おっしゃっていることがようやく理解できました^^;
つまり、仮に1箇所に換気扇を設けて、それで排気するだけで各部屋相互間は建具の隙間から充分に換気量が確保できるか?ということですね。
結論から申し上げますと、明確な計算は不可能だと思います。
見かけ上の各部屋相互間の建具の隙間を有効開口面積とみなす場合、ガス器具の給排気設置基準の中に換気設備(有効な給気開口)として以下の建具の種類に応じた開口面積の計算方法を記載しておきますが、これはあくまで見かけ上の話しです。
ドア・窓の種類 隙間1m当たりの有効面積
アルミサッシ窓及びドア 2 cm2
鋼製ドア 10 〃
木製窓 5 〃
木製ドア 20 〃
(参考:ガス器具給排気設置基準)
つまり、部屋と部屋の間に障子があって、その4辺の総和が8mだったとすると、
8m×5cm2=40cm2(障子はアンダーカットがないので木製窓とみなす)
という理論上の開口面積になります。
しかし、各部屋相互間はそうであったとしても、実際には3種換気の場合は給気口があって初めて換気が行われますので、外壁に面した給気口や上記の建具隙間の計算にそった窓の隙間からの換気しか望めません。
通常、家庭用で使用されるような換気扇の場合、そのわずかな隙間から外気を取り込むほどの有圧は確保しにくいと思いますし、屋外の風向きによる風圧帯の圧力差のほうがよほど大きいように思います。
(業務用に使用するような有圧扇を使用するなら話しは別ですが)
ましてやそれで各部屋理想的な換気回数を実現するのはとてもじゃない解析を必要とするでしょう。
そんなことなら、外壁に面した部屋には小さいながらも個別に換気扇を付けるほうがよほど理想的な換気を得られると思いますが・・・。
お礼
説明が下手で混乱させてしまってスイマセン(><) >つまり、仮に1箇所に換気扇を設けて、それで排気するだけで各部屋相互間は建具の隙間から充分に換気量が確保できるか?ということですね。 そうです。このとおりです。 吸気口については、部屋に吸気口を設けるか、吸気口つきサッシを使うことで問題は解決するのでしょうか。 そうだとしたら後は計算ということになりそうですけど・・・難しそうですね(^^; ダクトを使った計算を前にした時は摩擦係数とかの圧力損失の計算もあったと思いますが、この場合もそういう計算が必要になるのかな。 計算するにしろしないにしろ、疑問は解決しました。どうもありがとうございました。