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プログレ、プログレ

っていいますが、そもそも「プログレ」って何なんですか?辞典とかだと「前進的な」とか、ここの過去の解説だと「クラシックの素養がある」とありますが、「クラシックの素養」ってはっきりいってよくわかりません。 「クラシック」っていったらオーケストラを想像するんですが、そういうわけでもなさそうだし、木管楽器を使っていることが「クラシック」的なんでしょうか? 「70」のとこで入門的なことをやっていただいたのにまたこんな質問をしてしまい申し訳ないんですが、これがまさに「プログレ」している、というアルバムか曲を例に挙げていただけないでしょうか。 それとこれはついでなんですが、愛読書があれば教えていただけませんでしょうか。 毎度申し訳ないんですけど、よろしくお願いできますか?

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  • pirorikin
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回答No.4

>これがまさに「プログレ」している、というアルバム コレ結構悩みますが、とりあえず、ヒネリなしでメジャーどころを挙げますと ・Atom Heart Mother / Pink Floyd Floydが果たしてプログレなのか、今となっては怪しいような気もしますが(どちらかというとサイケ・ブルース・バンド(笑)とか)、オーケストラを導入したコレがいかにもプログレかと。あと、テープコラージュによるSEの使用とか、スタジオ機材を駆使した変な音、とかが当時「新しかった→プログレ」なのかな?。LPの片面1曲20分というのもいかにもですね。ヒプノシスデザインの「アート」なジャケもそれっぽい。でも、このアルバム、当人たちによれば「失敗作」、「ゴミ」ということのようですが(笑)。 ・Close to the Edge / Yes これはどう考えてもプログレですね。クラシック風の複雑な展開をするなが~い曲とか、R.Deanのジャケとか、意味不明の歌詞とか(笑)。ブルース色が皆無なところも「いかにも」です。当時の最新機材だったMoogだのMellotronといった楽器の音もそれっぽい。 ・In the Court of the Crimson King / King Crimson これも、「文学的」な歌詞とか、Mellotronの「シンフォニック」な音とかがそーなのかな?。"21st~"のジャズ風な展開とかMoon Child後半の即興パートなんかもそれっぽい。 ・Pictures at an Exhibition / Emerson, Lake & Palmer これは元ネタがモロにクラシック、というワケで「いかにも」です。バンド自体は体力勝負の力技なところがありますが、やはり、K.Emersonがクラシックやジャズに通じていたというところが、ミソでしょうか?。今となっては笑ってしまう「飛び道具」なMoogの音もそれっぽい。 とりあえず、以上4点でとりあえずご勘弁を(笑)。 解説については、異論のある方もいらっしゃるでしょーが、あまり突っ込まないよーに(笑)。 結局 ・LP片面使ったなが~い曲 ・「アート」なジャケ ・「文学的」な歌詞 ・ブルース色が希薄→ヨーロッパ的(?) ・シンセやメロトロンの音 といったあたりが、(王道系)プログレの特徴かな~??。 ん~、なんか微妙に違うような気もするが....。 あと、当時のアメリカの「電化ジャズ」に影響されたと思われるJazz Rock一派とか、英国ものに影響されて登場した、欧州各国のヤツとか、挙げればキリなしなんですが。 特に特異な展開を見せたドイツものは、後への影響を考えるとかなり重要。これまた、別途解説が必要なくらい別ものという気もしますです。

noname#1625
質問者

お礼

・Atom Heart Mother / Pink Floyd ・Pictures at an Exhibition / Emerson, Lake & Palmer この二つはまだ聴いてないので聴いてきます。 ・Close to the Edge / Yes これ結構好きなんですよね。Yes好きみたいです。 ・In the Court of the Crimson King / King Crimson King Crimsonって苦手だと思ってたんですが、好きみたいです。Moon Childいいですよね。 >「飛び道具」なMoog これ、どの音ですか?ってきいてもうまく「コレ」って解説していただけるんでしょうか?「1:08」の音よ、みたいに書くとわかるんでしょうかね? 4点、どうもありがとうございました。プログレの特徴もあげていただいて、さらに助かりますですよ。 >これまた、別途解説が必要なくらい別ものという気もしますです。 別途解説、していただけます?

