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バラストレス水銀灯の内部構造
バラストレス、水銀灯(BHF100-110V160W)を 使っているのですが、20Aスケールの電流計で 測定したところ、水銀灯の放電が始まっても、 電流の変化が見受けられませんでした。 (スケールが多きすぎたため?) 別質問で、安定器タイプの水銀灯については教えて頂きました。 そこで、おしえて頂きたいのですが、 バラストレスの水銀灯はどのようになっているのですか? 直列で、フィラメントと、放電管が繋がっているのか? バイメタルらしきものが付いている理由など、 おしえて頂きたいです。よろしくお願いします。
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安定器の働きをするバラストフィラメントが放電電極に直列になっています。 安定器が不要ですので感単に設置できますが発光効率が悪く明るさは、同じワット数の安定器必要品の半分くらいでしょう。 光の性質が水銀灯の光とフィラメントの白熱光との合成ですので柔らかで、少しは人にやさしい感じです。とはいえ、紫外線はでていますから、近くで直視しないようにしてください。 バラストの働きですが、一般にフィラメントは、抵抗ですが、その温度に依存して抵抗値が変化します。 温度が高いほど抵抗値が高くなり、温度が低いときから高くなるまでには100倍以上も変化します。 自身に流れる電流で温度が上昇しますから、電流が流れるほど温度が上がり電流が流れにくくなる、定電流的な性質と言えるでしょう。 つまり電流安定器として働きます。 この性質と放電電流の負特性の性質をうまく組み合わせて外部バラストを不要にしています。安定するまで多少時間は、掛かります。 バイメタルらしき物ですが、あるとしますと、これは、推定ですが、点灯後一旦消灯しますと再点灯するには、温度がある程度冷えないと再放電は不安定になりますので、その間の点灯を制限しているのではないかと思います。 または、なんらかの安全上の配慮か分りません。
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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「バラストレス水銀灯蛍光型」 ●http://dmedia.mew.co.jp/Ebox/akarihakase/lamps/hid_12.html (HID光源) この「バラストフィラメント」の構造が分かれば良いのですが・・・? ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。
お礼
前回に続き今回もありがとうございました。 電流計の数値の謎も、バイメタルの意味も ご回答のお陰で、解決しました。 温度が下がらないと、再放電が安定しないと、 かなり的をついたご解答もありがとうございました。