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一つの録音機器で2つの条件で音を録音し、デシベルを比較したい
- 私は、一つの録音機器で、ラッパと太鼓の音を録音し、デシベルを比較したいと思っています。
- 具体的には、ラッパの音を5回録音し、太鼓の音も同様に5回録音して、その録音した音をデシベルで測定します。
- しかし、デシベルは対数なので、基準が同じであればデシベルのまま比較できると言われていますが、できるかどうか不安な状態です。
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先の質問にも回答したものです。 >音圧デシベルで,基準が同じであるならデシベルのまま比較できると聞いたのですが,私のしたいことはできるでしょうか。お願いします。 デシベル上でその数値を用いて行う平均は基本的に物理的な意味がないと思います。 デシベルはある基準値に対してエネルギーとして何倍であるかを示した値を対数表示したものです。 音の強さ(エネルギー)が基準値の2倍ならデシベル値(音圧レベル)は3dB、10倍なら10dBとなります(音圧レベル=10*LOG(計測値/基準値)。 わかりやすいように具体的な数値例をとって示します。例として、2回の計測の音圧レベルが6,10デシベルという値になった場合の平均値を求めてみます(実際計測すると3dB程度の計測誤差は出ます)。 まず、音のエネルギー上での計算についてです。 基準値は一定ですので、音の強さ上で計算する場合、ここでは基準値をわかりやすいように1(実際は先の質問に書いたような値になっていますので1ではありません)とします。 すると、それぞれの音のエネルギーは2と10という値になります。 平均すれば6となり音のエネルギーの平均値は6です。 これをデシベル上でそのまま平均値を計算すると6.5dBという値になります。これは基準値の約4.47倍ということを意味しています(4.47=10^(6.5/10))。 先のように基準値を1とすると平均値が4.47となり、音のエネルギーの平均値と異なる値になります。 太鼓とラッパを演奏したとき、どれほど音のエネルギー(音の強さ)が出ているか、どのくらいの音圧が出ているかを、物理的現象として比較したい場合は、デシベル値をそのまま用いて計算するのは、問題があると思います。
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#1です。記述の数値に間違いがありましたので訂正します。 (誤) >2回の計測の音圧レベルが6,10デシベルという値になった場合の平均値を求めてみます (正) >2回の計測の音圧レベルが3,10デシベルという値になった場合の平均値を求めてみます (6→3へ訂正) ちなみに6と10の場合 音のエネルギーの平均は約7、デシベル上平均した場合は8dB(音のエネルギーに換算すると6.3)になります。