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noname#1733
noname#1733
回答No.12

もうボチボチ締め切りだと思いますので、最後に行きがけの駄賃で「好き勝手」言わせてもらいます。(えっ今までのはちゃうかったん?) Camelでは前半を総括的に聴く意味で「A LIVE RECORD」なんかいいかも。ライブ2枚組ですが、当然選曲はハイライトですし、2枚目には「スノーグース」が全編ノーカットで収録されていて、バックにはなんとロンドン・シンフォニー・オーケストラが付いてます(この辺りがプログレっぽい)。また「スノーグース」はpiroikinさん仰る通り、ポール・ギャリコと言う人の小説からインスパイア(って言うんでしょうか)された物で、組曲形式を取ってますが各曲のタイトルは物語の進行に合致します。もしも興味あるなら、新潮文庫でまだ手に入るようですよ。タイトル「スノー・グース」でさっき見たらジュンク堂では在庫17冊でした(笑)。これを読んで曲を聴くのも一興ですが、只それほど優れた小説だとは当時の私は思いませんでした(笑)。 それと私にとっては雑魚にしか見えないのですが(笑)Curved Airってバンドが有って、そこはボーカルが女性でした。後のポリスで有名になるスチュアート・コープランドが後半の2枚のアルバムに参加し、それがご縁だったのでしょうか、そのボーカルのソーニャ・クリスチーナと結婚することになります。今はどうなのか存じませんが、ポリスとしての来日時にはご夫婦で仲良く町を散策しているのを雑誌で見ました(笑)。私にはなんてこと無いバンドでしたが、ライブでの彼女の歌は迫力ありました。エディ・ジョブソン絡みで「相関図」(笑)にチラッと出てくるとおもいますが・・・。 あと、先輩方(特にpirorikinさん)我慢しているのでしょうが(笑)、フライイングで1アーティスト。Van Der Graaf Generator。「World record」と言うすてきなタイトルのアルバムに"Wondering"と言う凄い名曲があります。 http://album.yahoo.com/shop?d=ha&id=1801720604&cf=10&intl=us&clink=dmmu-ks/vandergraafgenerator

参考URL:
http://album.yahoo.com/shop?d=ha&id=1801720604&cf=10&intl=us&clink=dmmu-ks/vandergraafgenerator
noname#1625
質問者

お礼

どうもおせわになりまして。「A LIVE RECORD」「Wondering」聴いときます。 ちなみに、プログレに限らず音楽きくときはテレビ消してますんでご安心を。ヘッドフォンはたまにつけて正座も一度くらいして聴いてたかもしれません。ありがとうございました。

noname#1625
質問者

補足

みなさん、たくさん解説していただいてどうもありがとうございました。

  • pirorikin
  • ベストアンサー率36% (42/114)
回答No.11

大体、入門編としてはこんなところなのではないでしょーかね? azatozawaさんがお好みなのは、プログレの中でも「シンフォニック系」と言われるヤツのような気がしますね~。 で、それ以外にもざっと思い付くだけでも ・ジャズ・ロックもの ・電子音楽ピロピロもの ・カンタベリー系 ・トラッド寄りのヤツ ・へろへろぐちょぐちょのアバンギャルドもの とか、色々あるワケなんですね~。大変でごさいます。 プログレがだんだん商業的にキツくなってきた70s後半に登場した、自主活動的なリコメン系あたりまで入れるとなると、キリがございません。 >別途解説のほうは気が向いたら・・・。 え!!、どっ、独逸ものですか?!。 ん~、要点としては、独逸ものは同時代の英国プログレとは全く違う、独自の進化を遂げたってことでしょーかね。なので、今となってはプログレとは呼ばれてなかったりもします。ワカりやすい例はKraftwerkでしょーか。今ではアレは「テクノ」ですからね~。とにかく、独逸プログレが現在の音楽に及ぼしている影響は絶大なものがあると思いますです。気が向いたら、ちょろっとイッテみるのもよろしいかと。具体的なバンド名等については、70sのところをご参照下さいまし。但し「変なの」ばっかしですので、ご注意を(笑)。

