• ベストアンサー

株式交換について

ある子会社が親会社の完全子会社(100%出資)になる時、東証上場株を株式交換により、一定の係数を乗じて、親会社の株を保有することになるそうですが、一般的に、その完全子会社になる前日となった翌日は、子会社・親会社の株価は、それぞれ上昇するものなのですか、下降するものなのですか?もし、具体例などあれば、お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.4

家を空けていたのでご返事が遅くなりました。申し訳ありません。 >実際に子会社化(=子会社は、上場企業でなくなる)になる日の前後の株価が、どうなるのか気になるのです。 まず細かい事ですが、上場企業で無くなると公表される株価は「無くなる」ので、上場最終日の株価にどんな事が起きるか、というご質問と理解します。 一般論として、株式市場でのニュースは、そのニュース自体の確度や会社業績に与えるインパクトを投資家が予想する事で、短期間のうちに株価に織り込まれる、と考えて良いと思います。普通のニュースは、確度もインパクトも投資家によって受け止め方に差があるし、何よりも時間の経過と共に、投資家の評価が変わり、それがまた株価の変動要因になります。 しかし、完全子会社化(合併も同じ)のニュースの場合、正式な発表がされた時点で、「子会社化」と「その際の株式交換比率」は事実上確定します。ですから、この点は、直ぐに株価に織り込まれて、それ以降は、既定の事実として売買がされていきます。その具体的な表れが、「親子の相対株価が交換比率に従ってほぼ固定される」(=親子の株価は実質的には区別ができなくなる)事です。言いかえれば、発表されたら直ぐに、実際に子会社化の日に起きる事を株価は織り込んでしまう、という事です。勿論、子会社化が業績にどう影響を与えるか、については、他の材料と同じように、市場の評価は揺れ動くので、株価の変動要因にはなりますが、これは実際の子会社化の日を過ぎても同じ事です。 という訳で、一般論としては、「実際に子会社化になる日には特別な値動きは無い」という事になると思います。 但し、他人から株を借りてきて子会社の株を空売りしていた投資家が、ギリギリまでポジションを閉じないで、上場最終日あたりに慌てて買戻ししたので、子会社株が割高になった、という程度の事はあるかも知れません。 一般論で言えば、こんなところだと思いますが、もしお知りになりたい銘柄の相対株価が交換比率と大幅に乖離しているのなら、一般論では語れないようなことが起きているのでしょうから、具体的にして新たに質問をされたら如何でしょうか?

matsuoka1958
質問者

お礼

確かに、完全子会社化発表の翌日は、かなり株価が上がりました。しかし、その後は、交換率の前後で両社の株価は、推移しています。裏返せば、発表後は、個別の株価の変動として、見守りたいと思います。もちろん、親会社の変動も、注意していきます。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.3

上場子会社の株式交換による完全子会社化は、手順としては、以下のようなものだと理解しています。 1. 完全子会社化の発表(期日、交換比率など) 2. 株主総会での決議(子会社側では必須。親会社側では、軽微なものなら不要。) 3. 子会社側の株主名簿確定 4. 親会社株式の、子会社(但し親会社を除く)株主への交付 厳密に言えば「親会社の株主総会で承認が得られない」可能性も理論上はゼロではありませんが、実質的には、完全子会社化は1の段階で決まってしまいます。親子の株価の相対的な関係も、交換比率に従ってその時点で決まり、それ以降は、親会社の株価の上下に従って子会社も動くようになるので、質問されている「完全子会社になる前日となった翌日」とは、『発表の前後』という事だと理解します。 結論から先に言えば、No.1の方と同様「ケース・バイ・ケース」だと思います。発表日の翌日の寄付きから、相対株価はほぼ交換比率に収斂するように動きます。(でないと、例えば親会社の方が割高だったら、割高な方を空売りして、それに見合う子会社株を買っておく、という裁定取引ができてしまいますから。) 交換比率は、これまでの株価を全く無視して決められる事はありませんが、前日の相対株価と必ずしも一致しないので、交換比率によって、それぞれの株価(特に子会社の株価)は前日比で上下します。 また、完全子会社化自体を市場が高く評価すれば、それを材料に親会社株が買われる事もあります。(ソニーのソニーエンターテイメント等の子会社化の場合は、経営改革の一部として発表され、全体として市場はかなり高く評価した、と記憶していますが、自信はありません。) つまり、発表前後の株価は、「前についていた時と交換比率の関係」、「子会社化自体を市場がどう評価するか」という2つの事の影響を受ける為、一般論で語るのは難しいと思います。 子会社化そのものの具体例については、参考URLにいくつか載っていますので、宜しければご覧下さい。(ごく最近の例ではありませんが。)

