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血液型占いは生物学的にどうでしょうか?
血液型と性格の関係はあるのでしょうか? 例えば血液型を決める遺伝子と、性格に影響を及ぼす遺伝子が ペアになって同じ染色体上にあったと考えると血液型と、 性格はなにか相関関係が有ってもよさそうな気もします。 例(A型、神経質) (B型、明るい) (O型、おおらか) 血液型A型の遺伝子には神経質の遺伝子、B型には、性格が明るくなる遺伝子、O型には、おおらかになる遺伝子、 といった具合に各種血液型の遺伝子にはそれぞれ性格に影響を及ぼすような遺伝子がペアになっているとすればどうでしょうか?伴性遺伝のように。 実際のところはどうなんでしょう?よろしくお願いいたします。
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血液型と性格の関係には科学的な根拠はありません。 また、統計的にも何度も調査され、いずれも否定的な結果しか出ていません。 http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/Blood.html http://www1.doshisha.ac.jp/~yshibana/etc/blood/archive/index.html http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/index.html >同じ染色体上にあったと考えると血液型と 同じ染色体上にあっただけでは駄目です。細胞が減数分裂するときに遺伝子の乗り換えが起こるため、同じ染色体上にあっても基本的にはバラバラに遺伝します。 中には連鎖といって他の遺伝子に引きずられる遺伝子もありますが、かなり近い位置にないと起こりません(近ければ必ず起こるものでもありません)。 性格を決定する遺伝子は見つかってませんし、統計的にもなさそうです。 遺伝子ではなく血液型が直接影響を与えるという意見もありますが、血液型の違いは糖鎖の差だけでその糖鎖は血液脳関門を越えず、脳神経細胞には作用しません。 性格というのは大脳新皮質の働きなので、少なくとも糖鎖つまり血液型が性格と関係してるということはありえません。 あと、竹内久美子氏の著書には突っ込みどころ満載ですのでお読みになる時にはそこら辺を考慮してお読みください。 http://www.post1.com/home/hiyori13/takarajima/takeuchi.html http://www1.doshisha.ac.jp/~yshibana/etc/blood/archive/takeuchi.htm http://www.ne.jp/asahi/miyano/miyano/trash/symmetry.htm
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性格と血液型には関連性がない。 性格や心は脳の活動/振る舞いであることから、血液型との関係付ける要素は極めて少ないといえるでしょ。 性格と血液型の関連性について歴史的には、古川竹二の考察/研究に始まって古川竹二自身による関連性の否定で終わっています。 また、性格と血液型の関連性の情報をテレビや雑誌などで提示されると、「そうしないとならない」とか「そうなりたい」みたいな方向で「性格と血液型の関連性が自己成就」していくことは十分考えられます。
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お返事ありがとうございます。 >性格と血液型の関連性の情報をテレビや雑誌などで提示されると、「そうしないとならない」とか「そうなりたい」みたいな方向で「性格と血液型の関連性が自己成就」していくことは十分考えられます。 そういう事は有るかもしれないですね。 ありがとうございました。
- bigskull2
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- bigskull2
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似たようなことを質問して調べたことがあるのですが、ABOFANというサイトが医学論文を持ち出して連鎖不均衡で・・・みたいなことを言っていたみたいですが、 その反証として染色体地図ではABO式血液型の遺伝子の近くに、そのような遺伝子は無いということ記述していたサイトがあります。 もう一度見つけたらそのサイトを引っ張ってきます・・・と思ったらすぐに見つかりました。これです。 http://www.meken.med.kyushu-u.ac.jp/~tosakai/BloodDBH.html 肯定論者はどうしてそんなに無理やり肯定しようとするんだろうなと思う次第です。「バンド心性」というやつですかね。
