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補聴器と集音器について
老人性の難聴のため、耳がとおくなった父を、耳鼻咽喉科に連れて行きました。 状態をみていただき、補聴器の紹介をしてもらったところ、業者の方が来て説明をしてくれました。 <父の平均聴力、右55、左60ぐらいで、 70以下なので保険はきかないそうです。> 「オーダー型から既製品まで様々なタイプがある」ということ、「値段も幅が広い」ということ、「人によっては機具との相性も様々である」ということなどを教えてくれました。 商品の大まかな説明を受けましたが、ほとんど高価な商品を中心に勧められました。(4,5万円~30万円相当) もちろん多少の出費は考えていますが、購入して相性が悪くて使わなくなるのは避けたいものです。 父は、擬歯などで何度もそういうことを繰り返しています。また、高齢のため記憶力などが低下しているので、スイッチを入れたり消したりということに気をつかうこともできないのではないかと予想されます。 私自身は、補聴器と集音器の違いについて、あまり詳しく分かっていないのですが・・・使用方法や性能部分には、かなり違いがあるのでしょうか。 また、通信販売などで販売している集音器や補聴器では、やはり不具合が多いものでしょうか。 補聴器や集音器をご使用になっている方や、そういう人をよく知っている方などにお尋ねいたします。 貴方の補聴器・集音器にまつわるご経験談などをお聞かせくださいませ。 雑音が入り、偏頭痛になったり、気分がわるくなったりしたことはございませんでしょうか。 お聞きになったことでも結構ですので、いろいろとお話をお聞かせくださいませ。
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聴覚障害4級(両耳の聴力レベル:80デシベル以上)のものです。 補聴器もポケット型(胸ポケットに入れた補聴器本体から片耳イヤホンで聞くタイプ)→耳掛け型(片耳のみ)→耳穴装着型(片耳)と変化して、今は両耳に高価な(両方で70万円です!)耳穴装着タイプを、夜寝るとき以外はズーット付けています。 お父上は、難聴といってもまだ軽度で聴覚障害者には相当しません。 このような場合には、ご本人が聴覚について、ご不便を感じないのであれば 集音器にしても補聴器にしても装着して操作するのがわずらわしくなって、長続きしないものと思います。 それでも、お医者さんへ連れていかれたということは、何らかのご不自由を感じておられると推量いたします。 そのご不自由が何であるのかを確かめるのが大切と考えます。 具体的に、電話の応接なのか、テレビの視聴なのか、それとも座談会・映画鑑賞・音楽会等々なのか、 または ご本人は不自由ではなくても 家族の方が応答がなくて困っているだけなのか。 私の場合は、仕事上 聴覚は不可欠でしたから いろいろ自身で試しました。 それでも電話の応接には苦労しましたが、電話だけなら安価な電話拡声器という製品で かなり問題解決になりましたし、テレビ観賞では、今もワイヤレス・ヘッドフォンのお世話になっています。(両耳に補聴器を付けたままヘッドフォンを付けます。ハウリング防止機能があり快適です) 補聴器は、聴覚障害者にとって不可欠で、各個人の耳穴形状にあわせるだけではなく 障害者の聴覚特性に合わせて補聴器の音響特性を補正し、雑音・大音声・ハウリング抑制機能とか、電池切れ警報とか 様々な機能が付加されて、医療機器として公認されたものですから、大変高価なものとなります。 一方集音器は、音の周波数特性も一定不変で 単に音声を拡大するだけのものが ほとんどですから、補聴器に比べると極めて安価です。 お父上の感じ方により 何か器具を一日中付けていることは 多分その方がイヤに思われるのではないかと危惧しますので、この点 よくご相談されたうえで決められるのが良いと思います。 その上で装着しても良いと言われるのであれば、今のところは集音器で十分ではないかと思います。 その場合でも、一度で快適なものを入手できると思わないで何回か試行錯誤も必要かと思います。
