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ダイアトニックコードで何ですか?よくわかりません
こんにちは、最近音楽理論を学び始めた者です。 スケールの意味などは分かってきたのですが、ダイアトニックコードの意味がイマイチよく理解できません。なぜローマ字を使うのかとか、参考書にはこれを覚えれば曲の構成が分かるなどとかいてありますが、それもよくわかりません。 宮崎俊郎さんの、簡単そうなギターとベースの音楽理論書も読んだのですが、これだ!って感じで理解できないのでかなり困ってます。 どなたか簡単に分かりやすく説明してもらえないでしょうか?あまり専門用語を使われてもわからないので、本当に簡単にお願いします。 ちなみに自分はベースをやってるので、ベースのことを基準に教えてもらえれば大変助かります。 あと、音楽理論をいかして実際の演奏にどう役に立てたらいいかみたいな教則本などもあれば教えて下さい。
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- empathy8
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ダイアトニック・コードとは長音階・短音階上に出来るコードの事で、それ以外をノン・ダイアトニック・コードと言います。 例えばハ長調の長音階上にできるコードは下のようになります。 Cmaj7,Dm7,Em7,Fmaj7,G7,Am7,Bm7-5 ハ長調の曲では、これ以外のコードがノン・ダイアトニック・コードになります。 例えば下のような循環コードのA7はノン・ダイアトニック・コードです。 Em7→A7→Dm7→G7→Cmaj7 ダイアトニック・コードのAm7をA7コードに置き換えたもので、ニ短調のドミナントを一時的に借りてきた借用和音です。 ニ短調やニ長調ではA7はもちろんダイアトニック・コードです。 ダイアトニックかノン・ダイアトニックかは、コード・タイプではなくそのコードが使われている調性によって決まります。ハ長調やハ短調ではG7はダイアトニックですが、変ロ長調で使われればノン・ダイアトニック・コードとなります。 変ロ長調の循環コード Dm7→G7→Cm7→F7→B♭maj7 変ロ長調の6度にできるコードはGm7ですが、それをハ短調から借りてきたG7に置き換えたものです。なぜ、こんな事をするかと言うと、ドミナント(属和音)・タイプのコードのほうが、使えるテンションが多いからです。 なお、コード進行は4度進行(ベース音が4度上行すること)を強進行と言って、最も自然に聞こえます。 ウィキペディアの「ポピュラー和音」に詳しく書かれています。