人工甘味料で糖尿病悪化 その他の影響は?
最近流行りの0カロリーデザートやカロリーを大幅にカットした飲料やデザート、ヨーグルトなどには、砂糖の数倍から数百倍もの甘味を持ちながら消化吸収されないためカロリーゼロかほとんどゼロの人工甘味料が使われています。
アメリカのFDAはこれらの甘味料を特に有害であるとはしておらず、食品への添加を許しています。
しかし、今日9月18日のニュースで、これら人工甘味料による糖尿病悪化の証拠が見つかったとの報道がありました。
FDAとは別個に人工甘味料の安全性を調査している研究者がマウスや人を使った実験で、人工甘味料入り食品を食べ続けた被験者の方が人工甘味料が入っていない食品を食べた被験者より明らかに耐糖能が低下し、血中の糖の濃度上昇が見られたとのことです。
また、腸管内の有用な微生物の生息環境が人工甘味料で変化してしまったことも、血糖値の上昇に繋がっているそうです。
今後、人工甘味料の使用を野放しにしたままで本当に大丈夫なのでしょうか?
この頃はお菓子や飲料だけでなく、カレールーなどの料理にも添加されるようになってきた人工甘味料ですが、このままだと近い将来、人工甘味料無添加の料理の選択肢が急速に狭まって、否応無くこうしたリスクのある人工甘味料を多くの人が摂らざるを得なくなるのではないでしょうか?
特に外食が多い人の場合、チェックしようもなく、知らないうちに高いリスクにさらされるようになりませんか?
人工甘味料がここ数年で急速に普及してきたのは、消費者の利益より売る側の都合や利益を優先させた結果なのではないでしょうか?
原材料が確認できる食品だけでも、人工甘味料の名前を見つけたら、買わないようにする以外、誰にでもできる防衛手段がなさそうですね。
野菜や魚など、大元の原材料を購入して自炊すれば一番安全なのでしょうが、現実には自炊している暇などない方が多いですね。
今回は糖尿病の悪化リスクが見つかったようですが、その他の病気の誘因となっている可能性も、これから次々に確認されるのかもしれません。
牛肉生産地以外のアメリカ国民の大半は、狂牛病を知らないそうで、畜産業会の圧力で政界やマスコミが事実を隠蔽してきたためなのだそうです。
人工甘味料のおかげで大ヒットした商品が続出する中で、本当の安全性についての情報が意図的に隠蔽されている可能性もあるのではないでしょうか?