某玩具メーカーに勤務しておりました。
「夢があって良い仕事」、もちろんその通りです。
でも、その「夢」を「売り物」にしなければならないことをどう思いますか?
時には、売上や利益が優先で、自分のアイデア通りに商品化できないこともあります。
営業であれば、他人の夢から作られた産物を売って歩かなければなりません。
商品開発部門への配属や異動を希望していてもかなえられないかも知れません。
それらを踏まえたうえで良い仕事と考えるならば、それに向かって進めば良いと思います。
#今、あえて悪い表現で書きましたが、私自身は、玩具業界で勉強させてもらったことは多いですし、この経験を誇りに思っています。
玩具メーカーの業況は、景気よりもヒット商品の有無に左右されます。
欧米のマーケティング論では、「景気が悪くなると生活必需品でない商品から売れなくなっていく」なんて言っているようですが、今の日本の状況を見てください。
食費を切り詰めてでも、ゲームやレジャーを含め「遊び」に費やされるお金の多いこと。
そもそもこんな景気なのですから、将来性が安心できる業界なんて無いんじゃないでしょうか。
そういう意味も含めて、noizzyさんに素晴らしい発想や商品開発の能力があるなら、それが商品を介して人の手に渡ることに生きがいを見出してみてはいかがでしょうか。
大手玩具メーカーのホームページは一通り尋ねてみました?
今後の動向はどうか分かりませんが、「わが社はこういうスタンスで商品を提供しています。」というアピールがあるんじゃないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 さすがご経験されている方のご意見で、大変参考になります。 実は私の職種は決まっておりまして、経理です。 ですから直接商品開発や販売等営業に関わることは無いのですが、 経理と言えども、販売している商品に好感や共感が持てる会社で働きたいのです。 景気よりもヒット商品の有無に左右される・・・なるほどもっとも。 そうなると、今後どのような商品が売れるのか、先見の明と技術力を持った 会社が生き残るということでしょうか。 それを見分けるのは・・・難しいですね。