高校の教員で、進路指導をしています。推薦入試と一般入試のどちらが難しいというのは、なかなか判断しにくいところだと思います。
質問者さんは、指定校推薦ではなく、公募制推薦(一般推薦)と一般入試を比較されているわけですよね。公募制推薦では、高校で作成される調査書の記載がある程度、大学の入試選抜の資料にされると思います。学習の記録、全体（あるいは関連教科）の評定平均などを資料に組み込んで計算する大学もあるようです。もっとも、調査書の記載だけでなく、書かれていますように英語、理科(化学など）などの学力検査や面接が併せて行われることが一般的です。公募制推薦を受験しようという場合には、大学が要求する、基準となる評定平均値などをクリアしている必要がありますね。それに今記した、学力検査もかなり難しくなっています。可能なら過去問題等を入手し、入念な準備をされるのがよいでしょう。また、オープンキャンパスや相談会等に積極的に参加し、さまざまな情報を得ておくことも重要です。
結局、どちらが難しいか、というよりは、私なら、受験の機会がより多くなってきている今日、チャンスはできる限り生かしてほしいと思います。ですから、「まずは公募制推薦入試を受験してみる。もし万一不合格の場合には、次に一般入試に向けて頑張る、という姿勢で臨んだらよい」と指導しています。
お礼
有り難うございました。すごく役にたちました！！