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補聴器をいやがる父

前出で似たような質問も拝見しましたが、しっくり合う答えが見つからないので質問させていただきます。 実の父(70歳)が補聴器をいやがります。 数年前から耳の聞こえが悪く、最近は本人が「聞く」ということを意識していないとほとんど聞こえていません。 特に困ったのは、以前病院で母の病状を聞く時でした。父は少しも聞きもらさないようにと、医師の膝にぶつかるほどイスを前に出し自分の身を乗り出して、耳に手をかざし聞いているので、医師が後ずさりしながら説明をしていた時でした。それを見てから「これは補聴器をつけるべきだ」と私なりに解釈し高性能の補聴器のカタログを集めて渡しました。その時は補聴器店に行き検査もしてもらったのですが、その後は「必要ない」と言い出したのです。 もともと頭が良く、機械にもめっぽう強い父は「性能に対しての金額が高い」といいます。しかも店頭では自分の聴度にあった補聴器はなくサンプルしかなかったので、作ってしまって後から合わなくなるのを心配しているようです。(安い簡易補聴器は祖母の時に父も懲りてます。) ただ拒む理由はそれだけでなく、検査で高音難聴という結果を知って、「まだまだ現状維持で大丈夫」と本人が思ってしまったのです。でも周りから見ると耳の状態は決してよくなく、会話中にあまりにもトンチンカンな返事をする父を見て「痴呆じゃないか」とか「痴呆になってしまう」と親戚からも言われてしまいました。 長文になりましたが、 ・高性能の補聴器を作った方で良かった点、悪かった点 ・周りが困っているということをプライドを傷つけることなく父に伝える方法 ・実際に耳が遠いと痴呆になりやすか の3点でお知恵を借りられればと思います。 補足ですが、父は70歳で、母(64歳)は病弱、私(娘)は車で20分ほどのところに住んでいます。経済的には不自由してません。 どうぞよろしくお願いします。

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回答No.5

sukesuke1様 私の両親は認知症にはなりませんでした。特に耳の悪くなった父92歳直前に亡くなりましたが、それが少しは虚血性脳梗塞を何度か起こしましたから、いくらかは以前のようには冴えておりませんでしたが、呆けとはほとんど無関係でした。母は91歳の誕生日の4日後に他界しませたが、耳はその1年前までは普通の人と同じでした。しかしです。母はやはり何度も虚血性脳梗塞を起こし、3年くらい前から少しおかしくなり、1年前からは、傍目にも分かるくらい老人ボケ状態でした。 しかし認知症まではいかなかったと思います。思うに耳と認知症とは私の経験ではあまり関係ないのではと思います。 この間お医者様のところで待ち時間に読んでいた備え付けの雑誌だか読んでいたら、認知症のほとんどは脳梗塞の後遺症から来ると書いてありました。で、納得したのです。父は血圧正常。母は高血圧でした。しかし老人になれば、虚血性脳梗塞は仕方ないです。義母は、気丈な人で誰の世話にもならず、ひとりで住んでいて頭ははっきり。「自分で自分を守る」という強い意志を持っていて、私には信じられないような自己管理、食事の栄養のとり方など実行しております。嫁孝行の義母に頭が上がりません。しかし補聴器がなければ全く聞こえません。主人がリオネットと交渉してすべて世話をしましたもので、私達の前では最新の補聴器つけておりますが、一人になるとリオネット側がサービスで直してくれた最悪の補聴器にかえているようです。長くなりましたが、お役に立てれば光栄です。

sukesuke1
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 認知症ののほとんどが脳梗塞の後遺症からくるというのは正直びっくりです。最近医療の発達により「隠れ脳梗塞」「プチ脳梗塞」の発見が増えたなんていう話も聞きますし、昔では発見されなかった脳梗塞→認知症というのは説得力ありますね。納得です。 最新の補聴器より、慣れた最悪の補聴器の方が使いやすいと言うのは残念ですがしょうがないことなんでしょうね。 高い最新の物が必ずしも合うとは限らない・・・・。肝に銘じておきます。 この度は細かい疑問にまで丁寧にご返答いただき大変感謝しています。本当にありがとうございましたm(_ _)m。参考にさせていただきます。

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  • daizen
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回答No.4
sukesuke1
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