お礼
面白うなサイトを紹介していただきありがとうございます。 後ほどゆっくり読んでみます。 ありがとうございました。
No7です。 実際の所、人の性格って「4種類で分けられますか?」 4種類(+α)しかなかったら人付き合い非常に楽です。 前にも書いたとおり産まれてからの生活環境で人の性格って結構変わります。 又「竹内久美子氏」の著書は「トンデモ本」に入っている位飛躍した結論等つっこみどころ満載です。 眉につばを付けて読んで下さい。 何の本でもそうですが、1冊だけで判断すると間違えの元です。 複数の肯定本、否定本合わせて読んで自分で判断して下さいね。
お礼
2度目のお返事ありがとうございます。 人の性格は非情に複雑ですね。 人は生まれてからの環境により性格が変わってゆくのでしょうね。 私もそう思います。 竹内氏の本だけでなく色々読んでみたいと思います。 ありがとうございました。
ちょうど、こんな本を最近読んだところです。 『「心理テスト」はウソでした。』村上宣寛著 日経BP社 この本、目からウロコです。第1章では、血液型と性格に相関が無いことが統計学的に明々白々であることをものの見事に証明しています。第2章では、どうしてこんなインチキにみんなが簡単に騙されるのかを解説しています。 こんな誤った迷信が至る所で差別や人権侵害をもたらしてさえいる事態には、まっとうな心理学者たちは対策を真剣に議論しているそうです。 血液型で人を決めつけるのはれっきとした差別です。日本人は何かにかこつけて人を差別したがるようですね。カルト信者を世間は奇異の目で見ますが、血液型の迷信を信じる人間も全く同レベルです。 第一、根拠は何ですか? 根拠も示していないような仮説を信じてはいけません。 テレビとかでやっているからといって安易に鵜呑みにしないでください。科学者の目から見ると、テレビはウソばっかり言ってますよ。
お礼
お返事ありがとうございます。 『「心理テスト」はウソでした。』村上宣寛著 日経BP社 面白そうな本を紹介していただいてありがとうございます。 是非読んでみようと思います。 ありがとうございます。
- zzzZOO
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血液型と性格には明確な関連性はないと思います。 ただ、両親がA型であればA型の子が生まれやすくなるでしょうから、神経質な気質は受け継がれるかもしれません。 しかし、それは血液型の影響ではなく、育った環境だと思います。 自分はずぼらで鈍感なAなので。そういう両親の元で育ちました。 自分の血液型を知らない人があまりいないので、話のネタに重宝するとは思います。 初対面の人との会話に詰まったとき、相手が見てるかどうかもわからないドラマの話をするよりかは、差し障りないネタになるんではないでしょうか?
お礼
お返事ありがとうございます。 つまり、性格は後天的な影響により形成されてゆくもので、 血液型の影響ではないという事ですね。 ありがとうございました。
- daidou
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血液型の違いは遺伝子の違いに起因するものですから、それぞれの血液型ごとに異なる形質の傾向が出てきても不思議ではないと思います。 ただし、それが世に言う血液型占いのように、はっきりとした性格の違いとして発現するという事には疑問を感じます。 その人の生活環境や現在までの経験による性格形成のほうがより大きく作用するのではないでしょうか? 血液型の違いによる基本形質の違いにはある程度傾向が見られが、その差異は以後の生活様式や経験によって埋没してしまう程度に過ぎない。ということですね。
お礼
お返事ありがとうございます。 >血液型の違いによる基本形質の違いにはある程度傾向が見られが、その差異は以後の生活様式や経験によって埋没してしまう程度に過ぎない。ということですね。 つまり、血液型による性格の影響<<後天的な性格形勢 という事ですね。ありがとうございました。
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竹内 久美子, 「小さな悪魔の背中の窪み―血液型・病気・恋愛の真実」, 新潮文庫 をアマゾンで確認してみました。 このレビュー http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101238138/250-2698061-2901849#product-details には、 「・・・。このような説明方略を用いておれば,何とでも言えそうである。・・・。およそ理科系らしくない推論である。」 「毎回はなしを飛躍させすぎていて「本当か?」と、疑いたくなる時があります。直感だけではなしを進めているような部分もあり・・・。」 というようなコメント(抜き出し)もあります。 プロセスがどうであれ、結果に差を見いだせないのだから、そのプロセスで使っている論理は間違いではないのかなあ。
