#3で回答した者です。
音楽理論上、と書かれていますが、要するに曲が作りたいんですよね?
それなら、もっと曲作りに役立つように、実用的に説明しましょう。
例えば、Cというコードにぴーーったり合う音、というとそれはド,ミ,ソしかありません。でも、それじゃメロディーになりません(いや、なるけどつまらんよね? アルペジオか?っちゅーて)。そこでコード外の音を入れるんですが、ここで何が重要かというと「音価」。文字通り、音の価値、ここでは音の長さのこと。
Cのコードの小節でレを弾いてもいいんですが、その小節全部を全音符のレで通すとCというよりもC add9になってしまいます。ですから、レを使うにしてもコード内の音(ド,ミ,ソ)とのバランスが重要です。通常、コード外の音の音価は、コード内の音の音価より短いです。ま、もともと部外者ですからね。ド,ミ,ソのどれかをターゲット音として装飾音程度で使うのが普通です。そうしないとコードの意味がなくなってしまいますね。このバランスはもう理屈じゃないです。ある人が聞けば「おー、スリリング」と言い、ある人が聞けば「外してる」って言うでしょうから、完全に感性の問題です。やっぱり、うまい人のソロは単音でコードがなくても、ちゃんとコード感のある(CならCって分かるような)演奏をしますよね。あれもコードの構成音を意識して組み立ててるから、そう聴こえるんです。
理論ばりばりのベテランの作曲家がつまらんメロディーを作ったり、はたまた、楽典も読んだことのないパンク・バンドの作曲者でも、センスがあれば、例えスリー・コードでも9thやら#11thやらをメロディーにちりばめて面白いメロディー(というかハーモニー)を作ったりします。音楽はそこが面白いですね。
理論を勉強しておくのはいいですよ。結構、自分の思い通りの曲を作れるようになりますので。特に装飾音とスケールについて勉強すれば、メロディー作りにかなり貢献すると思います。取り敢えず、曲作りしながら、勉強していくのがいいのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。とても参考になりました。