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教育学で学位のとれる大学

 「教育学」で学位(博士)を取得できる大学をさが しています。教えて頂けないでしょうか??  修士課程までは,いろんな大学にあるようですが, 後期課程まで設置している大学は少ないようで・・・  よろしくお願いします。

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noname#134788
noname#134788
回答No.7

 No.2です。  最初に、大勢の方に補足してくださったことに 感謝いたします。  今回お話することは2点です。まず、論文博士の 今後なのですが、私も書き方が悪かったと反省します。 文系博士号は、色々と問題があって、「増やしたい」と 「増やしたくない」というジレンマにあります。  というのも旧帝大の大学院研究科長(学部長)でも 教育学の博士号を取得していない人がいて、しかも 他人の博士号審査をしていたり・・・。  欧米は審査が厳しいとはいえ、博士号取得基準が 明確になっていたり、博士課程修了=博士号取得 だったりしている中で、日本へ留学している大学院生が 10年いても博士号を出してもらえないで国費の無駄 遣いと国際問題スレスレのトラブルが続出したり・・・。 また、18歳人口の減少で、留学生でメシを食う大学も 多かったり・・・。  国立大学の場合、修士課程の大学院生を指導すれば 手当がもらえますが、博士課程の大学院生を指導しても 手当がもらえないとか・・・。  増やしたい要素と減らしたり要素があります。 ですから、教育学の博士号を取得したくて外国の 大学院で取得する人も少なくありません。また、 授与数の多い社会学などの学問に転向する人もいます。  また、現在の文部科学省系の審議会(大教審など)で 論文博士制度の廃止について議題には出ています。今は 継続審議、見送りなどですが、議題が出続けるからには 今後は10年後、20年後には廃止ということは ありえます。これは、課程博士は少なくとも博士課程の 大学院を修了した人ですが、論文博士が曖昧過ぎる ということもありますが、名誉博士とか正式な博士号と 違う制度が一部の組織に横行し、それとの誤解を避け たりするなどの理由もあります。  2つ目は、外国語についてですが、学問分野で決まる と思います。例えば、日本教育史などは日本語の史料が 多いですから日本語のみで博士号が取れない理由は ありません。  しかし、日本の教育学は他の学問からみても、外国 から見ても決して進んでいるとは言えない部分もあり ますから、語学力があるに越したことはありません。 これは教育学に限ったことではないかもしれません。 日本語+英語、よくを言えばプラス1の3言語の 論文の読み書き(スピーチ、ディスカッションは ケースにもよる)はできるようした方が博士号取得後の ためにはなると思います。  職業教育ならば、インプット面で考えれば労働法 研究文献が多いフランス語、職業育成の伝統があるド イツを中心としたドイツ語ですし、アウトプット面を 考えれば、近年経済組織(公司など)の変化により 職業育成を日本から学ぼうとしている中国を中心 とした中国語などが考えられますが、それもアメリカ などの英語文献を熟読したうえかもしれません。  無論、研究手法は人それぞれで、日本語文献だけで 博士号を取得している人もいますから、絶対では ありません。まして、外国語ならば大学院の留学生に 添削指導を受ければ、英語論文の読み書きだけならば 何とかなりますよ。

その他の回答 (6)

  • caronyan
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回答No.6

続けて失礼…またまたNo.3です。 老婆心(老兵心)ながら、下の回答に付け足しを。 No.4の方のご回答に少し補足するならば(屋上屋を架する感もありますが…)、 > 論文博士には優秀ながら大学院にいけなかった人、 人文系の学問領域でも、近年では、博士後期課程を「満期」退学せず「中途」退学扱いで学籍を抜いた人が、 退学後少し時間(10年ほど)をかけて論文をまとめ、学位請求論文として在学していた大学院へ提出するケースもちらほらありますね。 博士後期在学中に母校の助手のポストが空いたりして、在学年限を満たす前に、学籍を抜いて着任する例なども多いので… (優秀な院生ほど、在学中の研究業績(雑誌論文の数)もあったりして、助手の席が空くと真っ先に白羽の矢が当たりますから、 こういうケースが生じます。大学によっては、学籍を抜いて数年間は課程博士で受け付けてくれますが、 在学が3年に満たないで退学 or 単位数を全て取得せずに退学、の場合には、課程博士での学位は申請出来ません。) ともあれ、論文博士と言っても、従来の「長年の研究業績」(20年~30年ほど)に対する授与に比べて、年々、 規模(論文の分量)や重さ(取得の難しさや価値など)の面では軽いものになってきてはいるように思います。 (No.4のご回答の「論文博士は年々難しく」と矛盾するようですが、これはこれでここ何年かの現実の一面です。大学にもよるでしょうね) ただ、No.4の方がおっしゃるとおり、やはり価値のある研究でなければ学位は認められませんし、 「提出する学位請求論文のうち相当の部分が、しかるべき雑誌などに既発表であること」を、 申請に際しての規定として明記している大学もあります。 旧帝大ならびに旧高等師範系(筑波大や広島大、東西に1つずつある国立女子大のことです)のような、 俗に言う "(学問的に)ちゃんとした"大学ですと、 そのうち決まった本数をレフェリー付きの雑誌(紀要類ではなく学会誌など)に掲載していることが、 審査を受ける条件になっているはずです。 大学院(全体)の学務規定ですから、人文系に限らず(教育学のような)社会学系の学問領域でも同じでしょう。 長々と書きましたが、論文博士は以上のようにハードルも高いですし、 それなりの年月を重ねて継続的に研究を積み上げた上での取得ということになりますから、 質問者さんのように今から研究の世界に足を踏み入れる方(とお見受けしますが)には、ちょっと気の長い話かも知れません。 博士後期課程に入学し、修了時に、在学中の研究成果をまとめた論文で課程博士を取得した方がいいでしょうね。 あともう一つ、博士論文に欠かせない重要な要素(体系性・客観性・実証性、先行研究をふまえた研究史上の位置付けなど) を欠いたものは、いくら分量だけあっても「論文の体をなしていない」とされ、当然学位など与えられませんから、 独学自習ではなく、やはりしかるべき指導者の元で学問的な基礎や方法論などをきちんと学ばれるのがいいと思いますよ。 まずは、学会に入ってそこでの知り合いを作ることでしょう。ここでの回答以上に、具体的な情報が得られるはずです。 ご健闘をお祈りいたします。

