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末期がんの友人の心のケア。患者会以外に手段はありますか?(長文です)

親友(30代前半♂独身)が2ヶ月前に突然悪性黒色腫と診断されました。数箇所に転移が認められ、ステージIV、つまり末期とのことです。 すぐに入院の手続きがとられ、数週間前に1回目の化学療法(抗がん剤投与)が行われました。当初は気丈に振舞っていた彼ですが、抗がん剤の副作用(極度の倦怠感と吐き気。腫瘍自体の痛みも当然あります)が少々こたえたらしく、最近は時折気持が不安定になっています。この先病気とどう向き合っていけばいいのか、という漠然とした迷いや、経済的な問題に対する不安感を自分の中で処理できなくなってしまっているようです。 もちろん私は彼の精神的な支えになりたいと思っていますし、ご家族も同様だと思います。しかし、「悩みを分かち合う」という意味では、健常者では如何ともし難い面があるのも事実です。そこで、患者会に入ってはどうかと彼に提案し、私もいろいろ調べてみました。私達の住む地域(甲信越)は患者会が少ないのですが、幸い、通える範囲にひとつ存在することが判りました。しかしよく調べてみると、そこは会員の罹患部位を限定していないものの、実際には全会員が消化器系のガンであるうえ、会員の高齢化が進み活動がやや低調になっているようなのです(以上の情報は、「がん患者が共に生きるガイド」柚原君子著によります)。それでも望みを託す価値はあるでしょうから問い合わせ等はしてみる積りですが、患者会に過度の期待をするのは難しいかも知れない、とも思い始めています。首都圏に住んでいれば選択肢も広がると思うのですが、地方ではそうもいかない状況です。 患者会以外に、ガン患者(特に悪性黒色腫)同士が悩みを相談しあえるような手段はあるのでしょうか?また、そのような手段にこだわらず、精神的なケアについて何かお知恵がありましたらアドバイス頂きたく思います。宜しくお願いします。 長文で申し訳ありませんでした。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Eguchan
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回答No.4

回答NO.2の補足です。 私が気持ちをぶつけた掲示板はヤフーの掲示板で病気、癌のコーナーです。こちらでは同じ病気を持つ人たちやちがうがんと戦っている人たちと交流を持てて気持ちが落ち着きました。 あと、同じ病名でサーチすると時々ホームページを開いている方がいらっしゃいます。そこに書き込んでもいいとおもいますよ。色々なインフォメーションを交換できると思います。

neo_chem
質問者

お礼

再び回答頂き本当にありがとうございます。 また、お礼を書くのが遅くなってしまいすみませんでした。 >私が気持ちをぶつけた掲示板はヤフーの掲示板で病気、癌のコーナーです。 早速Yahooの掲示板を見てみました。 私は、ガンや病気を専門に扱ったHPや掲示板ばかり探していて、身近なポータルサイトにこのような掲示板が存在することを見落としていました。こういったポータルサイトの方が訪れる人も多いでしょうし、より多くの方々のアドバイスや励ましを頂ける可能性が高いかも知れませんね。早速友人にも教えてあげたいと思います。 lilylilylilyさんとEguchanさんのお二人には本当にお世話になりました。 当初、質問をアップしてからまる一日以上回答がなかったので、やっぱり無理かな、と半ば諦めていました。そういう状況でお二人から大変丁寧なアドバイスを頂けたので、ご回答の内容云々以前に、回答を頂けたこと自体が涙が出るほど嬉しかったです。 お二人に差し上げるポイントに差がついてしまうことはこのサイトのシステム上仕方がないのですが、私の本意ではないことをお汲み取りください。 改めてお二人に深く感謝致します。

その他の回答 (3)

