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カラ売り停止措置
日本高周波鋼業<5476>が、日証金のカラ売り停止措置などが売り材料となったとニュースで見ました。 そこで、カラ売り停止措置がなぜ売り材料なのか知りたいのですが。 カラ売りの買戻しを期待した買いが新たに望めないからでしょうか。しかしそれ以前のカラ売りがないわけですから、売り方が減ると考え株価は上がると思いました。 回答お願いします。
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日本高周波は仕手系銘柄としても有名です。 この手の銘柄が想定以上に上昇することがあるのは、多くが売り方の踏み上げによるものです。 ご存知の通り、空売りと言うのは株を借りてきて売る行為です。踏み上げが起こるには極端な株不足が必要です。 (株不足=逆日歩につながる) 株不足は売り方が多くの株数を空売りし、同時に買い方が浮動株を買い占めるという表裏の売買行為によって生じます。 売り禁になってしまうと、この株不足を生じさせる半分の要因がなくなることになります。 売り方が全員結束して買い戻さなければ株不足が継続しますが、相場はそのようにはいきません。 つまり売り禁というのは水道の蛇口を閉めるようなもので、相場を収束に向かわせるのです。
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- koala60
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東都水産も有名な仕手株です。 仕手株にはしかける筋やなにかによって手法が違います。 東都水産に関しては「空売りの締め上げ」がありました。 空売り規制によって相場が収束に向かい、どうせ下がってくるからいつでも買戻しができる・・・と思った売り方を、買い上げていくことによって締め上げたのです。 何年か前になりますが、丸山製作所という株がやはり仕手化し、空売り規制もはいったしもう落ち着くかな、と見せかけて規制がはいってからの買いあがりはすさまじいものでした。 またある程度高値を維持すると規制解除を狙っての買いもはいります。規制が売り材料なんですから、規制解除は買い材料です。 過熱感なくあがっていくと売り方は「もういい加減だめだろう」と損きりの買戻しの判断を先延ばしにすることがあります。それをじわじわ買い上げることによってもっと高い値段で買戻しをさせるのです。 また、売りでとる仕手筋なんかもいます。
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ありがとうございます。 なるほど、そこまでの手法を知りませんでした。 規制を利用したり、また逆手に取ったり、知らないで飛びつくと痛い目にあいますね。 一方で、それを読むのが面白いのかもしれませんけど。
お礼
ありがとうございます。 まずこの株が仕手株だったとはしりませんでした。ここ最近の上昇は其のきざしだったのでしょうかね。 やはり目先の売りより踏み上げにつながる買戻しがなくなるからなのですか。 去年9月に東都水産が急騰で売り規制がかかったと思います。 でもそのときはその後も上昇余地がありました。これはそれでも上がると思ったひとが多くいた、と解釈してよろしいでしょうか。