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ラッセル車

子供の時からラッセル車が好きでした。 特に単線用の黒いラッセル車が好きだったのですが あのラッセル車、最初は蒸気機関車が押していたような 気がします。 このとき運転はどしたのでしょうか? ラッセル車で運転する。 ラッセル車から、電話で機関車にお願いして速度コントロール 等をする。 無線でお願いする。 テレメータのような指示装置があってそれに従って運転する。 現在は、ディーゼル機関車が押しています。 この時の運転はどうやっているのでしょうか?

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  • PAP
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回答No.2

ラッセル車、ロータリー車、マックレー車、これらの黒い除雪車たちは自走できません。そのため、除雪の時は蒸気機関車のお世話になっていました。 蒸気機関車は自分の運転台以外の所から遠隔で運転することができませんので、ラッセル車との汽笛のやりとりで運転していました。汽笛の長短や鳴らす回数の組み合わせでモールス信号のようにそれぞれの意味が決まっています。この方法はラッセルとSLに限らず、SLの重連運転の場合も本務機と補機の間で汽笛を使ったやりとりをして足並みをそろえていました。現在でもSL列車の運転でディーゼル機関車などが補機として付く場合には、このような汽笛のやりとりを行っていますので、乗車する機会があれば注意して聞いてみるのも面白いかも知れません。 当然、無線を使った交信をする場合もありますが、運転に必要な合図自体は複雑ではありませんので、汽笛の方が即座に対応できて確実なんでしょう。 現在、黒いラッセル車はJR線上から姿を消しました。現在のディーゼルタイプはラッセルヘッドなどと機関車の間に制御線をつないで遠隔で運転できるようになっていますから、そちらの運転台で運転できます。寝台特急北斗星を牽引しているDD51もこのような機能を持っていますから、重連でも前のDLだけで運転すれば後のDLも自動的に足並みがそろいます。1人の運転手でたくさんのモーターを一括で制御する電車みたいな感じですね。黒いラッセル車とDLの組み合わせでは、SLと同様汽笛を使っていました。 蛇足:ラッセル車はその羽で雪を左右に押しやります。しかし、雪の量が多いとラッセル車が押しやった雪の壁が左右に高くなってしまい、この雪の壁の抵抗でラッセルが雪を押しやれなくなってしまいます。 この時登場するのがキマロキ編成です。これは機関車+マックレー車+ロータリー車+機関車の編成です。先頭が機関車ですので、除雪が必要な場合はロキ(ロータリー車+機関車)を先行させます。マックレー車の羽で左右の雪の壁を削り、それを後続のロータリー車で吹き飛ばします。こうすると左右に雪を押やるスペースができますから、またしばらくはラッセルできるわけです。このキマロキなども汽笛で合図をしながら運転していました。

choujyasan
質問者

お礼

PAPさん丁寧な回答ありがとうございました。長短の汽笛の組み合わせの合図なんですね。一回聞いてみたい気がします。

その他の回答 (2)

noname#40123
noname#40123
回答No.3

ラッセル車ですが、あれは自走できません。ですから、機関車で押す事になります。 それで、機関車の方からエアを送ってもらって、いろいろな装置を動かしていました。 車内には、ストーブも装備されています。 今でも、弘南鉄道や小坂鉄道で使っているのですが、確か電話も使って速度の調整等もしていたと思いました。 雪の降る前には、試運転をしています。ラッセル車で制御するのは、ウイングです。 念のために、ブレーキも装備はしています。 国鉄型のラッセル車(DE15)は、ラッセル車の部分に運転装置があって、それでウイングの操作と運転をしています。 それも、雪が降る前に試運転や運転の講習会を運転所でしていています。 試運転のニュースを、地元のニュース番組で放送してます。

choujyasan
質問者

お礼

yoshi-tohokさん回答ありがとうございました。最新型は電話でも速度調整ができるんですね。 自分で見たことはないのですが、ラッセル車にはとっても懐かしいものを感じます。

回答No.1

質問者さんこんにちは > あのラッセル車、最初は蒸気機関車が押していたような気がします。 蒸気機関車が押しています。 > このとき運転はどしたのでしょうか? ラッセル車には(保線係員)(運転(機関)士(ただし、監視とブレーキのみ)操作)が乗っていて、蒸気機関車は加速とブレーキ両方操作 だと思います。ラッセル車は動力がないので押してもらうだけ。 合図はラッセル車の汽笛と蒸気機関車の汽笛。 主に運転は蒸気機関車が掌り、緊急の停車時のみラッセル車がブレーキ弁を操作(減圧するだけですから)。あわせて緊急停止時の合図を汽笛で蒸気機関車の機関士に知らせ、加速をやめてもらう。 ラッセル車に乗り込む運転士(機関士)と蒸気機関車の機関士は当然運転している路線を熟知しているわけで、蒸気機関車側の機関士はある程度先の見えない状況でも、加速減速くらいはできたかと思います。 ここまでは無線がなかった時代。 トランシーバーなどの無線が導入されると、無線でラッセル車と機関車側は会話していたかもしれません。 現在のディーゼル機関車DE15、DD16が押すラッセル車(ヘッド)ですが、ラッセル(ヘッド)車にも運転機器があり、遠隔操作で機関車に加速減速のコントロールができる様になっています。 これは総括制御のケーブルに繋げばよいだけですから、構造的にさほど難しいことではないと思います。 ちなみに蒸気機関車時代のロータリー車もボイラー、炭水車を持っていますが、ロータリーを蒸気動力で回転させるだけで、自走はできず、これも蒸気機関車で押してもらっています。

choujyasan
質問者

お礼

TOSHIZOU365さん回答ありがとうございました。 なるほど汽笛なら電池がなくなったりする無線よりも確実ですね。やっと疑問が解けました。

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