noname#1625
質問者

お礼

キリがないのに無理ゆっちゃってスイマセン!! いろいろ教えていただいてありがとうございました。 70とあわせておべんきょいたします。

  • pfm
  • ベストアンサー率39% (292/737)
回答No.10

補足として楽器の説明を少々。楽器の外見を見たければGoogleのイメージ検索をどうぞ。 メロトロン(Mellotron)プログレを代表する楽器。詳しい説明は出来ないのですが、ヴァイオリンやフルートが録音されたテープを組み込んだ鍵盤が押されることによって再生されるものです。その音は「もやー」というメロトロン独自の音になります。これが聴かれるアルバムとしてはKing CrimsonのファーストやGnesisの「Foxtrot」が強力!ちなみにこの2枚のアルバムで聴かれるメロトロンは同一のものらしい。(参考資料:レコード・コレクターズ2000年1月号) http://cdnow.com/switch/from=cr-9635397-1/target=buyweb_purchase/itemid=340089 http://cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=1387581552/pagename=/RP/CDN/FIND/album.html/artistid=GENESIS/itemid=322175 モーグ(Moog:昔はムーグと言っていましたが最近では発明者のムーグ博士の意向もありこちらが一般的)こちらは「ぶよーん」と力強い音が特徴的。プログレではKeith Emersonが有名。↓の「Pictures At An Exhibition 」の9曲目" The Curse Of Baba Yaga "で聴かれる音がそう(のはず)。メロトロンがイントロやバッキングで使われるのに対してこちらはリード楽器、あるいは飛び道具として使われることが多い(だからサンプルを捜すのに一苦労)。ちなみにCDNOWで"moog"をアルバム検索すると所謂イージーリスニング・ラウンジ系のアルバムがヒットする。これはモーグでデパートのBGMをやっていると考えてもらうと話が早い。近年のグループではMoog Cookbookが有名。 http://cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=1387581552/pagename=/RP/CDN/FIND/popsearch.html/clickID=tn_srch_txt それから11月20日に「200CD プログレッシブ・ロック」という本が出るそうです。もちろん内容は未見。それではバンド編スタートです。今回はイギリスの有名どころに限りました。ちょっと知名度が落ちるバンドは70年代で紹介済みです(もちろんPFMは大好きです)。前もって考えたものなのでダブりはかなりあります。目指せ11番目。 Pink Floyd:デビュー時からヒットに恵まれたとはいえリーダー、Syd Barrettを失ったバンドはRoger Watersを中心にアイディアをまとめてゆく。傑出したボーカリストや花形プレイヤーを擁さなかった彼らの音はある意味では「一般人のプログレ」とでも言うべきものだ。お薦め作:ベスト・アルバム「Echoes」。発売日直前の数日間はBBCのサイトで2時間35分全曲試聴可(!)だったが、今はさすがに不可。それでもオフィシャル・サイトにプロモ用のビデオがありダイジェストとしては機能している。代表作:「Dark Side of the Moon/73」 Emerson, Lake & Palmer:前に挙げた三要素(長い、変拍子、鍵盤が中心)をすべて兼ね備えてデビューしたのだから、彼らがプログレを世界的に広める役割を果たしたのは当然かもしれない。惜しむらくはバンドを統括するような頭脳となるべき人物がいなかったこと。体力勝負の限界を示した「Pictures at an Exhibition/72」は世紀の駄作・失敗作であり、少なくてもはじめに聞く一枚ではない。代表作:作詞にPete Sinfieldを迎えた「Brain Salad Surgery/73」、お薦め作「Emerson, Lake & Palme/70」 Genesis:デビューからの2作品、特に「Trespass/70」はAnthony Phillipsファンとしては捨てがたい。ともあれギターにSteve Hackett、ドラムにPhil Collinsを迎えた「Nursery Cryme/71」からが英国プログレの典型といわれたGenesisのスタート。Anthony Phillipsが残した12弦ギターを中心としたアンサンブルにHackettのエレキ・ギターが絡み、Peter Gabrielの個性的なボーカルが乗る。特に"Harold the Barrel"でも声の使い分けはシアトリカル・ロックという言葉を生んだ。代表作:「Foxtrot/72」「Selling England by the Pound/73」、Peter Gabrielが脱退後の「Trick of the Tail/76」も良い。逆に脱退直前の2枚組の「The Lamb Lies Down on Broadway/74」は好みを分ける。少し長いのが難、CDがこの時代にあれば... Yes:「The Yes Album/71」が転機となった。ギターがSteve Howeに代わり彼の生・電気を取り混ぜたギターでバンドの音に広がりができ、オルガン好きのTony Kayeのプレイにはこの時代ならではの熱さが感じられる。バンドはさらに新しい音を追及し、Rick Wakemanをキーボードに迎えた。クラシックに根ざしながらもシンセサイザーなどもプレイする柔軟さはバンドが求めていたものだった。「Fragile/71」は寄せ集めの面もあり、シングルの"Roundabout"以外は聴き所が少ない。代表曲といわれる"Heart of the Sunrise"も10分のうちいいのは始めの3分位(ヴィンセント・ギャロは同意してくれるだろうか?)。代表作:「Close to the Edge/72」タイトル曲は前作の硬質のリズムと違って緩めのリズムを使った不思議な曲で一見すると大したことないが、何度聴いても飽きない曲。2曲のB面の曲のうちアコースティックな"An And You and I"を愛するファンは多い。その後ドラマーが交代し、キーボードをPatrick Morazに交代しての「Relayer/74」、Rick Wakemanが出戻っての 「Going for the One/77」も力作。「Tales from Topographic Oceans/73」は長いのが難、CDがこの時代にあれば...パート2。HOBのConcert Archivesにライブ映像がある。 http://www.hob.com/onlinemusic/concerts/ King Crimson:まず注意しなければならないのは代表作のデビュー作「In the Court of the Crimson King/69」ではバンドの中心は全曲にクレジットされたIan McDonaldであり、メロトロンも当然彼が弾いている。今日リーダーとされるRobert Frippはギターしか弾いていない。続く「In the Wake of Poseidon/70」はメンバーが次々と辞めたために新旧のメンバーで録音したが、アルバムの構成はデビュー作を踏襲したものであり、ジャズ・ピアニストのKeith Tippettを参加させることでなんとか目先を変えただけの作品。だが、ここでFrippがメロトロンを習得したことは重要である。続く2枚「Lizard/70」「Islands/71」は技量の足りないメンバーや明らかにFrippとは体質の違うメンバーを参加させた作品。しかし、そこでFrippはプロデュースというものに目覚めてしまった。特に「Islands」の出来は見事。だが久々のツアーによって体質の違いを露呈し、バンドは一旦解散する。この後再編されたバンドはYesからのビル・ブラッフォード(ds)という有名人の他に、中堅バンドのジョン・ウェットン(b,vo)、さらには無名に近い2人が参加する。このメンバーでスタートしたバンドは3枚のアルバムを発表する(ミューアーはすぐに脱退、クロスも最後のアルバムには参加していない)。この時期重要なのは日本にこそ来なかったものの4人という限られたメンバーで各地を精力的にツアーしたことにある。この時期になって始めてライブとアルバムのギャップがなくなったといえる。音楽性は初期の整合性のある叙情性というものは奥に引っ込み。力強いリズム隊にフィリップの鋭いコード・ストロークとクロスのヴァイオリンが絡み、それに即興を多く加えるというものになった。中でも「Starless and Bible Black/74」の"Fracture"は即興のような聴こえるアレンジされた曲というこの時代ならではのダイナミズムが楽しめる名演。

