- ベストアンサー
空売り停止処置の銘柄の行方は
ある銘柄を購入していますが 空売り停止措置になっています 空売り停止措置された銘柄の先行きは一般に どのような動きになるのでしょうか 過去の事例等をしりたいのですが どなたか アドバイスお願いします
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
”一般論”として I.結論 信用規制が入る前の、その株式が持っていた『本来の大勢的なトレンド』に戻る。 II.株価の流れ Step1 信用規制(新規売り建て禁止)が入ると、売り方の一部から踏み上げも入り、 買い方はさらに勢いづき、より一層の株価急騰となるケースが多い。 Step2 急騰後は、買い方自身の利食い・警戒感・ババ抜きゲーム化が始まり、 株価は急落する。なお、この急落の段階で売り方が買い戻してしまい、 規制解除となるケースもある。 Step3 その後、足の速い投機資金は次なる獲物へと逃げてしまい、 売買高の減少とともに、株価は徐々に下がる。 Step4 やがて、数ヶ月が経過、売残高の減少が進捗しない場合は、 売り方の期日向えが近づくにしたがって、株価は動意づき、出来高が増加、 再び株価急騰となる場合がある、がこれはごく短期の仕手戦で、 期日向えを利用した、買い方の"いじめ"とも考えられる。 また、この現象は、株価水準・売残高の推移によって、相違がある。 Step5 最後に、売り方の買戻し、売残減少、規制解除となり、 株価は、本来のトレンドに沿った方向に復帰する。 III.過去の事例 (1)直近の例(解除されて日が浅い) 松屋(8237) 売り禁:2/23~8/25 売り規制直後と期日向えで仕手戦 (2)規制後、売り方がすぐ買い戻した例 曙ブレーキ工業(7238) 売り禁:7/6~8/25 売り規制後の急落で売り方の買戻し、底打ち後、本来の順調な業績アップを 反映した上昇トレンドに復帰 (3)突発事件で売り規制した例 植木組(1867) 売り禁:10/27~12/2 昨年、新潟県中越地震発生で急騰、急騰・急落となり、規制解除後は 株価水準が少し違いますが、元の横ばいトレンドに復帰 最後に、上記はあくまで一般論です、個々の銘柄の業績・材料・癖などにより、 一概にこうなると言い切れるものではありません、ただ、『規制期間が終って見れば、 規制が入る前の、その株式が本来目指していた大きなトレンドに沿った復帰をする』 ケースが多い、とは言えそうな気が致します。お役に立てば幸いです。 では、では、がんばって下さい。
お礼
大変 良く まとめてくれた回答でした ありがとうございます。