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高調波の影響
高調波が発生して機器の過熱焼損、異常音など影響があると言われていますが、最初にサイリスタ等より高調波電流発生があって結果的に電圧波形を崩す(絶縁破壊等)と言う考えでよいのですか。又、一般に高調波と言っているのは電流、それとも電圧..一緒の事なんですか。
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サイリスタ等に高調波電流が流れ、その電流により電源側ケーブルに電圧降下が発生します。よって電圧も高調波成分を含んできます。 高調波が流れて・・・と言うことはありますが、 高調波がかかって・・・ということはあまりないですから、普通高調波というと、電流ではないでしょうか。
- kent8585
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訂正、補足 第3次高調波(150Hzの成分)→第5次高調波(250Hzの成分) コンデンサとは高圧受変電設備の進相コンデンサについてです。
- kent8585
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以前の質問「高調波をわかりやすく例えると何?」 で#1さんがリンク先を記載していますので参考にして下さい。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1621742 >電圧波形を崩す(絶縁破壊等)と言う考えでよいのですか。 深刻な問題のコンデンサを例にしますと 商用電源(50Hz)に第3次高調波(150Hzの成分)が含まれている。 商用電源(50Hz)より周波数が大きい→コンデンサのインピーダンスが減少する→通常より大電流が流れる→コンデンサが焼損する。
最初にサイリスタ等より高調波電流発生があって結果的に電圧波形を崩す(絶縁破壊等)と言う考えでよいのですか。 →基本的には、上記理解で良いと思います。但し、絶縁破壊というよりは 過熱焼損、異常音などの影響という認識の方がよいと思います。 一般に高調波と言っているのは電流、それとも電圧..一緒の事なんですか →高調波を検討するときは、高調波電圧、高調波電流双方を見ます。 一般に、高調波の初めの要因は半導体などから発生する高調波電流。 この電流と回路のインピーダンス(主にリアクタンス)により高調波電圧 (電圧波形の歪み)が発生します。但し、何らかの原因によって高調波電圧 が出ている電源系統(ネットワーク)にコンデンサ、コンピュータ等を 接続すると、高調波による障害を受けてしまうことが有ります。 つまり、高調波問題は(皆が共有する)一つの配電線、構内電力ネット ワーク(電線)を介してお互いに原因者になったり、被害者になったり するので、お互い様の精神で原因者とならないように配慮が必要です。
- sittaka-kun
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あまり人の言うことを鵜呑みにしないほうがいいと思います。