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レノボのIBM買収?
中国の大手PCメーカーのレノボがIBMを買収したと聞きました。本当ですか? 中国のメーカーがIBMを買収するってなんかピンとこないんですけれど、どういう背景のある、どんな取引なんでしょうか?
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IBMのビジネスは法人向けが殆どで、歴史上、消費者向けのビジネスはPCが唯一の事業なのです。 IBMの戦略は個人向けではなく、法人向けに経営資源を集中しています。またハードビジネスからフトビジネス、さらにソフトを売るのではなくコンピュータシステム構築&運営の一式丸受けがIBMのビジネスの基本スタンスです。 IBMのビジネスの中では、大型コンピュータ、ソフト、PCはシステム構築事業の中では単なる部品であり、その中でPC単体では利益が出なくなったのが売却の理由でしょうが、ビジネスの推進上、売却してもブランドイメージの低下には繋がらないと判断したのです。 PC事業売却の反面、昔からIBMは多量に企業買収を行い、旧NKK,神戸製鋼、オムロン、旧北海道拓銀、りそな銀行等のシステム子会社を買収し、三菱商事のシステム子会社に出資する等、法人向けビジネスに集中し、世界的にはその何倍もの会社を買収しています。 これは日本人の感覚からは信じられない事かもしれませんが、米国の企業は「自分たちの得意分野に集中する、自分たちに出来ないものは外から調達する」これが基本的なスタンスです。 またIBMは今回の売却で巧妙な仕組みを取りました。 PCの調達にいざとなったら困らないように、レボノ本体に20%弱の出資をして、レボノの筆頭株主に収まりました。 レボノがIBMに対して不利益な行動をとれば、IBMは大株主としての一定の発言権を確保しています。 つまりIBMはPC事業を手放したのではなく、自分達の事業に支障の出ない範囲でPC事業を外に切り出したと考えるべきでしょう。 近い将来、日立、富士通、NECの日本のメーカも1社くらいはIBMの後追いをするのではないでしょうか? (個人的には富士通が一番可能性があると思ってます)
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- tomichan
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皆さんも回答されている様に、パソコン事業だけを売却。 現実にパソコンをIBMの名前で販売はしていますが、実質的には中国などの人件費の安い国でOME生産されています。 (日本のメーカーもほぼ同じ現状) パソコンの安売り競争で利幅の少ない商品になった為に、人件費の高いIBMでは路線変更しただけ。 今まで通り販売はするが、大型コンピューターや補修やソフトなどで利益が生み出せる部門に人材を集約した。 現状でパソコンは少しPCに詳しい人であれば、自作PCが出来る状況でわざわざ人件費の高い社員に設計・開発させて作っても、売れなければペイが出来ません。 いずれ日本のメーカーも、その道を歩むのも時間の問題かもしれません?
- mizuta
- ベストアンサー率57% (4/7)
こんばんは。 記憶が定かではないので不正確かもしれませんが、 次のようだったと思います。 IBMは、次世代のなんとかかんとかというものが、 より大きな利益等を産むということで、こちら への開発を社のメインにしようと路線を決めたようです。 そこで、パソコン部門は他に売却するという方針を とったようです。 これは、NHKだかのテレビで3ヶ月ほど前にやっていました。 以上です。
- Xeno99
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レノボは米IBMのパソコン事業を買収し、世界第3位のパソコンメーカーとなりました。 IBM社丸ごとではなくパソコン事業だけですね。 詳しくは参照先に書かれていますのでご覧ください。
- Kyonsama
- ベストアンサー率11% (34/285)
日経とかちゃんと読んでます? IBMのPC部門を、中国で隆盛にあるレノボに売っただけだよ。 IBMはタワー型PCとかでかつては勢いあったのになぁ。 やはりPCの廉価化が影響か?
お礼
IBMてパソコンメーカーだと思ってました。 サービスというのは、コンサルとかそういう方面でしょうか? Thinkpad持ってるのでショックです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 事実上の戦略として理解できるのですが、 ブランドイメージとしてどうなのかなと 言う気がするんですよね。 一般消費者がいるビジネスですし。