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花はどうやって開くのでしょうか?

朝、太陽の光を浴びて花が開き、夕方、太陽が沈んで花が閉じます。花弁を開閉する原動力はどこから生まれてくるのでしょうか?誰か教えてください。

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  • suiran2
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回答No.2

成長運動とは,細胞の容積が増加することで引き起こされる運動です。植物自体の成長もむろん成長運動です。なぜかと言いますと,植物体の成長は,光の方向に曲がったり(屈光性),根が地面の方向に曲がったり(屈地性)しながら成長していきます。ですから植物体のすべてで成長運動は起こります。 さて花弁の成長運動ですが,花弁に維管束はありません。多数の細胞層の内側の細胞が容積を増せば花は開きます。その逆で外側の細胞の容積が増せば花は閉じます。その要因となるものはチューリップは温度(傾熱性成長運動)ですが,むろん光が原因(傾光性成長運動)の花が大多数です。どのような花が傾光性なのかはご自分でお調べ下さい。 乾湿運動とは,物理的な運動です。木がしなったりするのと同じです。松かさは,ぬらしますと外側が膨潤しまして閉じてしまい,乾かすとその反対で開きます。これは木がしなるのと原理は同じです。ホウセンカの果皮のはじける運動。シダの胞子のう等のはじける運動は,皆これになります。

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質問者

お礼

御返事ありがとうございます。

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質問者

補足

成長運動、乾湿運動を行う具体的細胞名をご存知でしたら教えてください。それと、膨圧運動を行うのは孔辺細胞と根毛にある細胞などでしょうか?根幹にある細胞などもご存じでしたら教えてください。

その他の回答 (1)

  • suiran2
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回答No.1

植物の運動は,(1)成長運動 (2)膨圧運動 (3)乾湿運動 の3つしかありません。 (1)の成長運動は,だんだんと大きくなります。(2)と(3)は大きくなることはありません。チューリップは,暖かいと開き,寒いと閉じます。しかし,その花の大きさは徐々に大きくなります。ですから(1)の成長運動だとわかりますね。 ですから花弁の開閉は,開くときは内側の成長が大きく,閉じるときは外側の成長が大きいことによります。 (2)の膨圧運動は,ネムノキなどの就眠運動が膨圧運動です。葉沈と呼ばれます葉の付け根の下の部分が,ふくらんで開き,しぼんで閉じます。葉の大きさが変化することはありません。

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質問者

お礼

植物の運動が3つしかないことを初めて知りました。 早急の返事ありがとうございます。

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質問者

補足

成長運動がどのようなものなのかもっと詳しく教えてください。そしてそれが植物のどの部分で行われているのか教えてください。(できれば乾湿運動も) 内側=維管束、外側=表皮と解釈してもよろしいのでしょうか? 花弁の開閉はすべて、光ではなく温度の影響なのですか?

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