お礼
お返事ありがとうございました。 リンク先のレビューを読ませていただきました。 皆さんこの著書には厳しい意見を書き込まれておりますね。 どのような本を書くと、レビューでこんなに言われてしまうのか ちょっと本題とは別の興味もわいてきました。 ありがとうございました。
- overthisgraysky
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血液型の遺伝子と性格の遺伝子が連鎖しているのではないか、という質問でしょうか? 神経質・明るい・おおらかの遺伝子が別々の遺伝子を仮定しているのか、複対立遺伝子を仮定しているのかはわかりませんが、いずれにしても遺伝子の間の組み換え率は一般に遺伝子の種類には左右されないので、A型・B型・O型のそれぞれの人が、神経質・明るい・おおらかの遺伝子を持つ可能性は、連鎖していてもしていなくても同じになります。 もしも、A型と神経質の遺伝子が連鎖していて、A型で神経質の遺伝子を持っていない人がほとんど死んでしまったということがあれば、数世代はA型と神経質の両方を持つ割合が高い可能性はあると思いますが、そういうことも日本の歴史では起こっていません。 血液型占いも遊びのうちならいいのですが、「B型の人はみんな死んで欲しい」みたいな書き込みを見ると、こんな占いはなくなった方がいいとも思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 >遺伝子の間の組み換え率は一般に遺伝子の種類には左右されないので つまり、遺伝子が連鎖していても、一定の割合で組み替えがおきるので いずれ、均等にばらついてしまうという事でしょうか? そうかんがえると私の考えは甘かったという事になりますね。 ありがとうございました。
- arakororin
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No7-No9の回答者の言うように最初は根拠の無いデマから始まったことなのかもしれません。「心理学的」には否定されているようです。しかし、生物学的にはその限りではありません。 動物行動学博士の竹内久美子氏は著書で血液型と性格の関係についてその可能性をまじめに考察しています。著書名は忘れました。調べましたら「小さな悪魔の背中の窪み」がヒットしました。(私はそんなタイトルのホンはよんだ覚えはありませんが…) この人の本は何を読んでも面白いので、ぜひ一読されることをお勧めします。 内容は…簡単に言いますと、まず血液型によって体質が大きく異なることが実証されているのですが、その結果生活行動様式に変化を与えている可能性を強調しているという感じです。 この一文だけでは伝わらないと思いますので、本を読んでほしいです。 この説とは無関係の私個人の意見ですが、血液型によって血中成分の組成が大きく異なっていることは厳然たる事実です。また、その結果体質が異なることも厳然たる事実です。にもかかわらず、その血中成分の相違が脳に与える影響が皆無であるということは科学的には考えられません。 その「性格」にダイレクトに与える割合がどの程度かという影響の大小の問題だけだと思います。 結論を言いますと、影響があるとも無いとも実証はできていないが、私はあると思う。と、あるといっている生物学者もいるよ、という感じです。どうでしょ?
お礼
お返事ありがとうございます。 竹内久美子氏の著書は未だ読んだ事が有りません。これを機会に読んでみようかな? >血液型によって血中成分の組成が大きく異なっていることは厳然たる事実です。 おーそんなんでうすか、興味深い情報をありがとうございます。 血液の組成が血液型により、大きく異なるなら、性格が変わってもよさそうですね。 竹内氏の本は読んでみたくなりました。
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お礼
お返事ありがとうございます。 なかなか、頭の悪い私にも説得力のあり、わかりやすい解説でした。 同じ染色体上に血液型のと、性格に関する遺伝子が乗っていたとしても 組み換えが起こるので、みんなバラバラに遺伝してしまうのですね。 また、血液の成分の違いは糖鎖の差だけで、等差は大脳新皮質とどかないので影響を及ぼす事は無いのですね。 紹介していただいたサイトは読み応えがありそうですね。 これからゆっくり読ませてもらおうと思います。 ありがとうございました。 竹内久美子氏は色々言われてますね。読んでみたくなりました。