無菌操作について教えて下さい
バイオ実験で滅菌したチップケースをクリーンベンチに入れるときの方法について、
下記の2通りの手順があります。
以前(1)の方法で実験していて、過去5年以上、コンタミした実績はありませんが、
他の人から、チップケースを外に出しておくと、ケース内に菌が入るため、コンタミをより防ぐには(2)の手順の方がより良いと指摘を受けました。
経験上、(1)の方法でコンタミしたことはないので、問題はないと思っていますが、
(2)の方がコンタミはより防げるものなのでしょうか?
(2)では、汚れたアルミ箔をクリーンベンチ内ではがすとき、菌がまき散らされて、汚染率を逆に高めるような気がします(アルミ箔表面を予め消エタやUVでアルミ箔表面を殺菌しておけばよいのかもしれませんが)。また、アルミをはがしたときに手も汚れるので、再度、手も消エタで殺菌してから、入れ直す必要も出てきて、操作がとても煩雑になる気がします。
そもそも、チップケースの蓋を締めたまま、外に出しておいたとき、ケース内に空気の流れで微生物が入り込むことはあるのでしょうか?
無菌操作の基本についてデータも文献もないため、よく分からず、困っています。
詳しい方がおりましたら、教えて下さい。
(1)
チップケースを直にオートクレーブ滅菌。
チップケースに消エタをサッと吹きかけて、そのままクリーンベンチに入れて使用。チップケースをクリーンベンチの外に出しても、チップケースの蓋を開けなければ、再度、クリーンベンチ内に戻して使用可。
(2)
チップケースをアルミ箔で包んで、オートクレーブ滅菌。
アルミ箔に包んだままのチップケースをクリーンベンチに入れて、以後、チップを使い切るまでチップケースをクリーンベンチから出さない。チップケースを外に出してしまった場合はクリーンベンチ内で使用しない。
お礼
ありがとうございます! 確かにルーツェ型ピンセットです。 丁寧でとてもわかりやすかったです^^