挟殺プレイで進む先の塁上に前の走者が居続けたらどうなる?
こんな場合、どうなりますか?
本日、高校野球予選で実際に目にしたプレイです。
一死走者二,三塁。打者一塁ゴロを打ち、一塁封殺。これで二死。
二塁走者が判断を誤り二三塁間に飛び出した。
一塁手が二塁上の遊撃手に送球し、遊撃手が二塁走者を三塁まで追い詰めたが三塁走者は三本間の挟殺プレーを警戒して三塁上から動かず。
二塁走者が三塁進塁の寸前(ほんとに寸前。三塁の1m手前ぐらい)に、遊撃手から三塁へ送球。三塁手はまず塁上の三塁走者にタッチしたが、これはもちろんセーフ。(この時点で二塁走者はまだ二三塁間)
三塁手が塁を離れ、二三塁間上の二塁走者の触殺に向かった瞬間、三塁走者がスタートを切り本塁突入、生還。
この場合、野手はどのようなプレイをすれば三死目を取れたでしょうか?
あるいは三死目を取れずとも、どのようなプレイをすれば三塁走者の生還を阻止できたでしょうか?
実際のところは三塁走者は平然と三塁上に居続け(自分はルールを熟知しているような涼しい顔で腰に手を当てて”休め”の姿勢で居た。あたかも二塁走者が知識不足であるかのように振舞った。おそらく二塁走者も同様、知っていながら球を持った野手を誘導していたのだと思う。)、まんまと守備側をだました隙に二塁走者が三塁に到達する寸前に三塁走者がスタートを切り、本塁生還となりました。
守備側は平凡な公立高校、攻撃側は私学の新興勢力のチームですが、こんなややこしいプレイを日ごろから想定して練習をしていたなんて恐ろしい・・・
これじゃ私学に勝てっこない。
お礼
ありがとうございます。