勧めすれば良い訳です。まあOTCに配合されている位の量だったら問題ないと言う考えも有りますが、既往症の程度が解らない以上注意した方が良いでしょう。  店頭で症状判断が付き易いのが皮膚病です。これは皮膚科医でもまずは見た目で判断から始まるからです。症状判断が付けば使うお薬は決るのも皮膚病の特長です。皮膚病の場合で患部がジュクジュクしている場合患部を乾燥させると言う鉄則が有りますから、単に患部がびらんしているから軟膏とは行かない場合が有ります。この場合は吸水性の有る基材を使うと良いですね。この様に基材の選択をきちんとする事だけでも症状改善が起こる場合や弱い成分でも効き目を良く出させる事が有ります。こう言う基材についてまでは製品パッケージにも記載がない物がほとんどですから、メーカーの学術に問い合わせて確認するといいでしょう。  以上より、病状の判断の為の病気の勉強と成分の勉強をされると良いと私は考えます。  病気の勉強には各出版社から出されている「家庭の医学」が良いでしょうね。製品の成分に付いては例えば「一般薬 日本医薬品集」等のOTCの医薬品集と「治療薬マニュアル」等の医療用医薬品の医薬品集が良いでしょう。  色々書きましたが、お解りになりましたでしょうか???何か有りましたら、また質問して下さい。

no-no-plan
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。sionn123さんには別の質問でもお世話になりました。けど、今回の解答も大変参考になりました。やはり家庭の医学あたりから入ったほうが良いかな?と思いました。けど、この「皮膚病の場合で患部がジュクジュクしている場合患部を乾燥させると言う鉄則が有りますから、単に患部がびらんしているから軟膏とは行かない場合が有ります。この場合は吸水性の有る基材を使うと良い」というような知識はどこで覚えられたのでしょうか?経験ですか?それとも本ですか?本でしたらその題名、教えていただきたいと思います。僕が勉強したいOTCの知識は、このような知識とそれに適したOTCの名前なのです。

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.2

OTCの勉強はどういう事を勉強したいのかわかりませんが,OTCの基本を勉強するなら,「医薬品製造販売指針2005」(株)じほう がいいでしょう.(9000円) 勿論医療用も記載されております. いっその事,OTCを扱っている製薬メーカーの開発関係に就職したら如何でしょう.ドラッグストアよりは相当給料もいいですし.ただ,研修で利益の高いものから売るという事はないでしょう.こればっかりやっていたらお客さんは来なくなります.

no-no-plan
質問者

お礼

ありがとうございます。私が勉強したいと考えるのは、薬剤師として、お客さんに薬(OTC)を推薦できるようになれる知識です。「医薬品製造販売指針2005」、参考にしたいと思います。

  • RMT
  • ベストアンサー率62% (69/110)
回答No.1

病院→調剤→調剤併設ドラッグ(小規模チェーン)→調剤、と渡り歩いた薬剤師です。 OTCの何を勉強なさりたいのかよくわかりませんが、私の認識は「とにかく、どっちも薬」ですから、後は配合成分・処方の違いだと思っています。ちなみに、私のいたドラッグチェーンでは特にOTCの研修とかはありませんでした。(既に年食ってたから、一応のことは知ってるだろうと思われたんでしょう) また、最近はスイッチOTCが増える一方で、ダイレクトOTCもありますから、医療用医薬品と同様の知識や情報収集技術が役立つのではないかと思います。 私個人がOTCの情報源としているのは、日本大衆薬工業協会のサイト「上手なセルフメディケーション」です。ただし、会員企業の製品についての情報しかありませんが。

参考URL:
http://www.jsmi.jp/
no-no-plan
質問者

お礼

私が勉強したいと考えるのは、薬剤師として、お客さんに薬(OTC)を推薦できるようになれる知識です。上手なセルフメディケーションですね。ありがとうございます。今度、見てみようと思います。

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