参考URL:
http://www.pinkfloyd.com/home/20.html
noname#1625
質問者

お礼

11番目ですねー!!バンド編、どうもありがとうございます。じっくりよんでお勉強してCD屋さん行って参ります。 70のとこも読み直してみます。 詳細な解説にこんな短いお礼で申し訳ないんですが、どうもありがとうございました。

  • pirorikin
  • ベストアンサー率36% (42/114)
回答No.9

>これ、どの音ですか? いや、要はシンセの音ですけど。ELPのBestにLucky Manって曲入ってませんでした?。あれの最後のウニウニいってるSoloがそーですね。今では考えられない、タンス型巨大シンセでごさいました。 ELPに関しては、むしろ映像ものから入った方が、各人の芸人根性が伝わってヨイかも知れません。DVDもしくはVideoの「展覧会の絵」あたり。 >Ladderってすごい好きです。 ありゃ~、完全にハマっちゃってますね~。その後のLiveを収録したHouse of Yesはなかなかヨイっすよ。そこそこ、まんべんなく選曲されてるし。 ついでにCamelのオススメは(70sのところでもちらっと挙げましたけど)、 ・Paul Gallicoの同名(?)小説にインスパイアされて作ったという"The Snow Goose" ・中期の名盤"Breathless" ・毀誉褒貶あるが、どう考えても曲はヨイぞ!!な、"I Can See Your House from Here" あと、しばしのお休み後に出した復活作 ・"Dust and Dreams"、これはSteinbeckの「怒りの葡萄」...だそうです。こんなんばっかしですけど(笑)。 などなど。 あと、小野田さんネタの"Nude"なんてのもありますね。これも捨て難い。 Rennaisanceは"Prologue"か"Ashes are Burning"...です。 で、Yes好きなあなたなら必ずイケるであろう Photos of Ghosts / Premiata Forneria Marconi (Italy) Four Moments / Sebastian Hardie (Australia) をオマケに。 なんだかんだ言って、いつもながらのオススメもの羅列な回答になっちゃってますが。 えー、最後に細かい訂正を Brain salas surgery→Brain Salad Surgery Tarcus→Tarkus ですね。なんか気になりまして(笑)。

noname#1625
質問者

お礼

解説ありがとうございます。 そうです、Yesハマっちゃってます。 Premiata Forneria Marconi (Italy) 、Sebastian Hardie (Australia) いっときます。 どうもありがとうございました。

