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冠詞

どこまでもつきまとう冠詞・・・。 今回はこんな文でつまずきました。 It takes time.「それは時間がかかる」 という文を見てIt takes long time.「それは長い時間がかかる」と書いてしまったわたしは、aが必要なことを考えても見ませんでした。 そう言えばfor a long timeですよね。 かといってIt takes a time.だとなんとなく不自然、やっぱりIt takes time.だ、という感覚的なところまでは来ているのですが、なぜaがいらないのかと聞かれると答えられません。 冠詞の本を見てもなかなか脱し切れません。 冠詞に強いお方、これは経験ですか? よりたくさんの文章に触れるしかないのでしょうか。 上記timeの説明、もしくは冠詞攻略法で何か良きアドバイスお願いします。

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  • ベストアンサー
  • emlak
  • ベストアンサー率73% (17/23)
回答No.1

極端なまでに簡素化して言えば、形容詞などの修飾語が付くと不定冠詞を取ります。ですからrainはa rainにはなりませんが、a long rain(長雨)のようになります。 これは修飾語を伴うことによって、なんらかしらの境界(もしくは始まりと終わり)の概念が生まれるからです。単に「雨」といった場合には、空から水滴が落ちてくる自然現象自体を指し、特に物理的にどこからどこまでの地域で降っているのかとか、時間的にいつからいつまで降るのかという境界を認識しません。しかしa long rainのように形容詞が付くことで、ただの現象というよりは、一度降り始めたら終わるまでが長いという「期間」の概念が付加されます。これによって雨の始まりと終わりという境界が定義されることになり、1回の雨の期間という解釈が行われます。 It takes time.の場合も同じで、無冠詞で使われているときには、抽象的に「時間」が必要だと言っています。これは逆に言えば必要なのは「お金」でも「努力」でも「才能」でもなく、「時間」なのだ、ということです。しかしIt takes a long time.というのは、時間は時間でも一度始まったら終わるまでが長くなくてはならない、そんな「一期間」が必要だということになるのです。

tonkichi-san
質問者

お礼

カンペキに分かりました。 どうもありがとうございます!

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回答No.2

アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 it takes timeのtimeは漠然とした時間、言い方を変えると、単位のない時間、単位がないということはaは付かないと言うことです。 しかた、it takes a long timeと言うのは、長い時間、と言うあいまいではあるけど、もう漠然とした時間ではなくなっているわけです。 その「ひとつ」の長い時間という塊、のことを言っているわけですから、a long timeと言う表現が使われていると「こじつける」ことができるわけです。 このこじつけを使って考えると、It's a fun time! とIt's fun time!の違いがわかりますね。 「さぁ、(終わりは残念ながらあるけど)楽しい時間が始まるよ」と「楽しい時間だぜ!・が来たぜ!」 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

tonkichi-san
質問者

お礼

理解しました! どうもありがとうございます、 fun time についてはそんな微妙な違いがあるのですね。やはり奥が深いですね。aは・・・。