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建築士の資質
こんにちは。 現在大学で建築の勉強をしているものです。 自分で設計をし、模型を造るという課題があり、今日はその発表でした。設計事務所をやっている非常勤の先生も発表を採点していたのですが、中には「高校の時工業だった?」とか言われ、すごくほめられる人もいれば、あまり触れられずに終わる人もいたりしました。 私は、手先の細かい作業は得意なので、模型の正確さ、きれいさだけなら誰にも負けないと思うのですが、内容はホントにフツーだったと思います。すごくほめられれた人は、その設定の土地にあった建物にしていて、よく考えてるなと思いました。センスがあるなって感じがしました。 私は将来建築士になりたいので、これからいろいろ勉強していきたいと思って、やる気だけはありますが、果たしてそういったセンスがあるかといえば自身がありません。 別に安藤さんとか丹下さんといった大建築家になりたいとかおこがましいことは思っていませんが、いつかは一端の建築士になって、施主の方に喜ばれるような住宅を作りたいのです。 そういった建築士になるには、センスとかってやはり必要なのでしょうか?経験や勉強だけでは埋められないヒラメキとかそういったものがないとどうにもならないのでしょうか? よろしくお願いします。
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いろいろな考えがありますが、 私は、建築は気配りだと思います。 全てのことがらが建築に通じる。と思っているので、どこへ行っても何をやっても建築という視点で観察することを心がけています。 たとえば、住宅を設計する。 このとき建築の知識だけでは卓上の利便性のみの心のこもっていない家になりがちです。 そこで生活する家族の行動を全て経験しているとより気配りのある設計ができると思います。 たとえば、自宅で洗濯をする、干す、取り込む、たたむ。といった一連の動作を関連付け、より使いやすくするためには、その動作の経験が役に立ちます。やったことが無ければ、ただ洗濯機を置き、干し場を作るだけで良しとしてしまうのです。 私は、建築家として大切なのは、その空間を使う人たちの立場に立ち、空想の中でどこまで気配りができるかということだと思います。 それには、自分の多くの経験と、それを生かす知識が必要です。 学校の勉強は多岐にわたり、全てを生かして仕事ができる人はほとんどいません。その中で、自分が興味を持ったこと、必要性を感じたところなどをしっかり学び、自分が建築の中でどの路線に進むのかをつかんでおくと良いと思います。 建築は中で数多く分かれています。自分が一生を通して楽しみながら働ける専門を見つけることができると良いですね。
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- k_riv
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建築とは,理論を具体化するものです。当然,理論を具体化する方法が多く存在します。その数多い選択肢の中から最も適当なものを選択する能力が,建築士の資質であり,センスと言われるものだと思います。 例えば,この「教えて!goo」の他の相談を見ても,大学を卒業したばかりの新人は,何も知らない,大学で何を勉強してきたのか,という意味の,所謂,叩き上げの人の発言があります。それもその筈,大学では,設計や施工の実務上の処理方法等の講義はほとんどないのですから・・・。知らなくて当たり前なのです。 では,大学では何を教えているのでしょう。工業高校の建築科では,ほぼ3年間,建築について学びますが,大学では1年生は教養科目が主で,4年生はほとんど卒業研究で,実際に勉強するのは,ほぼ2年間強でしょう。高校と大学で,建築について勉強する時間はほぼ変わりません。それでも,初任給は高卒よりも多いのは何故でしょう。 それは,大学では,実務ではなく理論を教えているからです。つまり,高校と大学で同じ構造の問題を解くと言う課題が有ったとして,高校では,その問題の解答を導く方法を教えますが,大学ではその解答を導くための方法と同時に理論を教えます。これが決定的な違いです。工業高校から大学に進学した人は,何でも良くこなせて教授に褒められる事が多いのは,具体的な処理方法を既に学んでいるからです。その人達が大学に進学する理由は,理論を学ぶためです。大学で,理論を学んだ人は,卒業直後は実務的なことは何も知らなくても,実際の現場で様々な事を理論的に吸収する事が出来,本物の建築士に育っていきます。だから,初任給が高いのです。 例えば,住宅の設計をする場合,間取りを決めるだけならば,素人でも出来ます。ある程度の経験を積めば,それなりのプランを考案する事も可能ですし,それなりのアイデアによってデコレーションを施し,見映え良くすることも可能ですし,これをセンスという人もいるでしょう。 しかし,単なる直感的なアイデアやイメージで計画された住宅が,その後,数十年間住む建築主にとって最適な住宅であるかどうかは,一種の賭であって保証できません。 だからこそ,その住宅を取り巻く環境やライフサイクルを考慮した理論が必要になります。その理論を根底にした発想力,創造力,判断力,選択力,を総合したものをセンスと定義することが出来ると思います。 大学で,回答を導く方法だけを覚えた学生は,普通の建築士になり,理論を覚えた人は,センスを備えた建築士になります。 以上は,一面的な見方かもしれませんが,様々な建築家と言われる人の設計した建築物に,構造設計を専門とする立場で携わってきた私の個人的な見解です。