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- poncat
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まず集音器と補聴器の違いですが、補聴器は医療器具で非課税です、補聴器と名乗るものはJIS規格などに基づき厚生労働省に届出て認可を得ています。 補聴器は最低でも出力制限と言うものが付いています。これは強大音をその人の不快に感じる大きさ以下に抑えお耳を保護するものです。また殆どの補聴器には音質調整が付いてます。これは同じ難聴でも低音が聞こえないのか高音が聞こえないのかによって、どちらかを抑える(または増幅する)必要があるからです。低音が比較的聞こえて高音が聞こえない人に低音を入れすぎると高音がマスキングされて子音が聞き取りづらくなったり、環境音がうるさくて不快になったりし逆のパターンでは母音が聞き取りづらくなります。また、補聴器でどの程度改善できるかはオージオグラムだけでなくその人の言葉の最高明瞭度も関わってきます。このように補聴器の調整は難しいもので専門家でないとまず旨く行きません。そのために認定補聴器技能者制度と言うものがあります。認定補聴器技能者は一定の期間の実務と研修を受け医療機関との連携も取れていて技能者試験に合格した者です。雑音や頭痛、不快感などをなくすためにも専門家の補聴器の選定と調整が必要なのです。老人性難聴は感音性難聴でちゃんと聴力を測って調節しても難しいですから、上記の調整が無い集音器を通信販売で購入するのはメガネを検眼もしないで買うのと同じです。 今回せっかく耳鼻科の先生が紹介してくれたのですから専門家に任せたらいかがでしょうか?ご希望があれば扱い易くなるべく安価な物を等とハッキリおっしゃって相談に乗ってもらいましょう。今は調整のいらないデジタル式で安価なもの(例:ワイデックスB1¥68.000等)が出ていますから相談してみてください。駄目なら捨てても良いと言うなら集音器も良いでしょうが、本来のお耳の機能はいくらお金を出しても取り戻せません。お父さんの聞こえが少しでも改善されて良い音質で毎日を快適に過ごしてもらう事を思えば多少の出費は・・・と思いますがいかかでしょうか? 以上参考になれば幸いです。
お礼
ご回答をありがとうございました。 父は、現在のところ(経験してみて)補聴器を使うことが快適ではなく、負担が多いということを感じたようです。 まだ生活に支障がないぐらいの度合いなので、何も使わないで、しばらくこのままがいいということです。 (経験していませんが)おそらく、集音器も同様でしょう。 これは、「機具の性能」や「機器との相性」以前の問題だと思います。 父の快適さ(希望)を優先し、しばらくは耳元で大声で話しながらコミュニケーションをはかり、・・・福祉機関や社会福祉サービス等も利用して、人とかかわれるようなことを考えていきたいと考えるようになりました。 将来、父の耳の状態がさらに悪くなった時は、再度「補聴器」などの使用を検討したいと思います。 ここで頂戴した情報を参考に、今からもいろいろと勉強していこうと思っています。
- Hisyakaku
- ベストアンサー率52% (23/44)
ANo.#2 です。(お礼を読んで補足いたします) 聴覚の検査について 今後のこともありますので、可能なら聴覚検査の結果としてオージオグラム(横軸に周波数、縦軸に聞こえの程度をとって お父上の聴覚の周波数特性を表すものです)を入手されるようお勧めします。 耳鼻科または補聴器やさんでも頂けると思います。私は現ハーモニー補聴器で入手しました。 聴覚障害の等級は、500,1000,2000Hzでの聞こえの程度から定めますが、お父上の場合、2000Hz以上の周波数で聴覚がガクンと落ちている可能性があります。このような場合は、等級判定計算結果が60デシベルであっても会話に不自由を感じる場合があります。(音として聞こえても言葉として意味を捉えることができない) 集音器と補聴器 現在の法律の決まりでは聴覚障害者に相当しない人であっても、会話に不自由を感じる人が居るということになります。