回答No.3

ご心配、本当によく分かります。亡くなりました私の両親の場合も補聴器つけさせるのに大変苦労しました。父は90歳近くまで現役で世の中で「先生、先生」と奉られる存在だったので特に大変でした。しかし、いよいよ聞こえが悪くなったらリオネットの出張を自ら頼んで型をとって作りました。しかし本当に聴きたいときのみ付けておりました。母は亡くなる1年くらい前から聞こえが悪くなりましたが、抵抗がすごく、一番軽い市販の補聴器を与えましたが、又これも頑固でどうしても必要な時意外がはずしておりました。 義母はまだ健在で満94歳。この間自分の今までの補聴器が壊れたのでリオネットの出張をお願いして、今はそれをつけております。義母は早くから耳が遠くなりましたので、つけることにそう抵抗がありません。最もつけなければ生活がなりたちませんが。その点、私の両親は年を取ってぎりぎりまで補聴器を拒否しておりましたので、慣れることが出来ませんでした。 リオネットの出張はとても親切で、何度も直してくださいます。プライドだけは、子供でもどうすることも出来ませんでした。いよいよになって自分で行ったのが事実です。やはりそれまでと急に違ったうるさい環境になるので、耐えられなかったみたいです。 最近のはすごく良くなったとの事ですが、義母は最新のより、今まで使っていたリオネット側からすると全然あっていない補聴器のほうが、使い慣れていて良いみたいです。要は本人の自覚と思います。ちなみに主人がこの頃耳が遠くなってきているので「補聴器作ったら」と申したところ、それこそリオネット側とは仲良しになっている癖して、嫌だ!って頑固です。私としては早く補聴器になれてもらいたいのですが、プライドがあるらしく全く聴く耳持ちません。ちなみに主人は69歳です。一番先に亡くなった義父も補聴器のお世話になっていました。 4人を観察して、これは本人が自覚しないと駄目だなと、主人の場合も様子見しています。

sukesuke1
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。気持ちをわかってくださる方がいて大変嬉しいです! 無理強いしてでもつけて欲しいというのが本音ですが、歳と共に頑固になった父にはかえって逆効果になってしまいますよね。でもおっしゃるとおり、常に付けていなくても大事な話があるときなど必要な時だけでもつけてくれるだけで家族としては助かりますね。(今は母が通訳のように耳元で話して聞かせていますので・・・)父にも外出と、お客さんの時だけでもいいから・・・と話してみます。リオネットも探してみようと思います。 最後にmariateresiaさんのご両親は耳が遠くなってから認知症の症状がなかったかだけ教えてくださいますか?(しつこくすみません!)m(_ _)m

noname#193837
noname#193837
回答No.2

お父様は70歳とのこと、まだまだこれからですよね。 ・お客様の方でないので1番目は略します。 ・「聞き取りチェック」をされるとよいかと思います。  橋⇒かかし、あす⇒ガス、はさみ⇒ 畳…のように  間違えて答える場合がかなりあります。  これを具体的にご自分の目で確かめて【聞き違えが多く皆に迷惑を  かけていた…】と自覚してもらうとよいのではないでしょうか。  ご家族の方数人も同席していただくことがポイントです。  でないと、お認めにならず怒る場合が多いので…  また、以前お答えしましたけど お子様ですと甘えが出てしまい  がちですが、お孫さんの言うことは聞かれる方が多いですね。 ・医学的なデータがありませんが  聞こえが悪い⇒ 話さない⇒ 脳を使わない  聞こえが悪い⇒ 行動が億劫・心配⇒ 引きこもり  = 認知症へ のパターンが多いようです。   ◆お父様は機械にめっぽう強いとのことですが、オーダーのデジタル  補聴器の特徴をご存知でしょうか? ◇【会話の音声】と車や換気扇などの【雑音】とを瞬間瞬間に  区分けして【会話の音声】を聞きやすくしている。 ◇聴力検査のデータ【各周波数毎】に基づいて聞こえの悪いところを  聞きやすく(フラットに近く)することが可能。 ◇後年聞こえが変化した時もカンタンに再調整可能。 ◇一人一人の耳に合わせた型を取り、ピーピー音を減少。 などです。 一部、地域の家電専門店(大型店で無く)で、無料の出張サービスも やっておりますので、懇意のお店があるのでしたら、ご相談されて みてはいかがでしょうか。 2年間保障ですし、調整出張は何度でも無料です。 ◆最期に【補聴器は医療器具】です、カタログで選ばれる商品では ありませんので、念のため。 以上です

sukesuke1
質問者

お礼

丁寧かつ適切なご回答ありがとうございます。 補聴器センターではオーダーのデジタル補聴器の試聴をしてみたかったらしいのですが、その場では自分にあった聴度(周波数?)のものでなく、聞いていてもうるさいだけだったそうです。また微調整は自分では出来ず、いちいち販売店に持ち込まなくてはいけないと聞いて躊躇したようです。おっしゃるとおり調整を出張でしてくださるなら購入する気になるかもしれません。 孫は「目に入れても痛くない」存在ですので、子供に促してもらうのもいいですね。 「痴呆では・・・」と言われ威厳のあった父が人にバカにされているようで悲しい思いもしています。まだまだ元気でいて欲しいのでなんとか自分にあった補聴器を見つけられるよう説得してみます。 ありがとうございました。

