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アメリカ産の車の気筒数について
アメリカでは、排気ガスの量によって税金が違ってくると聞いたのですが、気筒数の多い車が多いのはなぜですか??
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でかい車両用の大排気量低振動のエンジンが低コストで作れるからです。 また、排気ガスの量というよりも、燃費で税金が違ますね。 ガスカズラー(大食い)タックスのことですね。でもこれ、新車購入時だけですよ。 V8は構造上、バランサーがなくても低振動なので、燃費さえ気にしなければ、面倒な設計が必要ないんです。あと、L6もバランサなしで低振動なのですが、クランク軸が長くなるために、V8よりも製造精度が悪くなるので、歩留まりが悪くなりコストアップになるのです。 (今でこそ、バランサシャフトが一般的ですが、これは三菱のサイレントシャフトの特許が切れたせいです。) しかも、V8で小排気量は構造上ありえないために大排気量となるたので、低回転から大トルクが必要なデカくて重い車両に向いていたんですね。 要するに、コストと大排気量と、でかい車両にあっていたということですが、最近は、燃料費が高くなり、バランサシャフトのおかげで気筒数が少なくても低振動のエンジンができるので、コンパクトカーが普及しているのでした。 FordのV10・SUV車・エクスカーションは、ごついですよー。 これ、ガソリンもディーゼルもあるんですよね。 H2なんかも結構売れているようなので、やはり、でかいほうがぶつかっても大丈夫、みたいな感覚もあるようですね。 わたしは、SUVには近づかないように心がけていますが・・・。
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- nekoppe
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No4解答者さんの書き込みで、私が思いこみをしていたと解ったので補足します。 気筒数→8気筒→SUV→V8と排気量自慢 と連想してしまい、ピックアップトラックの横で、「君のはV6の3リッターだな、俺のはV8の5リッターだよ、スゲーだろう」と何でも大きい方を自慢したがる米国人を思い浮かべてしまったのです。セダンやステーションワゴン等はNo4解答者さんの言われる通りです。
お礼
車のことは本当によく分からないのですが、気筒数は機能だけではなくて、自慢できるものとしても必要とされていたのは、とても面白い事実です☆プレゼンの参考にしたいと思います!ありがとうございました☆
- suretsu1248
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現在の乗用車の主流はV6です。V8がメインで搭載されているのはキャデラックやリンカーンといった高級ブランドなどで(これらでもV6搭載のコンパクトモデルが…)、数の売れているセダンではV8も多少は復活してきているものの、基本的にはV6(以下)です( クライスラー・300C/ダッジ・マグナム/ダッジ・チャージャーもラインナップとしてはV6、V8がありますが、こいつはV8がメインで売れているようです、これは♯3様の言う神話が利いている様で…)。 また、ダッジ・バイパーのV10はともかくとして、V12はアメリカには長いこと存在していません。V8どまりなのですね(かってはV16なんてのもキャデラックのほか、マーモンなんてブランドから出ていた時代もありましたが…) さて、歴史的なお話を… 有名な話ですが、アメリカではガソリンが安い。これはひとつには合衆国が産油国であることもあるでしょう。またメジャーががっつり中東で利権を得ている事情もあるでしょう。 で、国土も広大で道路は広々。 だからクルマは大きくなる、大きくなる。 50年代頃には全幅が2m、全長は6mにも迫ろうかという「フルサイズ」が標準的なサイズとなっていました。 当然にエンジンの排気量は日本やヨーロッパの標準的サイズとは比べ物にならない大きさとなっていました。ヨーロッパでは、高級車やスポーツカーの世界では12気筒だとか、大きい排気量のエンジンもありましたがごく一部の話です。でも、アメリカでは大きいサイズが標準だったのです。 さて、大衆ブランドの代表的存在であるシボレーはこの頃まで直6しかありませんでしたが、いよいよV8を搭載。あっというまにV8エンジンが主力となっていくのです。 