  • pirorikin
  • ベストアンサー率36% (42/114)
回答No.8

>いやー、YES好きみたいなんですよ。 を~、そーっすか。あとイクとすれば、The Yes AlbumかGoing for the Oneですね。 このBand、77年のGoing for the One以降、まともなAlbumは出してないと思います。 90125、Ladderがそこそこってとこかな?。 Topographic OceansはLP片面1曲のなが~いのが4曲入ってるんですが、メンバーの思い出話によると、もともとは20分も無かった曲を無理矢理延ばしたってことのようですね。なので、どーも冗長な部分がある、ということで敬遠する人がいたりしまが、私は「かなり好き」(笑)。もう1枚はRelayerってやつですけど、これもYes史上最も複雑怪奇なアレンジを誇る(笑)ということで、人によってはダメだったりするよーです。これも、私は「かなり好き」ですけど(笑)。 >「Brain salas surgery」、コレ聴いたんですけど苦手でした。 な~るほど。確かにジャケが恐い(笑)。とりあえず、ELPものでは最も叙情的なTrilogyをオススメしちゃったりしてみます。Worksはその後でも遅くはない!!(笑)。 >King Crimsonって苦手だと思ってたんですが、好きみたいです。 Crimsonって、時代ごとに全然音楽が違うので。むしろ、In the Court of~は例外的な1枚と言えるかも?。他のCrimsonのAlbumイクより、むしろ、In the Court of~のMain ComposerだったIan McDonaldがCrimson脱退後に作った、"McDonald & Giles"をオススメします。 この傾向であとイクとすれば、とりあえず思い付くのは、bさん絶賛のGenesisのA Trick of the Tail、Wind and Wutheringとか、Camelの諸作とか、Rennaisanceあたりでしょーかね。あと、pさん絶賛(かどうか知らんけど)のイタリアのPFMあたりもOKかも。 >>これまた、別途解説が必要なくらい別ものという気もしますです。 >別途解説、していただけます? たぶん、ドイツものはお好みではないような気もしますが(笑)。 また、後程。あ~、そろそろ出掛けないとマズイかも~(笑)。

noname#1625
質問者

お礼

90125は一曲目が好きで全体的にはそこそこなんですが、Ladderってすごい好きです。 「Brain salas surgery」、怖いんですよ!! King Crimsonはどれ聴いたか忘れたんですが、とりあえず最近の90年くらいに出たのを聴いてダメだったので「これがプログレかー。じゃ聴けないなー」と思ってました。いろんなのがあるだけなんですね。じゃぜひ"McDonald & Giles"きいとこうと思います。 別途解説のほうは気が向いたら・・・。でも、やっていただけるならほんとにうれしいですー。というか、 >あ~、そろそろ出掛けないとマズイかも~(笑)。 コレ!!もーpirorikinさんてほんといい感じ!!

noname#1733
noname#1733
回答No.7

benjaminさんですら悩んでいらっしゃる(笑)「古典を取り入れていて何が進歩的だ」ですが、ま、はっきり言うと他のジャンルの名同様に意味は無いでしょうと言うのが結論ですが、敢えて一理あるとすればジャズ的要素も多いので、当時はロックはジャズより『下』であるという風潮(ジャズファンからの発祥かと思いますが)が「確かに」有ったので、ジャズを取り入れているロックは一寸は「進歩的」であると言う意味があるのではないでしょうかね。 ちなみにネーミング自体はどれも私は意味はともかく、音(おん)はそれなりにハマッテるとは思いますね。ハードロック、へビィーメタル、プログレッシブ、パンク、ニュ-ウェーブ、オルタナティブ・・・。まあ、プレグレが特殊なのはこう言った定義付けや、意味付けの「議論」が似合う音楽と言うことでしょうか(笑)。 そして、特に珍しいムーブメントでは無くて、70年代前半を青春時代(笑)に過ごした方、特に学生として過ごされた方はロックに興味ある無しを問わずに名前位は知ってますよ。またPink Floydは女性にもウケが良かったようです。だから、「70年代」の質問の時に皆さんが避けて通れなかった訳です。試しにazatozawaさんのお近くにいる、その世代の人、上司なんかにでも訊ねてみれば、4大バンド(プラスLed ZeppelinやDeep Purple)のどれかの名前位は知っているはずですよ。 さて、プログレ「らしい」アルバムを各バンド別に、 1.YES pirorikinさんは私に気を使って下さっているのでしょうか(笑)、「Close to the edge」は単にYESの最高傑作で、最もプログレらしいのは邦題「海洋地形学の物語」かも知れません。ですが「訳」有って(笑)、私はこのアルバムは持ってませんし、私個人的にはお薦めしたく無いです(笑)。また例の映画でも使われていた"Heart of the sunrise"収録の「Fragile」も勿論名盤です。 2.Emerson Lake&Palmer アルバム「Tarcus」ですね。傑作は「Brain salas surgery」です。大体ELPはアルバムとして良いのは少ないですね(笑)。ですが各アルバムに必ず「カッコイイ」曲があって、なかなか邪険にできない(笑)です。私個人的には「Works vol.1(四部作)」。 3.King Crimson アルバム「Lizard」。他の先輩方も意表を突かれると思いますが、このアルバムの『凄み』は他に有りません。隠れ名作です。個人的にも「結構」お薦めです。azatozawaさんが気に入る可能性はハッキリ言ってかなり低いですが、今回のテーマではここは譲れません。 4.Pink Floyd アルバム「Wish you were here」か「Animals」辺りですね。 5.Genesis アルバム「Wind&wuthering」か「A trick of the tale」辺りですね。 番外編ではCamelの「Snow goose」やジョン・ウェットン流プログレ家元のUKの「Danger money」なんかも。 ここまで来ればもうお察しの事と思いますが、大げさな仰々しいタイトル(特に邦題)と曲の少なさ(イコール長ーーい曲が含まれている)のが大きな特徴です。うがった解釈では最近のテクノ系の連中には影響を受けた人達が多くいる様です。Underworldの"Born slippy"なんて、意味もなく長い曲ですが、この辺りの影響かなってのが私の「憶測」ですし、Mellowは影響受けているのを公言してますし、曲からも伺えます。又、Air(エール)も私の憶測では確実にそうですね。 うーん、きついですね。最近「ビ-トルズのお薦め(傑作)は?」なーんて言うアーティストを指定しての質問が流行っているようですが(笑)、この4大(5大)バンドでそれをしても充分に足る人達ですので・・・。

