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カマキリの腹部にいるミミズのような生物について
カマキリを友人が潰してしまたところ、ミミズのような生き物が生きたまま腹から出て来ました。 4匹くらい、しかも一匹が15cm以上の生物です。 私は知らなかったのですが、どうやらほとんどのカマキリにいるようで・・・。 友人に聞くと、 「俺らは『はりがね虫』って呼んでたよ。人間にも傷口から侵入して、心臓とかを食い荒らすんだよ」 って言われました。 どうやら寄生虫らしいのですが、何処まで本当なのでしょう? なるべく詳しく教えてください。
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>>俺らは『はりがね虫』って呼んでたよ。 本当。袋形動物門線形虫綱ハリガネムシ目に属する寄生虫で、体長は数cm~1mになるものもいるそうです。 生殖輪廻としては、 水中に卵を産む→幼生は水生昆虫に寄生→水生昆虫がカマキリなどに食われる→カマキリに寄生して成虫に→宿主が弱ってくると抜け出て水中生活に …をくり返します。 >>人間にも傷口から侵入して、心臓とかを食い荒らすんだよ (ほぼ)うそ。国内での寄生例は数例だけあるとか。 ただし血管内では生きられない(消化器に寄生する)ので、心臓までたどり着くということはありません。 >>心臓とかを食い荒らす はおそらく形や生態が似たフィラリア虫から連想した噂かと。 フィラリアはイヌなどに寄生して心臓にとりつき、死に至らしめることがあります。
お礼
なるほど。早い回答をありがとうございます。 まぁ、ほとんど人間への寄生はないんですね。安心しました。