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ラッセルの鉄則
岩崎元郎氏によると、「最大傾斜線に沿って真っ直ぐ進む」のがやぶこぎとラッセルの鉄則だとのことですが、「最大傾斜線に沿って真っ直ぐ進む」とはどういうことでしょうか?また、どのような理由でしょうか?
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>トラバースによる雪崩誘発を回避するために尾根を直登する。最短距離をとるために最大傾斜線を進むが、最短距離にこだわらなければ最大傾斜は必須ではない、ということでしょうか? なにか、文章の読解力が必要な・・・。(^^ ラッセルで「最短距離に拘らない」なんて、余程体力が有り余っている人以外には考えませんよ。 判断には、その場の地形・雪質・気象条件など諸々の条件が加わります。 斜面においてはトラバース気味に登るより直線的に登る方が滑落などの危険性も少なくなるでしょう。 安全面・体力面からも的を得ている表現かと思います。 後は現地での状況判断が加わります。
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- yan2014
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>ところで、最大傾斜線というのは何故でしょうか? >最大傾斜ということは雪崩の可能性が高くなるのではないでしょうか? 質問者様はどのような地形を想定しているのでしょうか? 雪山登山の場合、先の回答にも書いた通りスキー場のゲレンデのような雪崩の危険性の大きいところはルートに使いません。 このようなところは斜面と言われる通り「面」ですね。 通常は尾根を登ります。 尾根は上記斜面に対し「線」です。 樹林帯のような雪崩の危険性の少ない斜面をラッセルして登るようなところもありますが、最短距離で尾根に出るということもあることから岩崎氏が分かり安く質問のような表現を使ったと想像します。 岩崎氏の言葉の前に、雪崩の危険性のある地形には踏み込まないという大前提があります。 (これは気象条件なども関係してきます) 百聞は一見にしかず、雪山でラッセルを経験すると分かりますよ。 でも、真っ直ぐは進めない場合が結構ありますね。 特にやぶこぎ(藪漕ぎ)。 (^^
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 トラバースによる雪崩誘発を回避するために尾根を直登する。最短距離をとるために最大傾斜線を進むが、最短距離にこだわらなければ最大傾斜は必須ではない、ということでしょうか?
- yan2014
- ベストアンサー率39% (414/1046)
「最大傾斜線に沿って真っ直ぐ進む」=最短距離となります。 やぶこぎもラッセルも経験すると分かりますが非常に体力を消耗します。 体力の消耗を最小限に押さえるために鉄則と言っていると思います。 確かに雪面でのトラバースによる雪崩誘発の危険性はありますが、それ以前にそのような雪面には踏み込まないことが雪山での登山常識です。 (冬季ルートもそのようなところを選択されています) ただ、やぶこぎの場合は無闇に直進することも考えもの。状況に応じて藪の薄いところ進みます。 原則的には迷わないため、体力消耗を少なくするために、「最大傾斜線に沿って真っ直ぐ進む」となりますが・・・。 ラッセルでもルート上の樹林などで蛇行は生じます。 とにかく、やぶこぎやラッセルを強いられた登山は厳しいものとなります、体力の消耗を最小限に押さえる行動が大事かと思います。
お礼
ありがとうございました。 ところで、最大傾斜線というのは何故でしょうか? 最大傾斜ということは雪崩の可能性が高くなるのではないでしょうか?
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
直登。つまり山頂に向かって真っ直ぐ登る事です。 雪山でトラバースなどしたら雪崩を誘発する恐れがあるからです。 やぶこぎの場合は目標を設定して迷わないようにする為です。
お礼
簡潔にして分かりやすい説明です。ありがとうございました。
お礼
確かにそうですね。 お付き合いいただきありがとうございました。