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男性に読んでほしい恋愛小説を教えてください。
タイトルの通りです。 女性、男性どちらにもお尋ねします。 僕は20代後半の男です。 例えば、こんなテーマについて読めれば良いなとおもっています。 ・恋愛と結婚/セックスと愛 ・価値観の違い。相手に合わせること。自分がなくなること。 ・体育会系の男、細やかで優しい男。 ・好き、とお金 ・浮気と夫 皆様が読んで心に思ったものをご紹介いただけるとありがたいです。
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ちょっと古いかもしれないけど アンドレ・ジイドの「狭き門」 という小説は、今思い出しても 不思議な恋愛小説です。 相手の女性は、男が好きでたまらないのに ある種の価値観に固執しているため 男性からの求愛を拒むのです。 そして精神が病んだようになっていくのです。 男性と価値観がずれているけれども 女性は自分の価値観を選んで 男性から、色目で見られないように わざわざ、ダサい格好をしていたり 徹底的に相手を拒否するのです。 どうしてわざわざ苦しむのかと 言う事を深く考えさせられます。 全体が詩のように美しい文章なので 好きな人は好きかもしれません。
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- naop75
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こんにちは。 「ブリジット・ジョーンズの日記」がお勧めです。 女性の気持ちが分かり易い思います。 「冷静と情熱のあいだ」 辻 仁成(著)のBlueバージョンと 江國 香織 (著)のRossoバージョンがあり 男性、女性の視点で書かれていますので 面白いかと思います。 まだ読んでいないのですが、ドラマが大好きだったので^_^; 「セックスとニューヨーク」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502455/250-0557746-3110631 参考にしてみて下さい。
お礼
長い間時間があいてしまい申し訳ありません。 皆様のご回答を大切に読ませていただきたいと思います。 ありがとうございました。
- mustapha13666
- ベストアンサー率34% (39/112)
ある意味「定番」になってしまうけど村上春樹氏の『ノルウェイの森』などはいかがでしょうか。純粋な恋愛小説とはいえないかもしれませんが、逆にその分ひとりの男がこれから先の人生を歩んでいく上で“失っていくもの”とは何か、逆にそこから“僕たちが育んでもの”とは何かを、リアリティー溢れるかたちで明示してくれている作品だと思います。 ちなみに僕は大学時代に女友達から遠藤周作の『私が棄てた女』を「…読んで」と薦められたことがあります。正直、「読後の感想」をいわせてもらえば“嫌悪感”しか残りませんでした。理由は“(「オトコ」というものが美化されすぎてて)リアリティーが感じられなかったから…”です。物語の主人公である「一人の青年」…というか単なる「一匹の♂」も(疑うことを知らない)女の子たちから見るのと我々同性が見たのとでは全く違うのでしょうね。 そういうものまでも含めた上で村上春樹の作品は我々男から見てもリアリティー溢れたものばかりだし、その分教唆に富んでいると思います。
お礼
長い間時間があいてしまい申し訳ありません。 皆様のご回答を大切に読ませていただきたいと思います。 ありがとうございました。
- dido
- ベストアンサー率24% (157/641)
すみません。 じつはまだ読んでいないのですが 「ぽるとがる文」 http://www.21style.jp/bbs/kaede03/#137 お勧めは パスカル・キニャール作 「めぐり逢う朝」 「シャンポールの階段」 http://www.saysibon.com/NOMS_daut/noms_K_Q/QUIGNARD_Pascal.html これは四行詩ですが オマル・ハイヤーム作 「ルバイヤート」 無常感がただよっています...
お礼
オマル・ハイアームのルバイヤート、世界史で出てきた単語だと思っていたら、こんな本だったんですね。 アマゾンでレビューをみてみましたが、「今を生きろ!」とのメッセージはとても共感するものがありますが、恋愛小説かというとどうなんでしょう・・・??
