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水を作るのは難しい?

何年かごとに必ず空梅雨、水不足、給水制限、渇水と騒がれます。こんなに想定内の事象なのに何故水を作るプロジェクトが立ち上がらないのでしょうか?化学的に難しいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • liar_adan
  • ベストアンサー率48% (730/1515)
回答No.2

水を作るのは非常に簡単です。 たとえば、木や紙を燃やしても水(水蒸気)はできます。 水素と酸素を混ぜたら、ごく簡単に反応して水はできます。 問題は、水は、必要とされる量が他の物質に比べてケタ違いに多いことです。 木材、原油など、原料として可能性のある物質から水を作っても、 まるで割に合いません。 そういう意味で唯一可能性のあるのは、海水からの真水生成です。 ですが、これはけっこう難しいのです。 まず、海水は金属を腐食させるので、 プラントには、チタンなどの耐久性のある金属が必要になり、高価な物になります。 あと、真水を作り出すには分離膜という部品が必要です。 これはハイテク化学の製品であり、これも金がかかります。 また、「海水→真水」は、自然の過程(エントロピー増大)に反するので、 それを行わせるためにはエネルギーも必要になります。 一部の離島や、中東の一部の国ではそういうプラントがあるそうですが、 ふつうの浄水場に比べてコストがかかりすぎるので、 一般的には行われていません。 日本で水道が安価に供給されているのは、 もともといい水が豊富にあるためです。 もとが悪い水だと、飲めるまでに加工するのに もっともっと手間と費用がかかります。

honkytonky
質問者

お礼

日本では世界でも降水量の多い方なんですよね。普段はほとんどただみたいな物ですから、真剣に取り組めないのでしょうね。苦しい、苦々しい思いをしてものど元過ぎれば何とやらの民族ですから難しいのでしょうね。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#126060
noname#126060
回答No.4

国内でも立ち上がってすでに稼動している地域があります。 ちなみに福岡市の場合、淡水化能力は5万t/1日、建設費238億余り、1年間の維持費が18億、15年分の予定総経費が523億円ぐらい。 ただ、ゼネコン問題はどんなプロジェクトにもついて回りますし、発電という二次利用・収入が見込めるダムの場合電力会社が経費の何割かを負担してくれるケースもあるため、一概には比較しにくいと思います。

honkytonky
質問者

お礼

あ、そうですね。福岡は大渇水に見舞われたことが何度かありますよね。随分前ですが、その時福岡市に遊びに行って、水洗トイレを柄杓の水で流した経験があります。あんな思いを市民にさせるなら何百億円も惜しくはない気がします。ありがとうございました。

  • rmz1002
  • ベストアンサー率26% (1205/4529)
回答No.3

いぁ、簡単に作れますよ。 海水を淡水に変える装置(プラント)は中東ではポピュラーで参考URLによれば「サウジアラビアの主要都市の飲料水の70%はプラント制になる」とあります。 量的問題は「沢山作ればいいだけ」の話しだし、「ダムを無駄に作る金」をこちらに回せば資金面も解決するでしょうし。 作られないのはこの「ダムを無駄に作る金」です。 土建屋さんにとっては死活問題になりかねませんからね・・・土建屋さんが指示している議員先生方もそれは困るでしょうしね。

参考URL:
http://www.saudiembassy.or.jp/Jp/SA/7.htm
honkytonky
質問者

お礼

ほんとに政府の税金無駄遣いを放逐して、こちらにお金回して欲しいものです。小泉頑張れ。早速の回答ありがとうございました。

回答No.1

少量の水を作ることは難しくありません(物を燃やす、蒸留する、海水を半透膜に通すなど)。しかし、これらのことを行うにはエネルギーが必要で、多量の水を作るのは不可能です。

honkytonky
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。やはり石油のない日本では無理なんですね。

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