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公明党は都議選全員当選です

他の政党は落選した方々もいるのですが、 公明党は当選率100%です。 これには何か理由があるのでしょうか?。 立候補した方々を必ず受からせる戦略なのでしょうか?。 http://www3.nhk.or.jp/togisen/

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回答No.12

公明党の政治戦略の特徴の1つは、政治的な対立軸の中間的な政策を掲げ、他党からの政策的な批判を最小限度にする、ということです。与党入りしてからは民主党による公明党批判が強くなっていますが、民主党と共産党が議席を争うときには民主党に票を回してそれも最小限にしようとしてます。共産党だけは、互いに不倶戴天の敵と位置づけていますが。 したがって、マスコミ報道を見て浮動層が自発的に投票する、という割合が他党に比べて非常に少ないのです。逆に言えば、組織票の割合が高い、ということです。常に全員当選をかちとる組織力と高度な情勢分析能力はすごいと思います。 組織票と言っても、100%創価学会員という意味ではありません。宗教の熱心な信者にはまじめな人やお人よしな人が多く、その人たちが頼むと人間関係で投票する人がたくさんいる、ということも含みます。もちろん、そのときには実績宣伝も欠かしません。 「実績」では、「ドブ板政治」と言われる細かい住民の要望にこまめに応えていくことが特徴で、「カーブミラーをつけた」とか「~を修理した」といったものが中心です。学会内では、そうした政治力による要望の実現も「信心の功徳」とされ、学会の政界進出を、それで信者を増やすためだという指摘もあります。その実績作りに熱心なあまり、他の議員がやったことまで「ウチがやった」と言うこともよくあると言われています。 他方で、無駄な公共事業を含む予算に賛成し、貧困層の多い学会員への負担増を認める法案を成立させるのですから、「小政治」で票を稼いで、「大政治」では自民党にくっついて支持者に背を向ける、というと学会員の方は怒るのでしょうか。 熱心な政治活動をする学会員と話してみると、「小政治」について語るのには熱心なのに、「大政治」のことを何も知らないのに驚きます。安全保障政策や経済政策について僕が批判めいたことを言っても、ほとんど何も答えられません。政策で公明党を支持しているのではなく、信仰で支持しているのでしょう。 信仰を持つのは自由ですし、宗教的信条に近い政策を持つ政党を支持・支援するのも自由です。信仰を持つこと自体を白眼視するような風潮は、世界的には非常識であることを日本人は踏まえるべきだと思います。しかし、政策抜きに、非政治的な信仰を政治力の源泉とするのは、宗教の政治利用でしょう。学会員は、自民党政治の共犯者ではありますが、同時に自民党政治の被害者でもあります。

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質問者

お礼

非常に分かりやすくかつ中立に近いと思われるご回答ありがとうございます。 よく分かりました。

その他の回答 (11)

回答No.1

投票率が下がれば強固な支持団体のある公明党が当選するのは当然です。 あそこは宗教ですから。信心深いですよ~

interior
質問者

お礼

そうですね、組織票ですね。 ご回答ありがとうございます。

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