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プログレ、プログレ

っていいますが、そもそも「プログレ」って何なんですか?辞典とかだと「前進的な」とか、ここの過去の解説だと「クラシックの素養がある」とありますが、「クラシックの素養」ってはっきりいってよくわかりません。 「クラシック」っていったらオーケストラを想像するんですが、そういうわけでもなさそうだし、木管楽器を使っていることが「クラシック」的なんでしょうか? 「70」のとこで入門的なことをやっていただいたのにまたこんな質問をしてしまい申し訳ないんですが、これがまさに「プログレ」している、というアルバムか曲を例に挙げていただけないでしょうか。 それとこれはついでなんですが、愛読書があれば教えていただけませんでしょうか。 毎度申し訳ないんですけど、よろしくお願いできますか?

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  • pirorikin
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回答No.4

>これがまさに「プログレ」している、というアルバム コレ結構悩みますが、とりあえず、ヒネリなしでメジャーどころを挙げますと ・Atom Heart Mother / Pink Floyd Floydが果たしてプログレなのか、今となっては怪しいような気もしますが(どちらかというとサイケ・ブルース・バンド(笑)とか)、オーケストラを導入したコレがいかにもプログレかと。あと、テープコラージュによるSEの使用とか、スタジオ機材を駆使した変な音、とかが当時「新しかった→プログレ」なのかな?。LPの片面1曲20分というのもいかにもですね。ヒプノシスデザインの「アート」なジャケもそれっぽい。でも、このアルバム、当人たちによれば「失敗作」、「ゴミ」ということのようですが(笑)。 ・Close to the Edge / Yes これはどう考えてもプログレですね。クラシック風の複雑な展開をするなが~い曲とか、R.Deanのジャケとか、意味不明の歌詞とか(笑)。ブルース色が皆無なところも「いかにも」です。当時の最新機材だったMoogだのMellotronといった楽器の音もそれっぽい。 ・In the Court of the Crimson King / King Crimson これも、「文学的」な歌詞とか、Mellotronの「シンフォニック」な音とかがそーなのかな?。"21st~"のジャズ風な展開とかMoon Child後半の即興パートなんかもそれっぽい。 ・Pictures at an Exhibition / Emerson, Lake & Palmer これは元ネタがモロにクラシック、というワケで「いかにも」です。バンド自体は体力勝負の力技なところがありますが、やはり、K.Emersonがクラシックやジャズに通じていたというところが、ミソでしょうか?。今となっては笑ってしまう「飛び道具」なMoogの音もそれっぽい。 とりあえず、以上4点でとりあえずご勘弁を(笑)。 解説については、異論のある方もいらっしゃるでしょーが、あまり突っ込まないよーに(笑)。 結局 ・LP片面使ったなが~い曲 ・「アート」なジャケ ・「文学的」な歌詞 ・ブルース色が希薄→ヨーロッパ的(?) ・シンセやメロトロンの音 といったあたりが、(王道系)プログレの特徴かな~??。 ん~、なんか微妙に違うような気もするが....。 あと、当時のアメリカの「電化ジャズ」に影響されたと思われるJazz Rock一派とか、英国ものに影響されて登場した、欧州各国のヤツとか、挙げればキリなしなんですが。 特に特異な展開を見せたドイツものは、後への影響を考えるとかなり重要。これまた、別途解説が必要なくらい別ものという気もしますです。

noname#1625
質問者

お礼

・Atom Heart Mother / Pink Floyd ・Pictures at an Exhibition / Emerson, Lake & Palmer この二つはまだ聴いてないので聴いてきます。 ・Close to the Edge / Yes これ結構好きなんですよね。Yes好きみたいです。 ・In the Court of the Crimson King / King Crimson King Crimsonって苦手だと思ってたんですが、好きみたいです。Moon Childいいですよね。 >「飛び道具」なMoog これ、どの音ですか?ってきいてもうまく「コレ」って解説していただけるんでしょうか?「1:08」の音よ、みたいに書くとわかるんでしょうかね? 4点、どうもありがとうございました。プログレの特徴もあげていただいて、さらに助かりますですよ。 >これまた、別途解説が必要なくらい別ものという気もしますです。 別途解説、していただけます?

その他の回答 (11)

  • pirorikin
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回答No.1

え~、いざ解説しようとすると難しいので、パスしようかとも思いましたが、一応登場(笑)。迂闊なこと書くと突っ込まれそうだし(笑)。 >「クラシックの素養がある」 ん~、別にクラシックに限らず、ジャズだのフォークだの現代音楽だの、とにかく他ジャンルの要素をロックに取り込もうとしたってことなんでないでしょーかね?。 で、なんでそーなったのかはよーワカりませんけど(笑)。 1つのヒントとしては、ELPのK.Emerson先生が、 「自分がすごく好きな黒人ミュージシャンたちのようには絶対プレイできないと思ったんで、今度はヨーロッパ音楽やクラシックに興味を持ち始めた」 なんて発言してますねー。 要は、英国人(もしくはヨーロッパ人)が、自分のやり方でロックを演奏した結果、そうなってしまった....ってことなんでしょーかね?。 結局、英国発のワールドミュージックだったのかも知れません。 つづく.......のか?(笑)

noname#1625
質問者

お礼

わーい、pirorikinさん「一応」でも「登場」していただいて、ありがとうございます。 >>「クラシックの素養がある」 >ん~、別にクラシックに限らず、ジャズだのフォークだの現代音楽だの、とにかく他ジャンルの要素をロックに取り込もうとしたってことなんでないでしょーかね?。 「クラシック」には限ってはいないんですね・・・。そうなると、いろんなジャンルの音楽を聴いていかないと、ほんとうのよさってわからないですよね。 >結局、英国発のワールドミュージックだったのかも知れません。 どっかで読んだんですけど、「生み出すのが英国で発展させるのが米国」っていうのありましたよね。たしか「アメリカンロックとブリティッシュロックの違い」のとこだったと思うんですが。 >つづく.......のか?(笑) 11件までは!!というか11件目でうまくお話がまとまるんでしょうか? 毎度ながらどうもありがとうございます、とっても勉強になります!

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