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漢文で習った話(多分孔子)

こんばんは。昔漢文の授業で習った話を思い出せません。もう10年ほど思い出そうとしていますが、どうしても思い出せないので教えてください。 内容は、孔子の弟子がご飯を炊いた話です。弟子がご飯を炊いたところ、壁の土(壁についた炭かも)がご飯の上に落ちてしまいました。弟子はそのご飯をすくいましたが、炊きたてのご飯は1番に孔子に食べてもらうものなのです。 こんな話があったと思うのですが、本当に孔子の話なのかもわからず、この話が何を言おうとするものなのかも思い出せません。どなたかお願いします。

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noname#14272
noname#14272
回答No.2

【呂氏春秋】 巻17 「審分覧・任教」 孔子一行は諸国を巡遊し、陳と蔡の国境にやってきました。 乱世でどこもかしこも荒廃しており、道中すっかり疲れ果てた一行は 山菜などを食べて飢えを凌いでいました。 もう7日間も米粒ひとつ口にできず、やむなく昼間も横になって 空腹をこらえていたのでした。 翌朝、弟子の顔回は農民に懇願して米を恵んでもらうことができました。 そして一行の待つ山中に帰ると、早速火を起こして煮炊き始めました。 やがて、もうすぐ出来上がりという頃、顔回は鍋の蓋を取って手を突っ込み、 御飯をつまんで口に入れました。 高台の大樹の下で横たわりながらその様子を目にした孔子は 不愉快な気分になりましたが、見て見ぬふりをしていました。 さあ、炊き上がりました! 顔回は最初の一膳を孔子の元に運び、 「お召し上がりください。」と差し出しました。 ・・・孔子は考えました。 (顔回のやつ、さっきのつまみ食いをどう誤魔化すか、試してやろう。) 孔子 「先程、御先祖様が夢に現れましたよ。      まず、この炊き立ての白い御飯を神前にお供えしましょう。」 顔回 「そ、それはいけません! 私はうっかり御飯を汚してしまいました。      実は鍋の蓋を取った時、煤が御飯の上に舞い落ちてしまいました。      私はすぐにすくい取ったのですが、食物を捨てるのはいけないと      思い、それを口にしてしまったのです(>_<)」 ・・・孔子は深いため息をついて、弟子達に本心を打ち明けました。          「師匠の尊厳を傷付けられたとは何という誤解だったのでしょう。      自分の目で見たものこそ真実ですが、      今日のように見たもの全てが真実とは限りません。      心で善悪を見極めることは何と難しいことでしょう。      信頼する愛弟子の目も疑ってしまうとは。。。      苦しい状況の中とはいえ、恥ずかしい限りです。」

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質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。お礼が遅くなり、申し訳ありません。 そう!この話!あー、すっきりしました(^‐^)嬉しいです。他の孔子の話は覚えていないのに、この話は心に引っかかって、ずっと気になっていました。出典まで教えていただき、感謝感激です。 ありがとうございました。長年のモヤモヤが解消されました。

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その他の回答 (1)

回答No.1

私も、 顔回が孔子のために粥を炊いているとき、天井から粥の上に煤が落ちた。顔回はそれを食べてしまった。 ――という話を読んだ覚えがあります。 井上靖の「孔子」だったような気がします。今ちょうど手許に本が無いので確認できないのですが……。 記憶違いだったら申し訳ありません。

5ms
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。お礼が遅くなり、大変申し訳ありません。この話の内容はNo.2の回答者様が教えてくださいました。 「記憶違いだったら申し訳ありません」 いやいや、この話を覚えている方がおられただけでも嬉しいです。あまりに思い出せないため、私は勝手に物語を作ってしまったのかとも思ってました。 ありがとうございました。

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