妖怪について

質問

妖怪について詳しく知ることができる本を教えてください。
できればあんまり高価なものじゃないほうがいいです。

回答No.5

noname#126060 · ベストアンサー

妖怪研究を20年ほどしています。
初心者にもわかりやすく図版が多い基本的書籍としては、以下の本がまず必須です。

「図説・日本未確認生物事典」
笹間 良彦著/柏書房/1996.8/\2,854
「幻想動物事典」
草野巧著/新紀元社/1997.5/\2,625
「幻想世界の住人たち/日本編」
多田克巳/新紀元社/\1,748
「妖怪事典」
村上 健司編著/毎日新聞社/2000.4/\3,990

「幻想/日本編」は出版からかなり年数を経ており、御本人が「当時の研究では判明しなかったことがかなりあるので書き直したい」 と述べておられますが、基本的には間違っていませんし、かなり専門的な内容でありながら高校生程度でも読みやすい文体ですのでオススメです。
「妖怪事典」の方は、同名の辞典類の記述が系統的に整理されていないものが多いのを何とかしたいという趣旨で書かれた、決定版と言っても良い本です。

妖怪の研究が進んできたのは在野の研究者同士が情報交換するようになったここ数年です。
昔は時代によって妖怪や民間信仰などの常識とされている事も違っていましたし、地方によって伝承が変形していたりするので、手当たり次第断片的に読んでいるとわけが判らなくなってきたりします。

多田・村上両氏はその在野の研究者の代表格で、ここ10年の妖怪ブームの火付けとなった、作家・京極夏彦氏の“妖怪馬鹿なかま”です。(水木しげる御大ともよく交流されています)
角川書店「怪」サイトのリンク「妖怪ネットワーク」を御覧いただくと、在野研究の皆様の研究内容も知ることができます。妖怪について知りたいならまずこれを抜いては始まらない、というサイトですので、ぜひ御一見を。

http://www.kwai.org/

http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?kywd=%97d%89%F6+%8E%96%93T

参考URL：

http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?kywd=%97d%89%F6+%8E%96%93T

お礼

研究をしている方からアドバイスをいただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
どれも参考になりそうな本なので買ってみます。

回答No.4

tonkichifriend

これなんてたくさん載っていていいですよ～^^
写真か水木しげるさんの絵付で姿も分かって
特徴、出没地域などか明記されています。

でも絵が大きくはっきり載っているって言うより解説メインって感じですが、、、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048839268/ref=pd_sr_ec_ir_b/250-7878112-0757856

後。絵が大きくて地域別で解説が載っているのは妖鬼化ですがそんなにたくさん載ってないです。。。全部集めるとなると結構しますが^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861330165/ref=pd_sim_dp_1/250-7878112-0757856

参考URL：

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048839268/ref=pd_sr_ec_ir_b/250-7878112-0757856

お礼

ありがとうございます。
地域別というのを買ってみようと思います。

回答No.3

ungaikyou

角川書店から、『怪』というムックが出ています。
水木しげる・京極夏彦・荒俣宏といった妖怪好きな方々が関わっている雑誌で、現在19号まで出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048839306/250-0610484-9918666

参考URL：

http://www.kwai.org/

お礼

そろえると少し高いですね・・・笑

回答No.2

d-drop

こんばんは。日本のものしか紹介できないですが……。

『日本妖怪変化史』江馬努　中公文庫。
　著者は有職故実（宮廷のしきたり）が専門だけど、こんな研究もある。ちょっと古いけど、薄いし面白い。

『妖怪の民俗学』宮田登　同時代ライブラリー　岩波書店。
　一押し！　古来、妖怪の出る場所は決ってる？　それはなぜ？　妖怪を見ちゃう「こころ」の解明にせまった名著。

『日本の幽霊』池田弥三郎　中公文庫。
　幽霊のでかた、何が幽霊で、何が妖怪か。高名な国文学者、民俗学者の好著。

『全国妖怪事典』千葉幹夫編　小学館ライブラリー。
　全国の伝承の中の妖怪をまとめ、解説した本。

　余裕があれば、こんなのも。といっても非常に好い本。

『鬼の研究』馬場あき子　ちくま文庫。
　鬼って、一体何か？　に答えてくれる本。著者は歌人。詩人のものを見透す目ってコワイ。

『魔の系譜』谷川健一　講談社学術文庫。
　民俗学者による、日本人が、どう人を怨んできたか、の研究。鬼気迫るものがある。

【おまけ】
『中国の妖怪』中野美代子　岩波新書。
　中国文化史ではいまこの人がリーダー。

　ご参考になれば。

お礼

面白そうなのばかりですね。
ありがとうございます。

回答No.1

move-777

↓こんなカンジ？

参考URL：

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062560496/249-8836276-8760314

お礼

こんな感じですね。