noname#1625
質問者

お礼

ジャズ的要素ですか。ジャズもききたいんですよねー。次、「ジャズ入門」でいこうかと思ってるんですが、出したらきていただけます? うちの上司結構くわしいので、たまに教えてもらったりしてます。Doobie Brothersとか薦めてもらいました。 プログレはあんまりお好きではないらしいです。 1.YES いやー、YES好きみたいなんですよ。全部揃えたいくらいです、が、「Open Your Eyes」ってあんまり好きじゃないかも。 「Fragile」はこないだ買ってきて、ここ2、3日聴きまくってます。"Heart of the sunrise"、よすぎです~。 で、どんな”「訳」有って”お持ちでないんでしょう? 2.Emerson Lake&Palmer 「Brain salas surgery」、コレ聴いたんですけど苦手でした。なんか怖いんですよね、宇宙人とか出てきそうな感じで。でもベストは好きでした。「Tarcus」「Works vol.1(四部作)」聴いてみます。 King Crimson 、Pink Floyd 、Genesis お薦めの聴いてみます。Camelって、タバコの絵のやつとそっくりなあれですよね? そういえば最近テクノ離れしてるかも。もともと好きじゃないってのもあるのかもしれないです。 ちょっと前にChemical Brothersシングル出しましたけど、あれどうですか?そんなによくなかったような・・・。 プログレ「らしい」アルバム、どうもありがとうございました。聴いてきます。

