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消防車が入れないような狭い路地での消防活動について。
東京に来て、ちょっと裏道に入ると普通車が通れないほど路地が狭く、それでも家がひしめき合ってるのを見ながら思ったのですが、こーいった狭い路地でもし大規模な火災が起こったら、どーやって消火活動をするのでしょうか? 恐らく消防車が入れる限界まで行って、あとはホースを伸ばして対応するのでしょうが、あんまりホースを伸ばすと水の勢いは相当落ちるので、例えば高い位置(5Fとか10Fとか)での火災には対応できないように思います。 消防車が狭くて入れず、水の勢いも確保できない場合、学校のプールとか防火水槽とゆー表記をたまに見かけますが、そーいったトコから給水したりするんでしょうか? ってゆーか、そもそも防火水槽ってなんでしょう? そうすると、消防車が撒くのは消火器に入ってるよーな特殊な消火剤みたいなものが入った水だと思うのですが、防火水槽から散水を確保する場合、そういった特殊な薬品をそこに入れて対応するのでしょうか? 素人でも分かりやすい回答がいただけると有り難いです。 また、消防活動について全く分かっていないので、例えばそーいった狭い路地では建築法とかで○F以上の建物は建てられないようになってるから大丈夫とか、半径○メートル以内に防火水槽なるものが確保できるように自治体の法律で決まってるとかって視点からのお答えも大歓迎です。
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友人の消防官に確認しました。 消防車が入っていけない路地などには、消防車の後部に積載してあるホースカーなるものを使用するとのことです。ホースカーの中には、20mホース大よそ8-14本=160mから280mまで対応できるホースがいつでも伸ばせるように積載してあるとのことです。 通常消火栓は、「消防水利の基準」によって140mに1個位は配置目標にするように定められています。 かといって、消火栓などに全部頼ってしまうと、水道管の故障などが発生してしまうと消火活動ができなくなる恐れが発生するために、防火水槽なるものが設置されています。 防火水槽でも、耐震性の防火水槽。非耐震の防火水槽があります。 もちろん耐震の防火水槽のほうが地震等の際に強いといわれ普及が進んでおります。 地震等で、消火栓、防火水槽が使用できなくなった場合。 河川からの給水方法もあります。(特に大震災時に火災現場まで遠い場合は、消防車からホースを伸ばして他の消防車まで、何台もつなげて送水する方法もあります。(阪神淡路大震災時にその様な活動をしていまた消防車もあります。) また、東京消防庁の場合は、消防車(タンク付き)初めから水のほかに界面活性剤を混ぜて入れてあると言う話を聞いた事があります。 (水の消火効果を最大限に引き出すために浸透性を高める。)
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- issaku
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ホースの延長が長くなる場合や高い位置へ送水する場合は、小型動力ポンプを間に入れて中継することがあります。 都会の路地に限らず、水利の限られた山火事などでもよく使われる方法です。
お礼
なるほどですね。 街中よりも山火事の方が消火活動難しそうですし、日本の国土は7割くらい山ですものね。 高いとこ、狭いとこは想定内で装備してるのですね。 ご回答いただきありがとーございました。
- nm_911
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文字化けしてしまいました。 40㎥ と書いてあるところは、 40立方メートルです。(^.^)/どもども
お礼
補足ありがとーございます。
- nm_911
- ベストアンサー率26% (6/23)
こんにちわ。再度の回答すみません。 280mほどホースを伸ばしても大して平坦な地であれば問題ないといっていました。 ただし、高さ40mのところまでホースもってくと、10mにつき、0.1MP(メガパスカル)圧力が低下するようです。 大体消防車のホースは1.6MPまで圧力に対応できますのでその範囲内まででしたらさほど問題ないかと思います。 また、#4番の方が40㎥は10分程度で放水完了してしまうとのことですが、友人の話によると、常備消防組織は、消防車両から65mmホースをホースカーで伸ばして分岐と言うものを接続します。そこから50mmホースを2線だして1放水2面防御という体制を作り、大体2口で延焼建物の包囲体系をつくって火勢に勝っているならば、攻勢防御で火災の一挙鎮圧を目指します。 一方、火勢に負けている場合は、守勢防御と言う体系を作り、他の建物の延焼防止に努めます。 消防車両から出すホースの口数(放水数)にもよりますが、大抵1つの消防車からは2口-4口(50mmホース)しか出しません。よって10分は少し早いですね。40㎥=40000リットル(消防車26.6台分=1台の普通消防タンク車に1500リットルとして計算)40㎥あれば、場合にもよりますが、家1軒もしくは2軒程度消せると言うことです。
