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出所する時、保護監督（？）する人は？？？

2005/10/11 20:38

犯罪を犯した人が、刑期を終えてから出所する時というのは、誰か昔の友人なり、昔世話になった人なりが、その人の、受取人というか、保護監督する人として、ちゃんと設定されてから出所するのでしょうか。それとも、孤独な人だった場合、まったく、独りの状態で世間に出てくることもあるのでしょうか？？？

noname#32078

その他（法律）
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World_loves_you
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2005/10/12 00:23 回答No.2

刑事裁判を受ける際、実刑になるときでも、将来、出所するときに身柄引受人となってくれる親族知人がいて、帰住先があるかどうかが情状資料のひとつとして問題となります。満期を待たず仮釈放を受けられるかどうかは、この身柄引受人の有無、帰住先の有無で影響を受けます。そして、そういう関係者がない場合、満期までおかれますが、日本では、仮釈放を受けた者が必要的に保護観察に付されるのに対し、満期釈放者にはこれがありません。再犯防止のうえで不均衡です。満期釈放者の頼る先は、施設の数も少なく老朽化しており、かつ、いつも一杯の状態である「更生保護会」という国営の一時保護を任務とする機関です。しかし、そこにいられるのは、最大でも六ヶ月程度。その間に、うまく職でも探して自力でアパートないし木賃宿でも借りられたら良いほうです。むしろ理想でしょう。通常は、職も見つからず、期限が来て、何のあてもなく、更生保護会から追い出され、また、盗みその他の犯罪に手を染める・・・、という構図なのです。あなたが疑問を持った場合の犯罪者は、一定数います。頻回受刑者(犯罪者)と言われる人たちで、もはや救えません。誰も救いの手を差し伸べるなんてしないし、ひとりです。

質問者