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HIDヘッドライトのバーナーとバラストの組み合わせ

たとえば、よくある35Wタイプと55Wタイプで、組み合わせると、 1.バラスト55W+バーナー55W 2.バラスト55W+バーナー35W 3.バラスト35W+バーナー55W 4.バラスト35W+バーナー35W の4種類です。 1と4は当たり前の組み合わせで、3は定格以上の電流が流れるので当然ダメ、 問題は2の場合です。 当然明るさは35Wとなりますが、4と比べて、電源の安定度が上がるように思うのです。 バラストの設計電力が大きい分、余裕を持って駆動できるはずなので、そう思ったしだいです。 この考えは間違っていますか? 2と4では何か違い、不都合がありますか? 宜しくお願いします。

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  • fxq11011
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回答No.2

HIDに限りません、放電灯の特徴の一つ、負性抵抗。 フィラメント等の金属は温度が上がると抵抗も大きくなります、放電灯は点灯前の抵抗が最大で、点灯後急激に抵抗が小さくなります、だからバラストが必要なのです。 蛍光灯にも安定器と称するバラストが付いています。 バラストの役目は電流を制限することです、実際のバラストには定格の電源発生回路、点灯開始用の超高圧パルス発生回路が同時に組み込まれています。 例 定格電圧100Vに例えると。 55Wバラストは0.55Aに電流を制限します、35Wバラストは0.35Aに制限します。 2の場合、35W(定格0.35A)、のところ0.55Aまでは電流制限しません。 即破壊することはなくても、過電流となり、明るさは倍増するとともに、高熱を発生、当然寿命は短くなります。 オームの法則では、電圧・電流・抵抗がそれぞれ単独で変化することはありません、どれか一つの値を変えると、他のいずれかの値が必ず変わります。 >当然明るさは35Wとなりますが、4と比べて、電源の安定度が上がるように思うのです 消費電力は55Wになります(バラストで電流制限されそれ以上になりません)、フィラメント等負性抵抗でない物なら自身の抵抗で電流を制限しますが、負性抵抗は温度が上がればどんどん抵抗が低くなり、どんどん電流が大きくなります、だからバラストが必要なのです。

betanm
質問者

お礼

なるほど!HIDは放電管だからそのようになるのですね。 大変勉強になりました。 わかりやすい説明、ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • fxq11011
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回答No.3

念のため追記。 >、3は定格以上の電流が流れるので当然ダメ とんでもない、定格以下の電流に制限されるため、本来の明るさは得られません、もちろん定格以下の使用なので破壊することもありません。 直径35センチのパイプの先に、直径55センチのパイプつないで水を流しても、水の量は35センチパイプで制限されて変わりませんね。

betanm
質問者

お礼

そこが電球と違う点なんですね、よく解りました。 ありがとうございます。

  • ANACOSTIA
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回答No.1

35Wのバラストは、どんなバーナーを繋いでもバーナーが35Wを消費するように電圧を制御します。 55Wのバラストは、どんなバーナーを繋いでもバーナーが55Wを消費するように電圧を制御します。 ですから2.の場合は35W定格のバーナーが55Wで駆動されることになり、当然明るくなりますが、色が変化し、寿命も短くなります。 また3.の場合は、55W定格のバーナーが35Wで駆動されることになり、本来の55Wとしての明るさはありませんし、色も変化します。 ここら辺が、電球の時と違うところです。 というわけで、 >3は定格以上の電流が流れるので当然ダメ、 >問題は2の場合です。 >当然明るさは35Wとなりますが、4と比べて、電源の安定度が上がるように思うのです。 >バラストの設計電力が大きい分、余裕を持って駆動できるはずなので、そう思ったしだいです。 >この考えは間違っていますか? は全て間違っています。

betanm
質問者

お礼

通常の電球とは違うんですね。 やっと理解できました。 ご回答、ありがとうございます。