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台湾について
台湾はいつから、中国の領土になったのですか? また、中国が台湾を領土して主張する根拠はなんですか?
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- Q891781
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日清戦争(1905)勝利の下関条約により、日本は清から台湾島を譲り受けました。なぜ台湾島かというと、中国は元来、南の地方を異民族として蔑視していました。もちろん清朝も台湾島をどうでもいい島として扱っていましたから、日本にためらいもなく渡したのです。 台湾島は半世紀、日本領でしたがサンフランシスコ平和条約で、戦争で得た全ての領地を放棄することを約しましたから、台湾島は中国に返還されました。
- buchi-dog
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リンク先にある、日清戦争の結果としての日清講和条約を見ると 「清国ハ左記ノ土地ノ主権並ニ該地方ニ在ル城塁、兵器製造所及官有物ヲ永遠日本国ニ割与ス (中略) 二 台湾全島及其ノ附属諸島嶼」 となっています。即ち、この時点で日本と清国の双方が「現時点で、台湾島は清国が支配している。だから、この条約で清国が日本国に割与できる」と認識していたことを示します。当時、「清国は台湾を実効支配していないから清国による台湾割譲は無効」などということを主張する国はありませんでした。 台湾民主国というものが存在したのは事実のようですが、これを正式な「国家」として認めるのは困難でしょう。明治維新の際の「蝦夷共和国」よりも微弱な存在です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%A6%E5%A4%B7%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD 第二次大戦の結果、日本は台湾の領有権を放棄しました。すると、日清講和条約以前に台湾を領有していた清国の後継政府である中華民国、中華人民共和国が台湾を領土として主張するのは合理的だと思われます。
- acacia7
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大東亜戦争後、中華民国が統治を開始したときからじゃないかな。 少なくとも「中華人民共和国」が「統治」したことはありませんし。 日本統治時期より前に清国統治があった様ではあるのですが、開発などはあまり行われず、逆に開発を凍結していた様です。 また、日清戦争後の「台湾割譲」のあと、台湾民主国なるものが一瞬発生します。 民主国とは言いながら、クーデター政権みたいなものだったのではないかと思いますが、半年持たずに消えます。 在る意味、この政権が清国以前の大陸との統治関係を切り離してくれるとも考えられるのですが、あまり表立って話にのぼりません。 中華人民共和国の言い分は「国民党政権(中華民国)のあとを統治するのが共産党政権だから、国民党政権が存する台湾も中華人民共和国の領土」といったところでしょう。
お礼
有難うございました。台湾民主国は初耳でした。 とても、勉強になりました。