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霧が出たくらいでタンカーが衝突するのは何故ですか?
タンカーの衝突事故のニュースがありました。 原因は霧だそうです。 しかし、タンカーなどにはレーザーが装備されていて、相手の船の位置などはたやすく捕らえることができるのではないでしょうか? どうして霧程度で衝突事故になってしまうのでしょうか? よろしくお願いします。
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タンカーに限らず現在の船舶のほとんどは、レーダーは備えています。 また衛星を利用した自動操船も発達しています。 たがために、乗船人員も最低必要人員(船舶の法で決められた人数)しか乗っていません。 当然ヮッチとして常時見張りをしている人員は限られます。霧などの場合は、通常全員が警戒しますが。 航海士は7キロ(4マイル)手前で確認しながら その後の見張りを怠ったとあり、単なる操船ミス(自動操舵による)かとも思われます。 ただ納得いかないのは相手船の右舷に船首から衝突したとありますが、航法は右側通行であり、自船から見て右方向からの船舶には回避義務が課せられています。 この場合右舷に衝突された船舶のほうが、回避義務があったのではないかと思われます。 ただ緊迫した場合は、両船とも衝突回避義務は発生しますが…。 事態の結果を待つしか、状況ははっきりしません。 大昔、明石海峡で濃霧の為 衝突沈没経験者の元船乗り より
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- bigskull
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気象用語では、水平視程が1km以上のものを「もや」1km未満のものを「きり」と言うんだそうです。 だから「霧がかかっている」状態ってかなり視界が悪いことになります。 しかし、仰る通り、事故を起こしたタンカーにはレーダーが装備されており、事故が起こるかなり前にレーダーで補足されていたので、事故は防げたとの事です。 朝のニュースで、航海士が海上保安庁に、レーダーで補足したにもかかわらずその後の監視を怠ったとして、業務上過失致死及び過失往来妨害の容疑で逮捕され、逮捕された航海士も容疑を認めていると報じられていました。
- umikozo
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こんにちはm(__)m 装備されてますね 本来ならばそれで回避出来る筈なんですが・・・ 更に地図を見て頂けるとお判りのように 熊野灘遠州灘は名古屋港へ入港する定期航路の他に 貨物船などの不定期航路となり 非常に航路が煩雑で混雑している場所でもあります (もっと中に入ってしまえばそうでも無いんですが) ぶっちゃけた話どちらかのミスなんですが 居住区若しくはマスト等での目視が出来ない状況だと 航海灯(左右の色が違ってこれで向きが判る)の判別が出来ずに 正面衝突などの事故が起きやすくなります (回避する方向の決まりはあるんですけどね) 今回は清水でも日本郵船のコンテナと沖野海運の 側面衝突事故もあり 一晩で何件もの船舶同士の衝突事故が起きました まぁ簡単に言えばどちらかのミスで 止まらない曲がらない大型船舶の操縦ミスって事です