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株式の投資、どこを確認すればいいのか
友人が仲間で経営する(順調のようです)会社が3年後の上場を目指して業容を拡大します。これまでの蓄積もあり、銀行等の融資に頼らず、仲間の株取得で資金調達をしているようです。事業の中身やめざすところはナルホドと思えるもので、今に安住せずチャレンジしていく姿勢はうらやましさも感じます。いくらかでも株を持ってもらえたらありがたいという話になりました。上場が実現すれば、すごい利益です。拡大後関われる仕事もあるので、お金を出すだけよりは、仕事でつながりを持ち、プロセスで参加したいという希望もあるのですが、投資に関する判断基準に自信がありません。 仕事を取りに行くだけなら、提供するサービスに対して正等な対価をもらえればいいと割り切ればいいのですが、上場を目標に伸びている会社だと思うと出資もしているほうが真剣度合いも変わり、面白くなるような気がします。しかし出資には、うまくいかなかったらゼロになるかも知れないリスクもあり、何を確認していけばいいのか、漠然とした質問ですがお教え下さい。
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- muchas
- ベストアンサー率49% (52/105)
あなたが出資する割合によりますが、 例えば3%以上であれば帳簿閲覧権があったりと、 出資割合に応じて権利が生じます。 完全なサポーターなのか(それでもチェックは必要だと思いますが)、もっと踏み込んで出資者として経営をチェックする立場なのかを明確にされた方が良いと思います。 出資金の使途や、友人は信頼できるとしても友人のパートナーの信頼性は要チェックでしょう。 出資者は事業のチェックよりも前に経営陣に対するチェック機能を果たさないといけません。 他の出資者同志で連携できるようになると、サポートの方法、アイデアも幅が広がると思いますし、何かあったときの対策も立てやすいと思います。 いずれにしても経営陣に全てお任せは、投資としてもよくないし、せっかくの起業体験のチャンスを逃すことになるのでもったいないと思います。
- nekomomota
- ベストアンサー率61% (94/153)
お話を伺った限りでは、「投資」にするのか「業務上の連携」を目指すのかいずれか分けて考えるのがよいと思います。 まず、すぐに処分できない未上場株式に投資して利益を得るのにはリスクが大きいです。ですから、投資妙味は将来上場することが確実であるかどうかが大きな問題です。 まず経営者の上場する意思がどれくらい真剣なのか。ほかの方が書いていらっしゃるように、会計士を入れて財務諸表をきっちり備えているとか、幹事証券会社にどの程度コンタクトしているか。また証券会社が上場についてどういう目処をもってくれているかでしょう(本当に上場規準決算期を決めるところまで来ているでしょうか)。上場のためには、業績以外にも関連会社の整理、経営者個人の資産との分別、販売先の分散、事業目的の適法性、健全性などいくつかクリアしなければならない点があります。 経営者がその企業の株式を公開する(つまり私企業から大勢の株主に公開された企業にする)ためにどの程度真剣になっているかも問われます。 最近では株主に対する気遣いを嫌がって上場廃止にする企業も目立ってきています。上場は単なる大企業の証ではなく、不特定多数の株主に報いる責任がとてつもなく大きくなることです。経営者の方は本当にそれを納得されているでしょうか。 次に質問者自身の事業の足しと割り切って考えることはどうでしょうか。未上場企業で仮に上場がなくても、質問者の方の事業経営にプラスになればそれでよいということも言えます。そういう未上場企業同士の株式持合いもあります。その場合は出資の額がご事業に影響を与えない範囲で業務提携と割り切って金額を決められることです。その際は上場しなかった場合あきれめられる額にとどめられることをお勧めします。 もうひとつ、未上場株式の場合は配当の方針を聞かれておいたほうが良いですね。当面収益は内部留保に充てられるということかもしれませんが、未上場株式に投資するからにはその利益還元方針については聞く権利があると思います。この場合には一応上場とは切り離して投資回収についての目処が出来るでしょう。もっとも事業の関係先に配当支払いを強要するわけにも行かないでしょうが。 いずれにせよ、投資なのか事業提携なのかをはっきりさせて投資の可否とその金額を決められることをアドバイスします。
お礼
投資の前に確認すべき点が少しわかりました。ありがとうございます。また、ご意見のとおりこれを捉えるべきかがよく見えてきました。投資をするにしても仕事を一緒に行うにあたり投資していればいい加減には出来ないと、自分を引き締める材料として考えようと思います。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
簡単に言えば、上場基準をクリアするかどうかの問題です。そこで、東証の基準を参考URLに貼っておきます。マザーズというのが敷居が低いです。ベンチャー企業はここへ上場を目指します。 事業規模も大きな要素ですが、株主分布も重要です。上場するということは、誰でも株を売買できる状態になります。それに耐えうる会社なのかどうかが問題になります。 上場が目標で、いつまでたっても果たせない会社、創業3年で上場する会社、色々あります。
お礼
上場基準クリアを目標にすえ頑張るようですが、何のための上場なのか、も確認してみます。ありがとうございました。
- yiwt
- ベストアンサー率36% (250/694)
経営者の人となりとか、ビジネスモデルにどれだけ成長性が感じられるか、という重要な点がわかりません。また、友人関係の未公開株売却だけで、3年後に上場できるような規模の経営ができるのかどうか、それも疑問です。 銀行の融資やベンチャーファンドの投資を受けているなら、専門家にしっかり調査されるはずですが、それのない現状では雲をつかむようなお話ですね。 上場を計画しているのなら、会計はしっかりしているでしょう。財務諸表を見せてもらって、専門家(会計士、税理士、FPなど)に相談するのも手ではないですか。 また、上場の幹事証券会社は決まっているのでしょうか。上場に値する内容がなければ幹事になってくれませんから、これもポイントですね。 あと、一番簡単なのは、経営者ご本人と家族が、どれだけ株をお持ちか調べることでしょうね。家族や親戚にクズ株掴ませることはできませんから。
お礼
雲を掴むような話に回答ありがとうございます。創業時メンバーが等分で株を持っています。増資するので投資も可能になっているのですが、経理者の働きぶりやビジネスの内容には賛同できるので3年での上場をめざしてやっているといった方がいいかも知れません。財務諸表を見せてもらうよう言ってみます。財務状況は悪くなくても、事業の発展性などは専門家の判断をあおぐ必要もあるかもしれませんね。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。ありがとうございます。出資割合に応じ権利が生じる、などの正しい知識がない事もよくわかりましたので、学ぼうと思います。経営者のチェックのためにも、まず仕事を一緒にするよう、時間はまだありますので、取組んでいく覚悟が出来ました。