その後、日本車(のほか、VWなどのコンパクト欧州車)などが流入しだし、徐々にフルサイズの下にインターミディエート、コンパクト、サブコンパクトとより“小さい”モデルが加えられていきます。 といっても、当初はインターミディエートでも今のセンチュリーくらいのサイズがあり、普通にV8。サブコンパクトでやっと日本で言うところの5ナンバー枠にはいるかどうかといった大きさで、ここにもやっぱりV8が(オプションではあるものの)用意されていました。 ここまでは、とにかく標準サイズが他の地域(日本、ヨーロッパ)に比べて極端に大きかったわけです。 ところが、二度のオイルショックによりいよいよアメリカ車全体がダウンサイジングを迫られます。 ようやくキャデラックなどでも日本のセルシオサイズまで縮み、で、ここにきてようやくエンジンもV6が主流となるのです。 といった流れです、いかがでしょう。 とにかくクルマ自体が大きいから普通にエンジンも大きくなって、で、V8がメインとなった。でも、今はずいぶんおとなしくなっちゃって(それでも、他地域に比べればまだまだ大き目のサイズですが)V6が主流となった。 ざっとこんな感じです。
お礼
詳しいご説明どうもありがとうございました!国の風土や法律だけでなく、時代によっても車の求められ方というのは違いますもんね。それと、アメリカは産油国で、ガソリンが安いということもすっかり忘れていました。とても参考になりました!ありがとうございます☆
- nekoppe
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>気筒数の多い車が多いのはなぜですか? 信仰です。日本人が正月だけ神社に行くのは米国人には理解できません。同様にV8信仰は日本人には理解できません。(一部の日本人にはあり)技術力の高い日本メーカーは、V6でV8をしのぐ車を造れますが、それでは売れないのです。米国人の欲しいのはV8であって、優れたV6ではないのです。日本メーカーは「お客様は神様」なので要求があれば不要と思ってもV8を造る事になるのです。しかし、V6+モーター、直4+モーターのハイブリッドが普及すると、「V8は愚か者の乗る車」 というイメージが広まって、V8信仰は消えていくかも知れません。
お礼
信仰ですか!それはまったく考えていなかったです。。。しかしその信仰の違いもやはり国によって差がでるのですね!とてもおもしろいお話をありがとうございました☆
- satopyon
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アメリカでは、隣町まで何100kmと言うような走り方をしますし、また途中でエンコすると命にかかわります(昔話ね)。 そんなことから1気筒や2気筒ぐらい動かなくなっても走り続けられるようにマルチシリンダーの車が発達したのだと聞きました。
お礼
なるほど!そういうお話も聞きたかったんです★アメリカのハイウェイって日本の高速道路などとは比べものにないほど広くて長いですもんね!そういう地理的な関連性もしらべていきたいと思います!ありがとうございました!
- hama-t
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アメリカンV8と呼ばれる、V型8気筒のOHVエンジンはアメリカの伝統でしょう^^; 質問者さんのおっしゃる気筒数と排気量は必ずしも比例しません。 日本のエンジンの場合、2000ccでもV型6気筒はありましたし、発電機用のエンジンなどの場合、50000cc(ケタに注意)でも直6なんてのもあります。 エンジンには効率の良いボア(気筒あたりの排気量)というものがあります。 排気量が同じ場合、気筒数が増えると機構が複雑になるばかりか、重量増の要因になります。 でも、気筒数を減らすと脈動するエンジンになりますし、燃焼効率が悪いエンジンになるかもしれません。 要はそのバランスをどこでとるか次第なのだと思います。 以上、簡単な回答ですが。
お礼
なるほど!自動車のしくみや歴史について全く無知なもので、低レベルな質問ですいません。。。気筒数と排気量は比例しないということも、大変参考になりました。自動車の気筒数とその生産国の風土や文化などの関係を調べていたのですが、調べなければいけないことがまだまだあると実感しました(;_;)ありがとうございました!
お礼
私は車を運転する割りに本当に車についてうといのですが、車が好きで詳しい友人は、「ああいう車には近づいちゃいけない。」と、教えてくれます。。。車ってただの移動手段ではないと、この質問を通してひしひしと感じました。笑 どうもありがとうございました!