参考URL:
http://www.mckinsey.co.jp/articles/2002/01/20020101-2.html
matsuoka1958
質問者

お礼

私には、ちょっと難しい専門用語もありました。しかし、完全子会社化の日には、株価に劇的変化が起きないかもしれないということがわかっただけでも、非常に参考になりました。

matsuoka1958
質問者

補足

完全子会社化は、既に発表されており、近々完全子会社化が現実となります。 完全子会社化発表直後には、高騰しましたが、今度は実際に子会社化(=子会社は、上場企業でなくなる)になる日の前後の株価が、どうなるのか気になるのです。質問が下手で、すいません。

noname#2287
noname#2287
回答No.2

質問の子会社に関して: 「JASDAQ等含め地方取引所含め「株式公開」しているか?(それともグリーンシートとか?)」 また、「親会社が子会社の株式保有数&割合を担当財務局に届出済か?」 上記の点が不明です。『完全子会社が上場例はまず無いでしょう?(一定の株式持合いのグループ関係ならザラだが)だから、子会社が親会社株を保有しようが、子会社株は買おうにも未公開では?(じゃないと商法違反)』 「親会社も子会社も上場済」のケースは少ないし(無い?普通は合併とか違う手段になる) 仮にあっても、その情報は「市場にキチンと届出し、株価は折込済みか、前の回答者の通りに『冷え込んで、市場は無反応』が多いのでは? そうじゃないと「株主にIR担当から通知メール等で、24時間以上早くに知ってしまうと 『インサイダー取引』に抵触しちゃいます」(私がメール受取時には、みんなとっくに知っているケースのみ) >一定の係数を乗じて 商法の規定の事でしょうが、「現在新商法改正後、全ての会社が対応完了とは行ってない」 以上最初の「子会社の定義」が不明ですが、一例として: 昨日から「宝ホールデインングスが「子会社のタカラバイオが子会社のゲノム子会社吸収」と10月の予定を発表など(子会社は「株式公開していない」ケースがホトンド) この場合は、「どう株価が動いてるか?」見て下さい(宝ホールディングスの株価は「焼酎部門より、ゲノム部門への期待が大きく、バイオを子会社化したばかり」 以上、最初の2つは(私の勘違い&不勉強あるも)補足が欲しい! では~♪♪♪

matsuoka1958
質問者

補足

>「JASDAQ等含め地方取引所含め「株式公開」しているか?(それともグリーンシートとか?)」 Ans.双方共東証一部上場企業です。     今は、完全子会社でなく、近々完全子会社になるため、上場企業でなくなります。 >「親会社が子会社の株式保有数&割合を担当財務局に届出済か?」 Ans.公開済みです。 >一定の係数を乗じて Ans.株式交換率のことです。 以上、回答になってますでしょうか?

  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.1

具体例は両者あります. 一般的な傾向はないと思います. 親子の財務状態によります. もし交換率が実態より悪ければ,上昇しそうではありますね. 或いはお荷物子会社となる予感があれば,下落しそうだし.. ただ相場全体の雰囲気にもよります. 冷え冷えとした中で踊ろうとしても,観客が見向きしなければ, 放置されます. ところで, >ある子会社が親会社の完全子会社(100%出資)になる時、 >東証上場株を株式交換により、一定の係数を乗じて、親会社の株を保有する >ことになるそうですが これは親子関係が継続される場合には,一般的なことではないと思います.

関連するQ&A