お礼
再度のご回答ありがとーございます♪ 280mもホースを伸ばしても水圧が大丈夫ってのは、技術力の高さに恐縮します。 数字に弱いので単純計算しかできませんが、40m以上だと10mで0.1MP圧力が低下するなら、キャパ1.6MPで単純に200mの高さまではノープロってことですよね? 周りに狭い路地しかない最近流行のタワー型高層マンションなんかよっぽどの確率でもまずないでしょう(多分建築法あたりで規制されてて、建てることすら無理っぽいですよね)から、かなりの安全マージンをとった装備を日本の消防署は保有してるんですね。 説明が専門的で詳細は理解できませんが、要するにホースの直径によっても水圧は変わりますし、ホースカーを中継することで、ホースからの水の勢いがチョロチョロってことはまずないことが分かりました。 また、10分で40トンの水が枯渇してしまうこともないんですね。 とても詳しいご説明、ありがとーございました。
- th1212
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消火栓や防火水槽については、消防力の基準により設置が定められています。消火栓は管網であれば50ミリ、それ以外は100ミリの水道管に設置、地上に出ているものを地上式、地下にあるものを地下式と言います。普通は赤い色ですが、水源が違う場合A水系は水色、B水系は黄色と区別しているところもあります。防火水槽は、最低40トンの水量が確保されています(消防車が10分程度放水できる量)。そのほかに河川や池なども消防水利として指定しているところもあります、 建物については、床面積や規模によって消防法でそれぞれ最低の消防用設備等(自動火災報知器・屋内消火栓・消火器・誘導灯等・連結送水管)の設置を定めています。歌舞伎町の火災では設備が役に立たなかったように記憶しています。 小型動力消防ポンプというのもあります。 インパルス消火システムは、車両火災に効果があると聞きました、圧縮空気で水を吹き付けて消火する器具と。
お礼
東名阪に居住しましたが、水色や黄色の消火栓って見たことないです。地域によるのかな? 防火水槽に40トンの水が確保されてても、10分くらいで撒き終わっちゃうんですね~。すげーな、消防車。 インパルスは、紹介HP見ましたが、1点集中って感じで、たしかに車両火災とか効果を発揮しそうですね。 ご回答ありがとーございました。
- Reiher
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一応、こういうものもあります。 インパルス消火システム http://public.sakura-rubber.co.jp/fire/chapter02/2-01.htm ただ、消火活動がろくに出来ない、という状況は結構ありますね。 法律って皆が守っている訳でもないですし。
お礼
ご回答ありがとーございます。 インパルスってかっちょえー名称ですね(≧▽≦) ろくすっぽ消火活動ができないのは困ります。 何かインフラに不備のある問題事例が起これば、行政も対応するのかも知れませんね。
- char2nd
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消防車は通常だと道路に設置されている消火栓にホースを繋いで消火に当たります。消火栓から出る水は、通常の水道水です(消火栓は水道管に取り付けてあります)。別に薬剤などは混ざっていません。 防火水槽やプールの水を使う場合は、ポンプ車を使います。ポンプ汲み上げて、その圧力で放水します。 消火栓は、消防法によりその設置間隔が定められています。防火水槽なども同様です。 消火栓は、一般的には道路に埋設されていて、鉄製の蓋がしてい在ります。又、そのすぐ近くに消火栓があることを示す表示板があります(これも消防法で定められています)。防火水槽も同様です。 消火栓に取り付けるホースは、直接放水する場合は100~120m位まで伸ばします。そのため、消火栓は大抵交差点などの、比較的大きめの水道管(通常は150mm以上)に設置されています。 防火水槽がなくても、近くに在る程度の水量が確保されている水路などが在れば、それも防火水源として扱われます。
お礼
ご回答ありがとーございます。 フツーの水で消火活動ってするんですね。 100~120mもホース伸ばしても、 水の勢いは変わらないんでしょうか?
お礼
「ホースカー」ってまた名前はまんまでカッコ悪いですけど、そこを中継して狭い路地などに対応する訳ですね、なるほど。 280mもホース伸ばしても水圧には問題ないんですかね? 消火栓は、140m毎に1個目標ですか。 たしかに街中では建物毎にあるんちゃう?ってくらいそこら中で見かけますよね。 住宅地では学校が恐らく一定間隔であるので、そのプールとかが防火水槽として活躍するんですね。 自然災害や有事の際には、ホースをジョイントして送水ですか。 ゆわれてみれば、阪神大震災のときそんな風景見たような見てないよーな。 消防官の方からの話とゆー、説得力のあるご回答ありがとーございました。