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,ご返答頂きありがとうございます。  下記”お礼”にも書かせて頂きましたが,もう少し 自分の中で,物事を整理して充分考えてみます。

  • caronyan
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回答No.5

No.3の回答者です。 (「関係者」の項目がないので「一般人」にチェックを入れています) 質問者が、自分の知りたいことだけ尋ねて、ご自身の状況を全く示されないので、 修士に在学中の院生なのか、学部在学中から博士号取得の意欲がある学生なのか、はたまた社会人なのか、全く分かりません。 (こういうところに個人的なことを書きづらいのは分かりますが…) 興味は(全く!)ありませんが、何を前提としてどう回答していいのか、少しはかりかねるところはあります。 とりあえず、先に、お尋ねの要点にお答えしますと、 > 課程博士と論文博士では,費用などはどの程度違いがあるのでしょうか?? (費用の比較) 課程博士 …… 大学院入学と在学にかかる費用(受験料、入学金、授業料) 論文博士 …… 論文の審査にかかる費用(事前審査、本審査それぞれの申請時に添える審査料)   ※ 学費や審査料などは大学によって異なりますので、数字的なことは書けません。 (かかる期間の比較) 課程博士 …… 大学院入学準備にかかる年数+在学年数   (大学院入学準備=情報集めや受験先の選定、院試の出題に対応出来る学問知識の習得)   (在学年数=博士後期課程は通常3年、大学によるが留年を含め一般的には最大6年まで在籍可) 論文博士 …… 論文博士の学位を認められるだけの体系的な(量・質ともにまとまった)研究をなしとげる、        または それに相当する学位請求論文を仕上げるのにかかる年月(10年~2、30年) といったところでしょうか。 > 求められる論文数や主査となる教授を探すには,どのような方法があるのでしょうか? 通常、博士号の取得を考えるような状況の人には、そういう情報は自ずと周りから耳に入って来るものですが… > 主査を担当して頂けるような先生方にはどのようにしてコンタクトすればよろしいのでしょうか? 学部・修士と経歴(学歴・研究歴)を重ねて、さらにその学問を究めようと考え、博士後期課程への進学や学位(博士号)の取得を視野に入れるような人は、その分野の学会や研究会、あるいは内輪の勉強会などに所属(入会)して、定期的に開かれる全国大会や定例の研究発表会などに参加するものです。 最新の研究成果だけでなく周辺的なことも含めて情報交換し合う場ですから。 学会発表を聞いたり専門分野の近い仲間と知り合ったりする中で、どの大学に博士後期課程があってどういう研究をしている院生さんがいるとか、それを指導している(こういう専門の)教授がいるとか、そういったことも分かってくるわけですし、 あの教授の指導を自分も受けたいとか、あの教授に主査として学位審査をして欲しい、などといったことも、そういう状況で見えてくるものです。 「コンタクト」と書いておられますが、見も知らぬ相手に、唐突に「主査をしてくれ」と手紙を送りつけたり、誰かを頼ってコネで依頼したり、とかいうイメージでも持っておられるのでしょうか。 普通は学会活動を通じて知り合うものでは…質問者ご自身もきちんと研究を積んでその成果を学会で発表すれば、専門が近い研究者はちゃんと注目してあなたの名前も覚えてくれますよ。そういった前提があって、学会の懇親会などの機会に自分から挨拶したり向こうから声をかけられたりして、研究上のご縁がつながっていくのです。 地道かつ誠実かつ相当な努力を伴う研究活動の積み重ねなしに、いきなり情報だけ入手して、(手っ取り早く)博士号は取得できませんよ…。何のために学位を取りたいのか(学位を取ってどうするのか)、どうも本末転倒な発想のように感じますが…