回答No.1

補聴器と言うものは一生使うものですので、補聴器センターとよく相談して、色々な補聴器を試された方がいいです。 確かに価格は高いですが、それでも補聴器にも幅があり、安いやつ(5万ぐらいから)もあれば高いやつ(40万以上)もあります。 しかし、高ければいいって事ではなく自分の聞こえと、聞いて見たときの音の感じを確かめながら選ぶので、補聴器センターもいろんな機種をためさせてくれます。 例えば一週間使用してみて、実際に日常生活で不便がないかどうか確かめたりします。 買った後でも、一ヵ月後や一年後でも自分の聞こえに合わせて調整してやっぱり遭わなければ同価格帯の物と交換する事もあります。 一口に補聴器といっても沢山あります。 耳かけ式や耳穴式(オーダーメイト)、ラジオみたいなタイプなど形もさまざまでそれぞれ特徴があります。 私は、ある日突然聴力が落ちてしまい重度の聴力障害のため補聴器をつけていますが、私の場合も、聴力検査をして、色々な補聴器を試して、自分にあるような補聴器を選んだ後、一週間ぐらい使用して見るとある程度余計な音や聞きたい音などが分かるようになるので、補聴器センターに再度行き、高い音は抑えて、低い音を大きくしてもらうなど細かく設定をしてもらいました。 最近の補聴器はデジタル補聴器といい、アナログ補聴器と比べコンピュータで制御しているので、より細かな音の調整が可能です。 他にも、オーディオやテレビの音を集中的にとるようにする機能や一定方向の音だけをとるようにする指方向性マイクを搭載して、前方の音をだけを集中的にとるようにしてレストランなどガヤガヤしているところでの会話を助けるような機能もあります。 それらの機能を搭載しているタイプはそれなりの価格になります。 また、防水加工をしている補聴器もあり、お風呂やプールなどでも使えるようになっています。 まずは、補聴器の特徴と機能を説明して、補聴器を選んでも他に変えてもらえるシステムがある事も教えてあげるといいと思います。 それと、補聴器を購入する際に聴力の度合いにより、各行政から補助金が下りるので、地域の障害福祉課または福祉課に聞いて見るといいでしょう。 補聴器には、シーメンスやワイディックス、リオネットなどがあります。 他にもいくつか会社があります。 今までに三回乗り換えていますが(聴力が落ちたために)、現在、私が使用しているのはリオネットの HB-79P パワーシリーズ/スーパーパワーと言うタイプです。 シーメンス http://www.siemens-hi.co.jp/index2.html リオネット http://www.rion.co.jp/asp/product/communication/ 会社によって聞こえや特徴はさまざまなので、選ぶ際は色々試して自分が聞きやすい、心地のいい音などで選ぶといいです。 聞こえが悪くなることで、会話が成り立たなくなり、人前に出る事や会話をする事がいやになる事があります。 回りの人もゆっくり大きな声でしゃべってあげたりするといいです。 聞こえにくくなると自然と口を見るようになり、口が読めるようになったりします。 また、難しいような会話は出来るだけ紙に書いて話すなどするといいです。 聞こえなくなって、バカになったりする事はないと思いますが、聞く事や話すことにストレスを感じるようになって来る事があるので、聞こえる喜びや補聴器のありがたみを覚えた方がいいと思います。 そうする事で精神的にも楽になりますので、自分のみ耳の代わりになるのですから少しぐらい高い物になっても、生活がしやすくなる事を考えれば安い物だと思います。 使用する場合は、始めは数時間ずつ使用して、徐々に時間を伸ばすようにするといいと思います。 なぜならば、いきなり聞こえるようになるので聞こえる音がうるさく感じるときがあるのと、補聴器を付ける事で耳に違和感が感じられるので徐々に慣らしていく必要があると思います。 耳かけ式にする場合は、耳栓を作りますが、子供の成長期や老人の場合は耳穴が変化することがあるので、耳栓が合わなくなってくるとピーピーとハウリングと言うのですが、音が漏れる現象が盛んに起こるようになります。(補聴器がうまく付いていないときも鳴ります。) その場合は補聴器センターに行って新しい耳栓を作ってもらう事をお勧めします。

sukesuke1
質問者

お礼

丁寧かつ適切なご回答ありがとうございます。 補聴器センターには両親だけで行き、私は説明は聞いていないのでどの程度父が理解したかわからず、また購入後の補償に付いては漠然としか聞いていなかったので大変参考になりました。 合わなければ交換もできるという話も聞いていなかったので安心しました。確かに高額な物ですので慎重に選ばなくてはならず、合わなくてまた選びなおすというのも高齢者には面倒なことですよね。 まだまだ頑張ってもらいたいので元気なうちに慣れてもらえるようもう一度説得してみます。 本当にありがとうございました。

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