そして、もしこの検査結果が私の推測のように聴覚障害に相当しなくても会話が不便である(高音域が聞こえない)場合は、補聴器でそれを補正する必要があります。 集音器では、普通このような補正機能はありません。補聴器でもちゃんと補正できるものを選び、上記の検査結果にあわせて補正機能を調整しなければ、快適な結果は得られません。 現在の補聴器はデジタル化されて価格も手頃でいいものが入手できますから、一度インターネットでいろいろご覧になり比較検討されることをお勧めいたします。 私のアドバイスとしては、お父上は私より各段に良い耳ですから、最初からデジタル挿耳型で両耳装着を選べは青年時代の聞こえに戻るものと思います。デジタル挿耳型補聴器は音量調整とかスイッチとか面倒な操作は一切無く、電池が無くなりかけるとピピッピピッと警報音が鳴りすぐに分かります。 先ず、お父上ご自身の聴覚特性を入手され、その上で補聴器専門家に納得いくまでご相談されて、ご自身でも補聴器のことを勉強されてから購入をご検討されるのが良いと思います。
お礼
重ねて、御礼を申し上げます。 今は・・・短期間で、すべてを決定してしまわないで、時間をかけることがよいように思っています。 父の状態と、快適さ加減なども、検討していきたいと思います。 現在は、試用に関しては、変わらず不快感を訴えていますので、そういう意味でも慎重に考えていきたいと思います。
- piyo2000
- ベストアンサー率49% (144/293)
中度の難聴で補聴器を使っていましたが、手術で軽度になったので主に集音器を使っています。 まず補聴器と集音器の違いですが、 集音器は「全ての音を拡大する」だけですが 補聴器は「聞きにくい音だけ拡大する」という違いがあります。 また、その調節(どの周波数の音を拡大するか)も可能だそうです。 補聴器が高価なのはそのためです。 使用方法は殆ど変わらないと言えるでしょう。 >購入して相性が悪くて使わなくなるのは避けたい ご高齢なら「紛失」も考えてあげなければいけませんね。 相性云々は、これだけ高価な物ですから出来る限りの事はしてもらえますが、紛失だけはどうしようもないですからね。 私の場合は軽度難聴(話し声が聞き取りにくい)なのですが、集音器を使うのは仕事のときぐらいですね。 というのも ・オーダーメイドでないので長時間つけていると耳が痛い ・パチンコ店など喧騒の中に入ると大変 だからです。 また、携帯などはいったん外してから取ります。 (ハウリングを起こすため) 最近の補聴器は知りませんが、オーダーメイドものなら耳は痛くなりづらいでしょうし、喧騒や雑音の中でも不快になることはないとは思います。 補聴器を取り扱っているメガネ店などで無料貸し出しをしてくれるところもあるみたいですが、そういうところを利用して使い勝手の違いを一度体感されたほうがいいかもしれません。
お礼
ありがとうございました。 補聴器と集音器の違いに関しては、言葉だけでは完全に理解しきれていないのかもしれませんが・・・ やはり、実際に経験してみるのが良いのかもしれませんね。 火曜日に、業者の方から補聴器(4,5万円相当)をお借りしました。父はそれを試用していますが、電源ボタンを入れたり切ったりすることと、レベルの調節に関しては、使いこなせていないようです。もしかすると、そのことが、密かにストレスになってしまっているのかもしれません・・・。ただ、つけるだけで、操作が全く必要ないものだと簡単ですし、父の反応も違うのだと思いますが・・・。
お礼
適切なご回答&アドバイスをありがとうございました。 身近な者は(日常的に)会話に対しての配慮ができますが、それ以外の人との接触では(ほとんど)聞き取れないようです。本人は、聞き返したり、反応をしなかったりで、いつも気まずい気持ちがするようです。そして、寂しい想いと一緒に、嘆きの言葉がでてきます。 高齢で、人とのコミュニケーションが図れないということは痴呆を増進させるということもあって、いろいろと考えて耳鼻科に出向きました。 ただ、補聴器の試用をしていますが、たった1~2日ですが、快適ではないことを訴えています。 ご指摘のように、今はストレスが勝っているような状態です。 これから、様子を見守りつつ、今後の対応を決めていきたいと思っています。