  • pfm
  • ベストアンサー率39% (292/737)
回答No.6

http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=K|24||1  予告どおりの11月11日の質問ですね。まずは疑問の回答を。クラシックからの影響はないことはありませんが、Keith Emersonでも純クラシック以外の曲をたくさん取り上げています。オーケストラといってもジャズでもストリングスは使いますし、映画のスコアを書く音楽家ミュージシャンは色々といます。クラシック云々は叙情性と置き換えてもいいと思います。今回は王道をあげましたが、ジャズの影響や、テクノの元祖のような人もいますし、『マクベス』でふれたThird Ear Bandなんか中世ぐらいまで時計を戻してしまったバンドです。プログレッシブということでいえば後にあげるBeatles等はもちろんのこと、フォーク界のFairport ConventionやPentangleもかなりのものです。本に関してはpirorikinさんのあげた『ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシブ・ロック』が一番いいでしょう。出版元のHPではないことになっていますが、多分レコード店などにあると思います。それからマーキーの『ブリティッシュ・ロック集成』は再プレスされたようです。ただマニアックですし、改訂されてなければ90年の情報ですので念のため。 バンド単位ではレコード・コレクターズ増刊『ブリティッシュ・ロックvol.2』(ミュージック・マガジン社)とマーキーからの『UKプログレッシブ・ロックの70年代』がいいと思いますが後者はもうないかもしれません。  さてこれに備えて下準備をしてきたのですが、長くなったのでまとめていた所でした。うまくいくといいのですが....以下いつもと違う調子ですがこの方が筆が進み、短くなるのでご勘弁を。  まずプログレッシブ・ロック(Progressive Rock:以下プログレ、最近海外ではProg-Rockの方が通りがいい)という名称については、問題点が二つある。一つはこの名称がアーティスト側から出たものでなく、雑誌やレコード会社の宣伝文句として生まれたこと。つまりプログレの定義は決定打を欠く。そしてもう一つはプログレッシブという形容詞に時間軸が含まれていること。ニュー・ウェイブも同様だが、音楽性を指すのか音楽家を指すのか、時間の経過があれば絶対に問題になる。しかし商業的な成功を収めなければこの名称が与えらなかったことだけは留意しておきたい。Pink Floydはシングル・ヒットでキャリアをスタートしたし、 The Moody Blues、King Crimsonもヒットした。売れなければ単なるアヴァンギャルドで、売れてこそのプログレである。個人的にはプログレとはこの時期に活躍したこうしたアーティストとその音楽が好きなファンが好きな音楽と思っている。  さてプログレは今の目で見れば単にクラシックからの影響が強く白人色の強いキーボードの活躍するロックと思いがちだが、そうでもない。まず考えられるのがサイケデリック・ロックからの影響で、単純な音に飽き足らなくなった音楽家は色々な音を求めた。ギタリストはシタールに走り、エフェクトをかけて音を歪ませた。しかしそこには限界があり、そこで注目されたのがキーボードである。この頃まではオルガンの音が流行の音だったが、それに加えてメロトロン、シンセサイザー、モーグなどが音の可能性を広げてくれた。このようにしてそれまでの3分間のシングルを中心とした世界に物足りなくなった音楽家はギターやキーボードで会話するように演奏するようになる(ジャズで言う所のジャム)。こうなると当然曲は長めになる(「Yes/The Yes Album」)。  サイケデリックからプログレへ流れではBeatlesの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」、「Magical Mystery Tour」の2枚が外せない。「Sgt. Pepperー」は楽曲的に大したことのないが(例外は"Within You, Without You")、その楽曲を名盤に仕上げた編曲、録音技術といった要素こそが後の音楽家に大きな影響を与えた。コンセプト・アルバムの元祖という評価は二の次でよい。その辺りが知りたいのならWho,Kinksといった一流のグループが「Sgt. Pepperー」を模したアルバムより、B級のアーティストのそれを聴いた方がよく分かる。Beatlesからの影響はアルバムの統一性はもちろんのこと、ロック的なストリングスに代表される幅広い編曲(使かわれる楽器は年々増えている。「Magical Mystery Tour」で70年代プログレの代名詞といえるメロトロンが使われているのは偶然ではない)、実験的な楽曲や音響といった要素もある。  キーボードに関してはアメリカのDoors、Vanilla Fudge等の影響も見逃せない。特にヒット曲を大胆な大胆な編曲で処理したVanilla Fudgはデビュー当時カバーをやっていたYesには大きな影響をだろう。King Crimsonに作詞家としてPeter Sinfieldがいるのは面白いが、過去にはProcol HarumのKeith Reidのような例もある。個人的には「The Velvet Underground & Nico/67」にデカデカとAndy Warholの名前があるのも印象に残る。残るプログレの要素の「長い」「変則拍子の使用」は単調な曲に飽きた音楽家がジャズからの影響を受けたと考えるのが妥当だろう。所謂エレクトリック・マイルス期のMiles Davis。そこに参加したミュージシャンのTony WilliamsのTony Williams' Lifetime(ここには英国人のJack Bruce、John McLaughlinが参加)、さらにはJohn McLaughlinが率いたMahavishnu Orchestraといったジャズ勢。これに米国のアヴァンギャルド派のFrank Zappa & The Mothers of Invention、Captain Beefheartといった名前を加えれば説明がつく。  上に挙げた要素を備えたバンドとなるとPink Floyd、King Crimsonは必ずしも当てはまらない。となるとEmerson, Lake & Palmer、Genesis、Yes等が代表的なバンドということになる。以下バンド編に続く予定。

参考URL:
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=C374
noname#1625
質問者

お礼

p、pfmさん、ヒジョーに詳しい解説、どうもありがとうございます。しかも、下準備までしていただいてたんですね・・・。 うまく1並びで出せたので、ひとりではしゃいでました。悲しい・・・。 同じこと考えてる人結構いるんじゃないかと思って「最新の質問」みてみたんですが、あんまり狙ってる人いませんでしたね。 お薦め本読んでみます。解説もものすごく勉強になりますよ。ありがとうございます。熟読いたします。 >以下バンド編に続く予定。 よ、よろしくお願い申し上げます!! 11件じゃなくて22件で締めようかなー。とりあえず連番で閉めたいのでございます。