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,ご回答頂きありがとうございます。  修士課程を修了した社会人です。  様々なご指摘を頂きありがとうございます。貴殿の 言われるよう,もう少し自分の中で,物事を整理して 充分考えてみます。

noname#134788
noname#134788
回答No.4

 No.2の回答者と同一人物です。  課程博士と論文博士を比べれば、課程博士の方が早く 取れる時代になっています。  従来は博士課程退学をして、大学教員をしながら 研究歴や教育歴を積んだ者に出すのが文系学位でしたが、 95年頃から博士課程ストレートで学位取得という人も 珍しくなくなっています。  逆に博士号過剰で、論文博士は年々難しく、将来的には 日本では廃止される方向になる可能性もあります。以降は 論文博士のことについて触れます。  論文博士には優秀ながら大学院にいけなかった人、 長年の研究業績、かなり研究界に影響を与える業績を 出した人を評価してもらう数少ない道で、現職の大学 教授にも多いはずです。  査読については、基本的に課程博士と同じく博士論文 審査が条件ですが、論文博士の人の場合は既に著書と なっている研究書・専門書が多く、その名著の評価を することで替えることもあります。レフリーは、 基本的には学士・修士を取得した大学の教員や、所属 学会の先輩会員が主査となる例が多いです。  費用は分かりませんが、課程博士よりは長い年月が かかるので、一般に民間企業の技術者・研究員、官庁の 技術職員、退職した元キャリア官僚など他の仕事を 持っている人が多いですね。

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,何度もご回答頂きありがとうございます。  もうひとつ質問させて下さい。「語学力」がないと学位取得はやはり難しいのでしょうか??

  • caronyan
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回答No.3

質問者は、博士後期課程に在学して課程博士を取得するため、進学先を探しておられるのですか? それとも、論文博士を目指していて、論文の提出先として、この分野で博士号を授与できる大学を 探しておられるのですか? 前者の場合、大学ごとに教育内容が異なりますから、 カリキュラムや教授の布陣(どういった分野を専門とする教員が組織を構成しているか)を よく調べられたほうがいいですよ。 No.2の方のご回答にもあるとおり、各都道府県に置かれた教育大学や 総合大学の教育学部(沿革として、師範学校を前身とするもの)などは、 義務教育(小・中学校)の現場教員養成のための組織ですから よく言えば実学指向、悪く言えば職業訓練所のような面が強いです。 ありていに言えば、アカデミズムの追究にはほど遠く、 (教科の)教育方法など実践方面の鍛錬にもっぱら重点が置かれています。 大学のwebサイトで調べたり入学案内を取り寄せる方法が確実ですが、その前にまずは   ・社会人のための大学・大学院入学ガイドブック(ダイヤモンド社)   ・人文科学系大学院案内(東京図書) のような本を一冊買ってみて、めぼしい大学院(大学名)をまずピックアップしてみるとよいでしょう。 ↓リンク先には、前年度以前のものが紹介されています。2006年度版も出ているのでは? http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30988661 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30536551

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,ご返答頂きありがとうございます。  課程博士と論文博士では,費用などはどの程度違い があるのでしょうか??  また,下記投稿へのお礼にも書き込みさせて頂きま したが,主査を担当して頂けるような先生方にはどの ようにしてコンタクトすればよろしいのでしょうか?

noname#134788
noname#134788
回答No.2

 東大の他にも北海道大学などの旧帝国大学には設置 されています。  ただ、最近は「教育学」と「教員養成学」をしっかり 区別する傾向にありますので、「教育学」が違う名前に なっているところもあります。神戸大学が良い例で、 博士(学術)という所も多くなりました。  私立もありますが、一般に定員が少なく、今後は 修士増加、博士削減傾向が続くと思われます。  というわけで、教育学を研究する博士課程は多いので 博士(教育学)の名前にこだわらないで、研究室の教授 などの専門で見た方が良いかと思います。博士の場合は まだ当面は論文博士の道もあるので、修士を授与された うえで方法は千差万別です。

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,ご返答頂きありがとうございました。 「キャリア教育」,「職業教育」等の研究内容を実施 している大学を探しています。  論文博士の場合,求められる論文数や主査となる教 授を探すには,どのような方法があるのでしょうか?

  • OsieteG00
  • ベストアンサー率35% (777/2173)
回答No.1

筑波大学 http://www.human.tsukuba.ac.jp/dpeduc/ 東京大学 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int_h15.11.11/reiki_honbun/u0740339001.html 兵庫教育大学 http://www.naruto-u.ac.jp/shyomu/ss-doctorsyokai.htm 東京学芸大学 http://www.u-gakugei.ac.jp/doctoral_1.html 早稲田大学 http://www.waseda.jp/gsedu/ まだまだいっぱい有りそうですが。 院のある教育大学ではダメですか?

hyhiro
質問者

お礼

 お忙しい中,返答を頂きありがとうございました。

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