回答No.3

No/1のlilylilylilyです。 「ホスピス」にはまだ考えにない、とのこと。 と、いうことはまだ「ガンと闘う意欲」がおありなのですね。 今「抗がん剤」の治療を始めたばかり、とか。 それで思い出したのですが、「平岩正樹」という「抗がん剤の使用にかけては日本一の名医」がおられます。 今の「病院で行われている抗がん剤の使い方」ではなく後自身で考えだされた「方法」を実行され、とても「実績を出されている」医師です。 ただ、「今の医学界の抗がん剤の使用方法と違う」ということで「学会」では「一匹狼」の様なお立場に立たれている様です。 下記「参考URL」はその平岩正樹医師のホームページのアドレスです。 御参考になさっていて下さい。 平岩先生は「どこかの病院に常勤している」わけではないそうです。 ただ、東京では「月島サマリア病院」というところで週1回診られていらっしゃいます。 月島サマリア病院はホームページを持っていないので、下記に住所と電話番号を書いておきます。 104-0052 東京都中央区月島1-5-4 TEL:03-3533-8981 平岩医師の元で「他の病院で放り出された様な形のガン患者さん」でも治って元気になった例が沢山あります。 その御友人に合うかどうかは解りませんが、どこか「頭の隅」にでも置いておいて下さい。 以上、私の知っている限りのことを書かせて頂きました。 何もお役に立てないのが悔しいです。 御友人様が「10%の中に入ること」を御祈り申し上げます。 私のこの「情報」が何か少しでもお役に立てれば幸いです。

参考URL:
http://dot.eee.ne.jp/drhiraiwa/
neo_chem
質問者

お礼

再びアドバイスをお寄せ頂き、本当にありがとうございます。 平岩先生のことはインターネット上で聞きかじったことはあります。実際に治療を受けられた患者さんの評判は非常によいようですね。 確かに、今後何らかの形でセカンドオピニオン的なものが必要になるだろうとは思っています。それを平岩先生に求めるかどうかは措くとしても。 今後の参考にさせて頂きたいと思います。 何度もお気にかけて頂き、深く感謝致します。 どうもありがとうございました。

  • Eguchan
  • ベストアンサー率100% (3/3)
回答No.2

お友達の気持ちがよく分ります。突然のがんの宣告。“どうして私が?““これから先はどうなるの?““まだ死ねない!““私の人生はこれから“という考えが頭の中をぐるぐる回っているです。悔しさと恐怖で心が震えるのです。人間だれしもいづれ死を迎えることは分っていますよね。でも、それが突然目の前に見えた時のショックは言葉に云い表せないぐらい激しいものです。そしてその瞬間から死と云う恐怖から自分を守るために戦いが始まります。 そんな時に健康な人から“頑張って!“なんて云われると非常に腹が立つのです。“何をどう頑張ればいいの?私はもう既に死と全力で戦っているのよ!“と反発を感じます。 結局私は同じ病気を持つインターネットのサイトの掲示板で気持ちをぶつけました。少しづつ気持ちを落ち着けることが出来ました。 手術後4年経ち、今やっと来年のことが考えられる様になりました。でも半年に一回の検査の時には精神が乱れます。 彼が今何を望んでいるのか聞いてあげてください。

neo_chem
質問者

補足

お礼を書くのが遅くなってしまい申し訳ありません。 アドバイス本当にありがとうございます。 >そんな時に健康な人から“頑張って!“なんて云われると非常に腹が立つのです。“何をどう頑張ればいいの?私はもう既に死と全力で戦っているのよ!“と反発を感じます。 それは私にもよく解ります。いや、自分が患者の立場としてそういうことを言われた経験がないから、そう言われたときの気持ちを実感として持ち合わせている訳ではないけれど、でも、想像することはできます。 「頑張って」という物言いが必ずしも無責任だとは思いませんが、ものすごく曖昧な言葉ですよね。 だから「頑張る」必要はないと思いますが、でも、希望は絶対に持ち続けるべきだと思います。 >結局私は同じ病気を持つインターネットのサイトの掲示板で気持ちをぶつけました。少しづつ気持ちを落ち着けることが出来ました。 差し支えなければ、そのサイトを教えて頂けないでしょうか? Eguchanさんは、おそらく当該のサイトが黒色腫とは関係ないのでサイト名をお書きにならなかったんだと思いますが、今の私はとにかくどんな小さな情報でも参考にさせて頂きたいと考えています。 Eguchanさんが利用されていたサイトが、たとえ悪性黒色腫と無関係であっても、「病気に悩む方々がどういう形で励ましあい、そして元気付けられているのか」を知るだけでも非常に参考になると思うのです。 もし、差し支えなければで結構ですので、どうかよろしくお願いします。 親身のアドバイスを頂いたことに重ねて感謝致します。