  • pirorikin
  • ベストアンサー率36% (42/114)
回答No.5

結局のところ「プログレ」を改めて定義することの難しさは、当時の「3分間ポップス」でもないし、「ハードロック」でもない、という、ちょっと毛色の変わった「はみだしモノ」の総称だった、ってところにあるのかも知れませんね~。

noname#1625
質問者

お礼

そうなんですか~。

noname#1733
noname#1733
回答No.3

そっそうかー、プログレの「お薦めは」と思ってたら、プログレの解説ですか?これ結構意表突かれましたね(笑)。 パス!! まずはプログレ入門編としては、特にpirorikinさん辺りから、英国以外の(英国内ではマニアックな)プログレアーティストのご推薦が「雪崩」の如くやって来るでしょうが、取り敢えずそう言うのは「無視」しましょう(笑)。 まずは、4大バンドと言われるものをお勉強しましょう。 1.Pink Floyd 2.King Crimson 3.Emerson Lake&Palmer 4.Yes 5.Genesis あっ失礼私の大好きなジェネシスも入れて5大プログレ・バンドですね。 カテゴリーの説明としては、軽ーく下記「Listen Japan」辺りをご参照下さい(相変わらず卑怯)。 口悪く言えばクラシックやジャズに挫折した人達がやり始めたロック音楽で、究極の美しさの追求、そう一時期のヘビメタと進む道は一緒だったりします(笑)。 実はプレグレッシブ・ロック界は結果的に小さな「村社会」だったりします(笑)。その辺りは参考URLの「相関図」を見ましょう。やはり、お好きな方はこうやってHPに載せているわけですね、いや感激です(笑)。PinkFloydを除き(Genesisもバンドとしては僅かだけですが)、アーティストの加入・脱退が入り交じっていて『壮観』ですね(笑)。その元凶はKing CrimsonとYesです。 Crimsonはホントにキリが無いですが、私的にはYesが節操無くって「好き」です。途中裁判が有ったり、凄いのは当時看板ボーカルのジョン・アンダーソン(大体この人が元凶なんですが、なんか許せる)とキーボードのリック・ウェイクマンが抜けた後、当時「イケイケ」のバグルス(Buggles=そう、あの有名な「ラジオスターの悲劇」をヒットさせたユニット。編成はボーカルとキーボード)を企業買収の様にYesにそっくり吸収したことですね。あと、裁判とかでスッたモんだしたあげくに(やっぱし)皆が集まって(リユニオンと言うよりリリリリユニオンか)発表したアルバム名が「Union」だったり(笑)・・・ んっ?、一寸ズレてますかね?まあ、これらを踏まえ他のプレグレを聴くのが良いかと思います。只、先は長いので私としてはあまりお薦めしませんが(笑)。私もこれ以上はよー知らんし。 具体的アルバムとしては、よーく考えて出直してきます。 つづく・・・・のね、やっぱし。 http://www.listen.co.jp/sub1.xtp?parent=106 http://www2.famille.ne.jp/~hasi/inamanji/yes.html

参考URL:
http://www2.famille.ne.jp/~hasi/inamanji/yes.html
noname#1625
質問者

お礼

そうなんですよー、お薦めじゃなくて解説です。だって意味わかんないんですもん。意表突いてました?なんかうれしいなー。 プログレの4大いえ、5大バンドですかー。どうもありがとうございます、お勉強しますよ!一応アルバムかベスト一枚づつくらいは聴いてます。 結構さらっと聴けました。Yes最近すごい好きなんですよね、私。 「相関図」、すごいですね・・・ どうもありがとうございました。

  • pirorikin
  • ベストアンサー率36% (42/114)
回答No.2

>愛読書があれば教えていただけませんでしょうか。 答え易いコレから先に...(笑)。 比較的最近出た本としては、 「ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシブ・ロック」音楽之友社 「プログレのパースペクティブ」ミュージックマガジン なんつーのがあります。まだ売ってるかどうかは不明。 正にプログレ雑誌なのは、 「Euro-Rock Press」発行:マ-キー・インコーポレイテッド 別にプログレ雑誌ではないが、それ系のネタも多い 「ストレンジ・デイズ」発行:ストレンジ・デイズ その昔、Marqueeが「Encyclopedia of European-Rock」っつースゴイの出したんだけど、もう絶版だろーなー。あと、その続編のUK編、Italy編、France編...etc.色々出たんだけど。

noname#1625
質問者

お礼

「ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシブ・ロック」と「ストレンジ・デイズ」は名前だけ知ってるんですが、実物目にしたことってありません。ひさしぶりにJ堂でも行ってこようと思います。 うーんたのしいなー。どうもありがとうございます。

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