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リーマン予想を勉強するにはどうしたらいいか
以下の本を読み、リーマン予想に興味を持ちました。 素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~ John Derbyshire (著), 松浦 俊輔 (翻訳), ジョン・ダービーシャー http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482228204X/ きちんと勉強してリーマン予想を理解したいのですが、 どのような本を読んで勉強すればよいのかわかりません。 数論の良書(洋書も可)を教えてください。 また、数論を理解する上で前提となる分野を教えてください。 なお、当方の数学力は大学の教養終了程度(理系)です。 よろしくお願いします。
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まずは複素解析を勉強されることを薦めます。 既に知識をお持ちかもしれませんが、復習を兼ねて関数論、複素解析、解析関数 等と名の付く数学書を読んでみてください。 たとえば、Ahlfors のComplex Analysis などが定番です。 No2の方のSerre の Cours d'Arithmetique はフランス語ですが、日本語訳「数論講義」が岩波書店から出ています。たしか、算術級数定理をL関数を使って証明していたので、ゼータ関数の理解に役立つと思います。 ゼータの本では Titchmarsh の The Theory of the Riemann Zeta-function が昔から有名です。1951年の発行ですので、最新の成果は載っていませんが、ゼータ関数を研究するならば、一度は読む本です。重版も続いている筈です。 数学書専門書店の有隣社のURLを張っておきます。 検索すれば最近のゼータ関数関連書を見つけられます。 ただし、数学の専門書はかなり高いので覚悟しておく必要があります。 代数的な知識も後で必要ですが、まずは解析の知識を磨きましょう。 どの程度の数学知識があるのか、わからないので、的外れなアドバイスになっているかもしれません。
- 参考URL:
- http://www.yurinsha.com/
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後は D.B.ザギヤー 数論入門 岩波書店 個人的には自分の大学で前に来ました。博士の先輩が、種もらったみたいで、それで書きました。 A Course in Arithmetic (Graduate Texts in Mathematics) Jean Pierre. Serre (著) これは、確か和訳あり Basic Number Theory (Springer Classics in Mathematics) Andre Weil (著) 私は勧めませんが、斜め読み程度ですが、よく推薦されます。和訳なし 後 谷山・志村予想の著者の谷山の全集が日本評論社からでてます。8000円ですが、遺書のくだりは感動で 涙が出ます。
お礼
こういう回答を待ってました。ありがとうございます。いくつか目を通して良さそうなものを選びたいと思います。 わたしも谷山氏の遺書は読んだことがあります。死に至る原因はよくわからなかったけど、将来に対してプレッシャーがあったのでしょうね。
私が読んで簡単だったのは 数学の楽しみ 1号 http://www.nippyo.co.jp/maga_suutano/st01.htm です。関数等式の証明方針ぐらいは分かります。 リーマンがどの程度ゼータ関数に迫っていたか、 ゼータ関数の数値計算、応用などは リーマン予想 鹿野健 著 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535781818/250-8203181-6003438 難しくて手が出せないのが 岩波講座 現代数学の基礎 10巻と11巻 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000106406/qid=1116982967/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-8203181-6003438 予備知識は、高校数学さえ知っていれば何とかなりそうな気がします。 もちろんうんざりするような式の連続ですが。
お礼
ありがとうございます。 一般書でもう少しあたりをつけるのもいいかもしれませんね
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 複素解析をきちんと勉強するのがいいコースみたいですね。複素解析はさわりしか知らないので、これを固めてから先に進もうと思います。