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何度も繰り返される慣らしの要否
過去にも慣らしの要否について意見がでていることは承知していますが、最終的な結論がイマイチよくわかりません。 1 一方で「最近の車は工作精度が高いので慣らしは不要」という意見があります。 2 他方、「金属表面は、完全な平坦ではないため、一見鏡面のように見えても、目に見えない凹凸が存在する。このため、組み合う部品同士を擦り合わせて、より適切なクリアランスにするために慣らし運転を行う必要がある。 当初動きが渋い段階で高回転域を多用すると、金属同士の当たりが大きくなり、磨耗は速く進む。」 という意見も根強くあります。 個人的には、2に説得力があるように思うのですが、一体どちらが技術的・専門的に正しいのでしょうか?
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普通に乗る分には慣らしをしてもしなくても大差は無いです。 ましてATが殆どの現状では尚更エンジンの性能の微々たる違いは関係ないですね。 おっしゃられているように、工作精度の向上によって 必ず慣らしが必要とはならなくなりましたが。 サーキット走行等でエンジンを酷使する場合等は慣らしが必要となります。 ラリーカーの例題を出されてる人も居ますが、 あれは特殊なケースです、競技専用で作った物と市販のものは別物です。 エンジンの仕上げ方が全く違います。 ちなみに、2の項目に書かれてる金属表面は、完全な平坦云々ですが これも少し違います。 摺動面は完全な平坦であってはなりません、 これは摺動面の微細な凹凸が潤滑オイルを保持する為で この凹凸がなくなると物凄い抵抗が発生します。 例を挙げるとシリンダー内壁にあるクロスハッチと呼ばれる細かい溝がそれです。 慣らしが必要な訳はこの凹凸の加工後の角を滑らかにして スムーズに摺動出来る様にする為に必要となります。 また、エンジンにも癖があり、高回転を使用していないエンジンは 高回転が廻り難くなります。 5年間通勤で毎日使用してた車で突如サーキットを走り回ると壊れたりします。 慣らしが終ったはずの5年乗ったエンジンでも、 高回転に慣れていない為にそう言った事も実際に起こりますが 普通に公道で乗ってる分には殆ど必要は無くなってます。
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- hutago
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まず結論は出ないと思います。 近年加工精度が上がり通常の使用レベルでは 大した問題もなく4輪なら4年ほどで 次車に乗り換えてしまうレベルではそれほどいらないでしょう。 ですが車はエンジンのみが走っているわけではなく 鉄だけのカタマリでは有りません。 また、鉄と一口に言ってもカーボン鋼やら快削鋼、 SS材などなど・・・熱膨張率も違えば、粘度も違う 種々の素材が有るうえ ンジンをはじめタイヤ、シャシー、サスペンション シャフト、ドアや内装のプラスチックパーツ。 色々なパーツと材質の集合体であります。 これらのなじみを取るためにまあ最初の1000キロぐらいは のんびり走ってやれよ、と言うレベルだと思います。 こういった慣らしが生きて来るのは長年乗った車や 高性能なスポーツモデルなどの経年変化による性能劣化のパーセンテージでしょう。 ちょっと視点は違いますがこう考えてください。 これは慣らしよりも暖気の方が大きい要素かもしれませんが 朝、たたき起こされてすぐいきなり全力でマラソンするのと 歯を磨き顔を洗い準備運動してからマラソンするのと どっちが体に良いでしょうか?