回答No.1

私は御質問者様のこの文章を拝読させて頂いてから自分なりに必死に「お住まいの近くの『悪性黒色腫』の患者会」を探してみたのですが、本日に至るまで見つけることが出来ませんでした。 申し訳ございません。 それとは全く別に・・・これは「私個人の考え」なのですが、患者様御本人も「御自分の病気・病状」を解っているのでしたら、もう「余計な治療をして苦しむ」よりも「ホスピス」に入って「精神的安定」をまず第一とし、「緩和ケア」を受け、「残された日々を充実したものにし」、「死を安らかに受容出来る心身共、又周囲の体制作る」、というのはいかがでしょうか? 私だったら、「そちら」を選択しますが・・・。 これは私の大親友のお父様の話ですが、一昨年「膀胱がん」が発見されました。 そして(その方は大阪在住なのですが)阪大病院で手術もされました。 しかし「現代最高の医療」をもっても、ガンは治ることがなく、進行して行きました。 そして、そのお父様は御自分から「ホスピスに入ること」を選択しました。 そのお父様も私の友人も又、「妻」「長男」にあたる友人のお母様もお兄様も「家族全員が気持ちが落ち着き、充実した最後の時間をお父様と持てて」、「無くなる時」も「皆、静かに、安らかに、『死を受け入れられた』」そうです。 友人は「ホスピスに入って本当に良かった。父も家族全員も救われた」と言っていました。 ですので、ご質問者様のその御友人である患者様も「ホスピスに入っては・・・」と思った次第です。 下記「参考URL」に「全国のホスピスがある病院のリスト」が載ったサイトのアドレスを記しておきます。 どうぞ、御参考になさって下さいませ。 以上、私の知っている限りのことを書かせて頂きました。 お役立てれば幸いです。

参考URL:
http://www.angel.ne.jp/~jahpcu/
neo_chem
質問者

お礼

お礼を書くのが遅くなってしまい申し訳ありません。 親身のご回答を頂き、本当にありがとうございます。 ホスピスについては、ある程度の知識はあるものの、そこでの生活等について詳しく理解している訳ではありません(それは友人も同様だと思います)。ですから、今後ホスピスがどういったものかについてもきちんと理解を深めていく必要があると思っています。 そのような知識でホスピスの是非を云々することは適切でないと思うのですが、今のところホスピスに入るという選択肢はちょっと考えにくいです。私としても、そういうことは今の彼には到底勧める気になれません。 もしかしたら、私自身もまだ現実を受け止めることができていないのかも知れません。しかし、友人も私もまだ30代になったばかりですから、極端に言えば「座して死を待つ」ような選択肢を積極的に選ぶことはやはり難しいと思います。実際問題として、治療もまだ始まったばかりですし、今投与している抗がん剤に効果があるのかないのかもまだ確認できていない状態です。そういった点から考えても、今ホスピスについて云々することは難しいような気が致します。 悪性黒色腫のレベルIVでの5年生存率は10%だそうです。友人は入院前、「自分はその10%に望みをかけているし、治ると信じている」と言っていました。それは儚い希望なのかも知れませんが、私は今でも彼の本心は変わっていないと信じています。 親身のアドバイスをお寄せ下さったことに改めて深く感謝いたします。どうもありがとうございました。