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悲しい恋の話
額田王と大海人皇子とか、 アポリネールとマリー・ローランサンのような、 実際にあった(と思われる)悲恋の話で、お薦めのものがあれば教えて下さい。 出来れば詩や小説が残っているもの、 または伝説となっているもの等、 かなり範囲が広いと思いますが、よろしくおねがいします。
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こういった話はとてもたくさんあると思います。 ご希望のものとは違うかもしれませんが、思いつくままに 孔雀東南飛 漢詩の中では最も長い詩です。白楽天の長恨歌もながいですが、それよりも遙かに長いです。 京劇などにもなっているようです。玉台新詠集などに載っています。 トリスタンとイゾルデ ワーグナーの歌劇が有名です。小説(伝説)の日本語訳もあります。 ドン・カルロス シラーの戯曲の中でも傑作と言ってよいでしょう。スペイン王家が舞台です。岩波文庫にあります。 悲恋かどうかは微妙ですが、ヘッベルの ゲノヴェーヴァ や アグネス・ベルナウエル はどうでしょうか。史実や伝説に基づいた戯曲です。 貞淑であるが故に不幸になる女性の話です。 これも岩波文庫にあります。 大きな図書館に行って探してみてはどうでしょうか。
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- ss79
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No4です。 間違いの訂正です。 ババリアの国王としたのは間違い、ドイツバイエルンの国王ルートヴィッヒでした。 有名なノイシュバンシュタイン城の他各地に城を建てまくり、芸術に恋した。 実際にあったか創作かは不明ながらヴェルディのオペラ「椿姫」、「アイーダ」、「マダム・バタフライ」はネタはありえたし、「トロバトーレ」は三角関係の3人とも死亡した。 「サロメ」は意に従わぬ恋人の首を欲しがって遂に手に入れた。 「八百屋お七」は相手に諸説がありますが火あぶりにされたのは史実。
- dido
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これから私も読んでみたいと思っているのですが、 ★「エロイーズ 愛するたましいの記録」 ジャンヌ・ブーラン http://park8.wakwak.com/~w22/363.htm アラベールとエロイーズ。12世紀フランスのすさまじい実話です。 ★「ボルジア家の黄金の血」 フランソワーズ・サガン http://rau.milkcafe.to/cesar/borgia_gold.htm ..悲恋といっていいのかどうか..チェーザレとルクレツィア。ボルジア家の美しき兄妹。 ★「楊貴妃伝」 井上 靖 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406274841X/249-4088280-1767534 玄宗皇帝と楊貴妃。白楽天の「長恨歌」でも有名ですね。 ★「イワン雷帝」(映画) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/dvd/B00005G0YY/reviews/ref=ed_er_dp_1_1/249-4088280-1767534 イワン雷帝と皇后アナスタシア。名作です! ★「覇王別姫」(京劇) http://www2u.biglobe.ne.jp/~shincyo/kyougeki/haou.html 項羽と虞姫。数年前に舞台を観ましたが、実に素晴らしかったです。映画にもなっていますね。 ★「愛人-ラマン」(本)(映画) http://www2u.biglobe.ne.jp/~shincyo/kyougeki/haou.html 20世紀。マルグリット・デュラスと中国人青年。デュラスの自伝的作品で、本も映画も素敵でした。
- ss79
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悲劇で終わるとしたら「ロミオとジュリエット」 、同性愛とでも呼ぶべきババリアの国王がワグナーに傾注して国の財政を傾けついに精神病として幽閉後殺されたお話、 マリー・アントワネットとスエーデン貴族の恋、 トロイのヘレンとパリスは国を滅ぼしてしまいました。 国内ものでは「番町皿屋敷」、「安珍清姫」 も揚げられましょう
- saebou
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シェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』はお勧めです。中年男女の悲しい不倫愛を描いた戯曲なので、ちょっとクセはありますが… もう少しマイナーなところだと、ジョン・ウェブスターの劇『モルフィ公爵夫人』もあります。これはとっても悲惨な話ですが、実話をもとにしています。秘密結婚した女性が嫉妬深く強欲な兄たちに財産を狙われ、愛する夫と引き裂かれるお話です。 日本だと近松門左衛門の『曽根崎心中』が代表的な悲恋もの(実話を基にしています)ですが、古い日本語なので読みにくいですね… >額田王と大海人皇子とか これは歴史的には悲恋ではないという説もあるそうですね。古代の人は結婚・離婚を繰り返すのが普通だったので、額田王が大海人と別れて中大兄皇子と結婚したのもよくある再婚でとくに引き裂かれたわけではないという説です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 『アントニーとクレオパトラ』は知っていましたが、戯曲は読んだことがないので、今度読んでみます。 『モルフィ公爵夫人』は知りませんでした。 参考になりました。 あかねさす~がそれほどロマンチックな話ではないと言うのは聞いていましたが、そんな説もあるんですか。興味深いですね。
浄瑠璃姫のお話は如何でしょうか。 詳しい話は知りませんが、 義経を恋した浄瑠璃姫は、義経が東北へ旅立った後を追い 遥か、富士川の辺まで行った後、絶望して入水してしまったとの事です。 愛知県の岡崎市矢作宿旧街道の保育園の脇に浄瑠璃姫の祠があります、遥か、富士川の手前、静岡県の蒲原町の学校の前にも、浄瑠璃姫の石碑があります。 私は、その距離を自転車で走りましたが、大変なことでした、当時は道も悪かったと思いますし・・・ 良い思い出をくれた、浄瑠璃姫には感謝してます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 浄瑠璃姫のことは知りませんでした。 これから調べてみます。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 京劇はあまり知らなかったので参考になりました。 オペラの題材にはそういった話が多いですよね。 色々調べてみます。