補足
皆さん色々なご回答ありがとうございます。 私が最近(といっても結構前ですが)読んだものは、 『上海ベイビー』(ウェイフェイ著)です。 奔放な20台半ばの女性が、同棲し愛するけれどもセックスができない繊細な青年と、体臭がきつくて野獣のようだが成り行きでセックスしてしまったマークとの間で揺れ動く物語です。 タイトルで色々と欲張って書きすぎてしまったかもしれません。僕の現在の年齢と状態から言うと、結婚とは何だろう、という問題も大きく根を張っているような気がします。
- Hayato_
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『高慢と偏見』ジェーン・オースティン 岩波文庫 価値観の違い、好きとお金 はテーマに含まれているかと。 前項編の2編に成っていますが、テンポが良いので 直ぐに読めてしまいますよ。 男女共に視点を変えて描かれているのもお勧めです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 同じ事柄でも、男女でどう感じ方が異なるのか、興味深いですね。「価値観の違い」を恋愛の中でどのように調整していくのか、よくよく考えていきたいテーマです。読んでみます。ありがとうございました^^
- rmtdncgn
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ロバート・ジェームズ・ウォラー「マディソン郡の橋」。映画もありますが、本でなければこの物語のよさはわからないと私は思います。同じ作者のエッセイ集「マディソン郡の風に吹かれて」の中の「ロマンス」というエッセイなどは、こういう人と出会いたかったなあ、と思わせられます。
お礼
>こういう人と出会いたかったなあ グッときます。タイトルは耳にしたことはありますが、内容は未見でした。ぜひ読んでみようと思います。 ありがとうございました^^
- suomy
- ベストアンサー率66% (4/6)
20代後半女性です。ラリヒ著「停電の夜に」、川端康成著「雪国」などはいかがでしょう。両者とも微妙にすれ違う男女の関係を淡々とつづっています。「雪国」はつい最近読み返す機会があったのですが、こんなに切ない作品だったんだ!!!と認識を新たにさせられました。昔読んだときは主人公がやな男にしか思えませんでしたが、私も歳をとったものです(笑)。 あとは、花村萬月著「♂♀」かなあ。ほぼ全編性描写(しかもエログロ系)ですが、氏の文章力によって、傑出した作品になっていると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「トンネルを抜けると~」の台詞が有名な「雪国」ですね。僕もずっと前に読みましたが、内容もすっかり忘れてしまいました。 その他の本は初めて知りました。ご紹介ありがとうございます。時間を見つけて読んでみようと思います^^
鎌田敏夫著:『恋愛会話』 なんてどうでしょうか。 短編がいくつも入っていて、その中でも水族館?のストーリーが私はとても身近に感じました。 すべて会話形式で説明文がありません。 作者男性ですが、女性の心理もついていてすごいな~と感じた覚えがあります。 ↓狭き門・春の嵐、私も読んでみたいと思いました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 気楽に手にとれそうな感じですね。 ぜひ読んでみたいと思います。 ありがとうございました^^
- 6923
- ベストアンサー率10% (3/29)
NO1の方が『狭き門』を紹介されていて、懐かしく思いました。私も『狭き門』は何度も読み返したくちです。っで、同じような、もはや古典の部類の文学系ですけど、ヘッセの『春の嵐』をお勧めします。きれいですよ。私がヘッセに凝っていたのは女子高校生のころでしたけど、ヘッセは恋愛のバイブルでしたねえ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ヘッセは、書店の店頭でも恋愛関係の古典として名言集的に並べてあるのを目にした覚えがあります。 これも、いつか読んだ気がするのですが・・・?_? 内容を忘れてしまいました^^; 思い出していきたいと思います。 ありがとうございました^^
お礼
ご回答ありがとうございます。 偶然にも高校生の頃、読んだ記憶があります。 信仰と恋愛の葛藤があまりに激しくて、覚えていました。異国のファンタジー小説のようにも感じられました。 ありがとうございました^^