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PMC療法について・・・。
三重大のホームページで癌のPMC療法というのを見つけました。その療法についていくつかの質問を聞いてください。 (1)三重大以外の病院でも実施してくれるのか。 (2)副作用はあるのか。 (3)本当に癌の再発が90%防げるのか。 (4)その他何か良いご意見を宜しくお願いします。
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5FU、しかも5FUの内服薬剤がここまで広く流通しているのは、日本特有の現象といわれています。それには製薬会社の理論などいっぱいあって書くのをはばかります。結論のみ言えば、5FU自体の実効力については専門家でも意見が分かれているといわざるを得ません。消化器癌には全く効かないと断言する専門医もいます。 PMC療法という言葉は私ははじめて聞くのですが(不勉強か?)、HPや関連論文の記載からは、いわゆる『選択的静脈投与』(主に静脈系から栄養されている腫瘍一般に使用、これは肝臓ガンの門脈栄養タイプなどが入ります。)や『選択的動脈投与』(多くの腫瘍はこちらのタイプですね)というドラッグデリバリーシステムにのっとった方法と、副作用を減らすための『持続的少量投与』(体外式シュワフューザーや埋め込み式インフューザーなどを用いる方法)の複合方法のようです。 そうであれば、これは今に始まったことではなく、10数年前からがんセンター他の施設で普通にされていることです。(QOLの観点からも推進されてきていますが、管理料などの問題から一般病院には行き渡っていませんので、高次総合病院(おそらくは大学病院か各都道府県の癌研究専門病院)でされていると思います。レジメン(抗がん剤のメニュー)については研究の域をでていないでしょう。 ちなみに、~年生(存)率というのは、癌が再発しようがどうしようがその時点で生きていればOKなので再発を90%防ぐと捕らえるのは無理がありますね。ただ、これだけ大々的にHPに書いている以上、この大学の研究室の臨床研究の柱であることには間違いがないと思いますよ。 副作用については、当該の抗がん剤の副作用に準じるとは思いますが、持続少量投与の場合は急激な副作用は減じられる(理論上)はずです。だからこそ長期間に渡って実行できるんでしょうね。膀胱癌で同じ治療法の経験がありますが、確かに副作用は全身投与の方法よりも少なかったと思います。ですが、結局、癌を駆逐することはできませんでした。過度の期待はできないでしょう。
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>三重大のホームページで癌のPMC療法というのを見つけました。 以下の参考URLサイトでしょうか? ◎http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=11221829&dopt=Abstract (Cancer Research) Abst,では臨床効果・副作用は判りませんね・・・? 「大腸癌」の治療法について調べているのでしょうか・・・? ◎http://wwwinfo.ncc.go.jp/NCC-CIS/pub/0sj/010240.html (大腸がん) 補足お願いします。