住まい.....といものはどうあるべきか、これがまず分かっていなくてはなりません。 キッチンに必要不可欠な条件とはなにか、リビング、和室、寝室、子供部屋、浴室にトイレもまたしかり。そして玄関や階段のスペースと位置などを詳しく理解し知っていることがまず大切でしょう。 こうしたことをとにかくよく調べ経験を積んで、これらの上手なレイアウトが出来てはじめて住みよい住まいのアイデアとプランが表現されるということです。無駄を省きながら適度にゆとりを生み出す工夫を加える、こうしたテクニックも、センスというより、やはり理解と経験の世界だと思います。 もちろんセンスも要りますが、センスというものが単にインテリアデザインやエクステリアデザイン、あるいは立体としての面での美観という捕らえ方をしているとしたら、これはちょっと違います。敷地の面積や地形、住まう人の人数や年齢層、予算や環境に合わせながら、最適な住まいとはどう有るべきかをを直感的感じ取れ、すぐイメージが湧いてくる、それこそがまず大切なセンスだと思います。 よく考えられた住まいというものは、自然にそれ自体美しくなるものですが、そこからさらに洗練された「美」を生み出すには、といっても、ここにはやはりある種の美的センスというものが要るかもしれませんがねえ。 しかし、模型作りに経験があるとのことですが、となると、とかくブランや三面図などから立体を想像しやすいはず、これはとても有効でいい素質だと思います。 ついでにまったくの余談ですが、巨匠と言われる方々の場合には、ごく普通の、ごく使いやすい、ごく平凡な建築をデザインしたくても、その名声と期待というものがあってはそうも行かず、とかく奇抜なアイデアを搾り出さなくてはならない、たぶんあれはあれで大変なことだろうなあと勝手に解釈していますが、これ、間違っているのかなあ(笑)。
お礼
まずは勉強ですね。ありがとうございました。
- yoshik
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「経験や勉強で埋められないヒラメキ」というものは全くないとはいいませんが、積み上げた経験でほとんど埋められます。 自分の中に多くの抽斗(ヒキダシ)をもつことでたいていのことは対処できると思います。 ヒラメキよりも好きかどうかということの方が大事な気がします。 私も学校時代あまりほめられたことはありませんでした。この間ゼミの先生のところに14年ブリに行ったら「君の図面の汚さは今でも良く覚えている」といって笑われました。 そんな私でも設計の仕事に携わっています。 がんばってください。
お礼
ありがとうございます。 すいません、正直ちょっと勇気が出ました。 頑張ってヒキダシを増やすよう努力しようと思います!!
- jyamamoto
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いわゆる一般的な「センス」で売っている建築士は、アトリエ系と言って意匠デザインで評判を得て顧客を獲得している人です。 あなたの周りに建っている建物を改めて見回してみてください。驚くような意匠デザインの建物はごくわずかで、大半はありふれた普通の建物だと思います。 そうした普通の建物を、地道に設計し、生活や仕事をする空間として提供している建築士の皆さんの方がアトリエ系の建築士より圧倒的に多いのです。 「センス」にも、構造的な「センス」もあれば、機能的な設計をする「センス」もあります。 それぞれが得意とする分野のセンスを活かして、建築士として世の中に生活空間を生み出しています。 「センス」=「意匠デザイン」という観念を捨てて、あなたの得意技を見極めて行かれたら良いのではないでしょうか? ちなみに、私はみんなが驚く「デザイン」優先の建物を無理して作って雨漏りを起こすよりも、快適に暮らせる「機能」優先の設計の方を支持しますね・・・。
お礼
アドバイスをありがとうございます。 確かに私の周りに変わったものや驚くような外観の家はないような気がします。デザインよりも機能がいい方が暮らす人にとってはいいに決まってるのですごく納得しました。
お礼
ありがとうございました。理論って4大の講義でいうアレかな?ってのはありますが、間違ってるかもしれません。よくわかりませんが、とにかくありがとうございました。何故初任給が違うとか考えたこともなかったです。