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介護老人保健施設について
介護老人保健施設は、老人保健施設として開設当時は、病院と在宅の中間的な施設であったと聞きます。介護保険が導入され、介護老人保健施設となり、介護認定を受けた方の終の棲家へと変貌していっているとも聞きますがいかがでしょうか?資料を調べてると介護老人保健施設は「中間施設」という説明が多く見かけます。よろしくお願いします。
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老健施設併設の在宅介護支援センターの相談員をしています。 まず、老健施設の入所期間のことですが…。 実を言うと、介護保険法令上どこをさがしても入所期間に言及している文章は出てきません。驚かれたかと思いますが、そうなんです。 で、「中間施設」の意味ですが、 これについては、介護保険法施行後、現在に至るまで何ら変わっていません。 ただ、旧老人保健法当時での施設療養費の額が3か月を一つの単位とした逓減制を敷いていたのに対して、介護保険法下の施設サービス費(介護報酬)の額が入所期間に関わらず一定になったこともあって、全体として入所期間が長期化しているのかもしれません。 実際、うちの併設施設の利用者の中にも夏・冬には健康管理目的で入所し、その他の時期には通所や短期入所を使いながら在宅生活をされている方や、普段は在宅で生活し、短期集中的なリハビリ目的で短期入所を利用される方などもいます。 そういう意味では本来の「中間施設」としての役割を果たしているとは思うのですが、正直なところ、そういうケースが少ないのも現状です。また、病院併設のところなどは、病院の入院期間の問題から老健施設が「利用」されたり(診療報酬なんかの関係でこれ以上入院できないとなったときに、すぐに患者を老健に回すなどという、関係者として腹立たしい話も聴きます)。 「中間」という意味が今あやふやになりつつあるのかもしれません。
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- dorizuki
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老健で働いている介護職員です。私たちも働きながらいつも疑問を感じています。 「中間施設」ではなく「特養空き待ち施設」ですね! 入所と同時に方向性の欄があるのですが、ほとんど特養です!自宅に帰る人はほとんど皆無に等しいです。入所当初は在宅方向であっても、入院費よりも安く介護負担がないので、家族が楽で安心なので、気持ちが変わってしまうのでしょうね(-_-;)。 10月になれば利用料が上がるって話を聞いていますが。 私たち関係者はそういうのを「老健の特養化」と最近言っていますねm(_ _)m。
お礼
介護職員の方の本音が聞けて、よかったです。どうしても参考書の知識では、どこまでが理想でどこからか現実かわからなくなってしまって…ありがとうございました。
- mon-nashi
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No.1です。 現在、父が脳梗塞および心筋梗塞の要介護度5で、6月より介護老人保健施設に入所しております。 その入所するときに、施設の担当より中間施設であるとの説明を受けましたので、入所と同時に近所の特別養護老人ホームに入所予約をしました。 次の施設は、基本的に自分で探すようになると思います。相談ぐらいは乗ってくれと思いますが。 まだ、次の施設に移るほどの期間とはなっていませんので、明確では有りませんが。 今わかることはこのぐらいです。
お礼
お父様が利用されているんですね。お大事になさってくださいね。特別養護老人ホームの入所はなかなか難しいようですね。入院と同時に次の予約。これが現実なのかもしれませんね。
- mon-nashi
- ベストアンサー率27% (77/278)
やはり病院と特別養護老人ホームの中間施設と考えていいと思います。 通常介護老人保健施設は半年~1年程度しか入居することはできないと思います。
お礼
お礼の前に質問なんかしてごめんなさい。早速お答えいただいて感謝しています。ありがとうございました
補足
早速ありがとうございます。そうすると介護老人保健施設も入所期限が設けられているということでしょうか?病院だと一定期間以上たつと保険収入が減るのでほかの病院を紹介されるみたいな感じで介護老人保健施設も他を紹介されたりするんですか?
お礼
具体的でわかりやすかったです。ありがとうございました。本音の部分の聞けて納得といった感じです。また、介護保険を見直す理由がここにもあったのかという感じです。高齢社会を支える制度としてはまだまだこれからって感じですね。