これと関連した前回の質問で回答させていただきましたsonorinです。
他学部はよく知らないのですが、医学部(とくに臨床系の教室)ではこういった人事が私立・国公立の別なく起こっているので、珍しいケースではないと思います。
海外留学中に教授が替わり、教官が総入れ替えに近い状態になったため、帰る先がなくなり、帰国後はつてを辿って病院勤務している人もいました。
ruccharさんの同僚の方のケースでは、どうして退職間近の教授がそのような不可思議な人事を提案しているのかという具体的な理由は他の医局員の方から情報を得られないのでしょうか?「休職」というのが引っ掛かるのですが…。
ただ単に憎さから来る嫌がらせなのでしょうか?
留学前から2年間の予定で渡米されたのですか?それとも途中で延長された結果2年ということになったのでしょうか?
留学の形式は色々で、私費で行く人もあれば文部科学省や助成金で行く人もいて、そういう場合は旅費だけ出るとか、この期間内に一定の資金援助があるとか、まさに色々ですよね。その2年間の生活保障(つまりは籍の確保と給料のでる期間)はきっちりと定まった状態で行かれていたのでしょうか?その辺が、何らかの事情で都合が付かなくなったとかそういうことはなかったのでしょうか?まさに突然の勧告?
なかなか具体的な情報を載せるのも難しいかも知れませんし、当人でないならなおさら現状の説明も難しいかも知れませんが、まずは頼りになる医局員に事情を聞きたいですね。そして納得のいかない理由であるのなら、大学側に訴えるか、それも通らないなら法的手段もとれるかも知れません。
しかし、こういった訳の分からない人事異動は結構この業界では日常茶飯事(私の主人もその巻き添えを食った一人ですが…)。どういう対応をされるかはちょっと分かりません。
でも本人がいない間に休職手続きはしようと思えば、できなくもないです。日本には便利かつある種迷惑な「印鑑」がありますので。本人はいなくても手続き上、内々でならできるかもしれません。しかし本人が不服申し立てしないという前提条件付きですが。でもとりあえず、本人に書類を書かせるとは思いますが。
なかなか教授には逆らえないものですよね。特に医師の場合は、病院のつてもやはりその多くは医局の息の掛かった病院ですし、開業するにしても自分の所属する医局の近くで開業を考えると、例え上司の意向に逆らって法的に対立し、医局を辞めて病院勤務、開業をしても難しいこときわまりないですし。
とにかく詳細な事情とその正当性の確認を慎重に行って、もう一度考えるのが先決でしょう。