- nik650
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ちなみに俺は慣らししませんが、1000km くらい走るまでは高回転で走ったりもしません。 ま!どっちつかずっていうところですね。 そもそも慣らしやっていないから壊れた!とか っていう話聞きますか? 実際にこれだけの車が走っているのにそんな話 一度も聞いたことがないです。 でも、なにかあると慣らしやっていないせいだ! と思うのもイヤでしょうから心配ならやる、気 にしないならやらない!っていう事でいいのでは ないでしょうか? 悩むくらいならやった方がいいと思いますが。
- nekoppe
- ベストアンサー率26% (380/1450)
慣らし運転は車に限らず、他の機械類でも必要な時は明記されています。輸入車には明記したものもありました。トヨタは、「慣らしをしなければ乗れないような車は造っていない」、といっています。極一部の人に必要とか、自己満足の世界を、一般ユーザーまでが必要かのように言っているだけです。 >より適切なクリアランス とか、少しでも良い状態にしたい時は、購入直後に連続300~500km走行すると、ピストンもシリンダも真円状態で慣らしができます。(間欠運転では楕円のままでの慣らしになる) ※これをしてエンジン等にどれ程の影響があるかのデータは知らないし、一般ユーザーにとっては、手間と費用が割りに合わないと思いますが。
- ats_ats
- ベストアンサー率24% (174/704)
こんにちは、 結局この質問にははっきりとした回答は出ない!!ということです。 後は個人の責任の範囲で行ってください。 個人的な意見ですが、 国産車など大部分の工業製品としての『自動車』に慣らし運転は不要! 一部のマニアックな車(F社・P社など)はもちろん国民性かどうかはわかりませんが、 イタリア車や英車などは必要なのかな? と思っています。
- cbr600rr
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2、だと思いますが乗っていて気付くのは一部の人だけではないでしょうか。 高回転域を使わない人も多いので。 レッドゾーンが15000rpm~の高回転型エンジンを搭載している(取説に慣らしをするよう明記されている)バイクだと慣らしをした後の方がより滑らかに回るのが分かりますね。 そういえば数年前の原付スクーターの取説にも慣らしをするよう書いてあったのを憶えています。 車の取説には……………ちょっと手元に無いので今度確認します。(汗
- starlet_99
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ANo.3さんが言われるように取説に書いてない以上は必ずしも必要ないレベルなんでしょう。オイル交換・暖機運転については取説にも記載があるんですから・・・。 「エンジンの限界性能を引き出すぜ!!」というくらいの走りをする人は「慣らし」をすればいいけど、一般の街乗りレベルの人には必要なしというぐらいではないですか。 あまり回答になっていませんが・・・。
- teiou68k
- ベストアンサー率28% (202/721)
この回答も何度も言われていることでしょうが、本当に必要なら取説に書かれているはず。(PL法の絡みもあるし。) 取説に書かれていないにも関わらず2を根強く指示する人間がいるのは「車を大切にしている」「大切に乗ってる」という自己満足を得るために必要な事だから。なお同様に「ATFは20000kmで交換」「エンジンオイルは5000kmで交換」(じゃないと壊れる)というシリーズもあります。( ̄ー ̄)
- kan3
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エンジンの慣らしは不用。 機械物であたりを付けると言う事が必要なレベルとそうでないレベルがあります。 近年のエンジン廻り、ギア廻りは問題無いレベルです。 しかし、サス等は必要なレベルです。 (高度なブッシュで新車からもう大丈夫とも言える優秀さですが・・・) 徹夜でO/Hしたラリー用のエンジンが最高回転の連続使用で問題あったでしょうか? 慣らしが必要だと言われた時代から、金属表面加工の精度は2桁以上の細かさになっています。 日本のマザーマシンの素晴らしはプロでも驚愕します。 ※機械公差のH7とh7が解からない人に慣らしが要るなどと言わないで欲しいと思います。 それは「トリビアの泉」の「ウソツキ」です。 あと エンジンの暖機はある程度は必要。 金属の熱膨張とOILの特性を知れば、ある程度の暖機は必要だと思います、しかし走行寿命20万kmのレベルですと必ずしも要らないと考えます。 狭い日本で社会的に難しい事は否めません。
- fuelempty
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2だと思います。 1の様にやらなくて、絶対に大丈夫か? と言われれば、疑問な所もあると思います。 特に乱暴な走りをする場合など。 やらないより、やった方が間違いないのは 事実だと思います。
お礼
皆さん、回答ありがとうございます。 慣らしはほぼ不要と考えてよい、という感じのようですね。 暖機には気を付けた方がよさそうですね。 ポイントは、専門家としてご意見をいただいた方に差し上げたいと思います。 ありがとうございました。