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色褪せ☆★
今理科の自由研究で色褪せの実験をしています! そしたら赤系の色(ピンクは紫)が褪せてきました! なぜこの色が褪せやすいのか知ってる方は 教えてください!!
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もうすでにBLUEPIXYが回答してますので,そちらを参考にしてください。 この回答は,自由研究をさらに奥深いものにするためのアドバイスです。 色が見えるのは,太陽光の特定の”波長”(太陽光をプリズム分光した時の色帯の部分)をを反射することによります。赤系統は,青系の色が”吸収”されて,その捕色の赤色が強くなって見えることによります。一方,プリズム分光で青系の帯のすぐ外側に紫外線があるので,赤く見える色のもと”染料”は紫外光を吸収しやすい性質があると言えます。 このような染料は,昔は天然の草木を利用してました。代表的なもので,茜(赤),藍(紺)です。しかし,現在では,それぞれ,”アリザニン”,”インジゴ”といった合成染料が使われています。 合成染料も,天然のものも,有機物である限り,紫外線の影響を受けて色素の分解が進み,色あせてしまいます。昔のカラープリンターは,染料を用いたインクを使っていたので,すぐに色が抜けてしまいました。 そこで,もっと耐久性の高いインクが求められ,現在は,有機物からなる合成染料ではなく,無機物からなる”顔料”が,インクの材料として用いられています。 この顔料を用いたインクや絵の具などは,紫外線に対しても劣化が少なく,100年以上,色を保持させることができます。 ・・・いろんなキーワードが出てきましたが,頑張って調べてみてください。 そして,顔料と染料の色あせも実験してみて下さいね。
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- DexMachina
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光のエネルギーの強さと、その可視光だけを吸収する物質の色(=補色)の関係は以下の通り: ┌-光のエネルギーの強さ-┐ 紫外>青>緑>黄>赤>赤外  ̄ ̄ ̄↓ ̄↓ ̄↓ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ___黄_紫_青_緑___ └--それぞれの補色--┘ ※上の対応は非常に大雑把です。詳細は下記参考URLをご覧下さい。 有機染料(又は有機顔料)といっても、実際には、ある色の範囲まではその化学構造が近い骨格を持っていますが、その範囲を越えた色では、骨格から全く異なります。 (例えばアゾ染料は主に赤~黄系、フタロシアニン染料は緑~青系、アントラキノン染料は緑~紫、など) で、この骨格の化学的な安定性はそれぞれ違います。 紫は上で示したように、対応する吸収光のエネルギーとしては中間領域にあるのですが、ちょうどその色を出せる骨格構造の安定性が、他の色の染料・顔料の骨格に比べると低いため、No.1の方などが言われるように、紫外線や空気中の酸素などで分解(正確には一部の結合の開裂)しやすいのです。 (なお、多くの有機染料・顔料はベンゼン環などの芳香族環があるため、紫外光領域に吸収帯を持ちます) ・・・とはいえ、これはちょっと難しいお話でしたね・・・(汗)
お礼
ありがとうございます! とても助かりました。 それにとてもわかりやすいです!
- BLUEPIXY
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色あせの原因は、紫外線によるものや酸化ガスによるものだと思いますが、 赤色系統の染料に、紫外線による影響を受けやすいものが多いということだと思います。 答えになってなかったらすみませんです。
お礼
ありがとうございます!! 紫外線が関係してることがわかりました!
お礼
ありがとうございます! アドバイスなども本当感謝です!