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この場合の捉え方は?
こんにちは。 A子さん(25歳)、B子さん(40歳)、私(30歳)がいます。 こんな会話のとき、 私:「これはB子さんに聞けば分かりますか?」 A子:「あぁ彼女が資料持ってるから分かるでしょう」 このように「彼女」という言葉を用いる場合、A子はB子のことを見下してますか?
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質問者が選んだベストアンサー
見下しているとまでは、思いませんが……。 日常には、「彼」や「彼女」という言い方は、対等な立場か目下の立場の人に使うことが多いので、年功序列意識の高い日本では、A子さんから見れば年上で目上のはずのB子さんに対して、尊敬の念が感じられない、とは思われるでしょうね。
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- katu2
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日本語の場合には「言葉の問題」ではないです。 『… 「ヘーイ・ユー!」 休日に公園でボール遊びをしているとき、明子(娘)が秀一(父)を呼んだ。思わずボールを取り落とすと、 「ヘーイ、カモーン」 という言葉が飛んできて、明子は大げさに肩を竦めた。そのしぐさは、もうどこから見ても、すっかりアメリカの子供だった。 日ごろの会話でも、秀一をユー、良江(母)をシーと呼ぶことがある。英語では当然のことだが、日本語に訳せば、あなた、彼女、である。ぐっと、親子の関係が遠ざかって行く気がする。学校や他のところで秀一たちのことを彼、彼女呼ばわりしていると思うと背筋が冷たくなる。だから、明子がお婆さんと息子の関係を嘆き、同情を示したとき、涙が出るほど嬉しかったのだ。だからこそ、今夜の外出も許したのだ。』 これは第24回北日本文学賞(井上靖選)大賞を受賞した高嶋哲夫氏の『帰国』の一説です。主人公は銀行員で、勤務のため家族と共にアメリカへ移住します。数年経ち、アメリカナイズされた娘は「悪意なく」、両親に対しても彼・彼女という言葉です。主人公もその言葉使いが間違いであるとはしていません。しかし「違和感」は感じています。この主人公だけでなく、多くの日本人はやはり「ちょっと違う」という感じにはなると思います。 日本での会話における言葉の問題は、言葉そのものではなく、態度・語調・礼儀の問題です。母親が子供に「ちゅんと言いなさい」と言う場合、明晰かつ透明(クリアー)に言えということではなく、発声・挙止・態度が模範通りであれとということです。ですがクリアーとは、原則的にいえば、その人間が頭脳の中で組み立てている言葉のことで、発声や態度・挙止とは全く関係ないことです。 父はユーであり、彼であるのは間違いありませんが、日本語の中で生活していると、そにプラスアルファーが加わります。質問のB子さんを年下のA子さんは、B子、彼女、ユー等でも間違いではありません。しかし、日本語における関係から言えば、これが正しいか間違いか保証の限りではないということです。
お礼
小説の引用おもしろかったです。 ありがとうございました。
- thekey
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やりとりからして、少なくともその場の関係においては A子さん(25歳)>私(30歳)という感じがします。 A子さんは特定分野のエキスパートで、彼女に指示を仰ぐのが 定番になっているんでしょうか。 もしそうなら、その流れで何気に (これ微妙なとこなんですけど:自然と敬称略モードになってしまうというか) 「二人の話の中に出てくる第三者」をA子さんが 「彼女、彼」と言ってしまってる場合って結構あるように思います。 たとえば、Dさん(役員:55歳)の前では A子さんがB子さんのことを決して「彼女」と言わない状況も 想定されると(自分は)考えるので 見下してるというよりも 「他の条件下でも見てみないと、なかなか判断が難しいのでは?」 という気持ちになります。 質問者さんは自分がA子さんに見下されるような気がしてますか? (この質問に、そんな意識が絡んでるような予感がしましたので)
お礼
A子さんが年上であるB子さんを下に見ている感じがするんです。 ありがとうございました。
- sunasearch
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A子さんとB子さんの関係によります。 二人の仲がよければ、年の差は関係ありません。 友達感覚で「彼女」を使って話をするでしょう。 この場合、二人の関係は「対等」です。 そうでない場合、 尊敬の念がある相手であれば、「B子さん」 繰り返しを嫌ったとしても、「あの人」 尊敬の念がない、あまり意識していない場合は、 「B子」「彼女」になると思います。 見下すまではいかなくても、 見上げてもいないように思います。
お礼
普通はB子さんと呼ぶと思うのですが。 私には失礼な感じに聞こえました。 ありがとうございました。
- ken1tar0u
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A子の意思は判断しかねますが、No.1 回答者さんのおっしゃる「年功序列」意識の強い人がこの会話を聞いたら不快に感じる可能性はありますね。 「彼」「彼女」という言葉が一般に使われるようになったのは、英語の he や she の訳語として、ということのようです。学校の英語の授業での堅苦しい英文和訳の影響大というところでしょう。しかし使われ方は、英語における he と、日本語における「彼」では違いがあり、「彼」「彼女」は対等または目下の人を指す時にしか使わないことが多いわけです。 未だ多くの日本人はこの会話に違和感を憶えるものと推測しますが、可能性としては、 (1) A子さんは帰国子女で、単純に(そして無意識に) she の訳語として「彼女」を使った。 (2) A子さんには世の年功序列の習慣を打破したい気持ちがあり、B子さんが年上であることを十分認識した上で積極的に「彼女」と呼んだ。(見下しているのでなく、言語表現上は対等であるべきだとの意識で。) なども考えられます。
お礼
帰国子女でもないです。 ありがとうございました。
- tyuuta
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うーんこの文章だけ見ると、見下してる可能性も有りえるとは思いますがそうでない可能性も十分有るので判断は難しいと思います。 A子さんが「彼女」と言ったのは繰り返しを嫌って出た言葉かもしれないからです。直前に「B子さんに聞けば~」 と言ったのでA子さんがもし「あぁB子さんが資料持ってるから分かるでしょう」と切り替えした場合B子さんと言う言葉が2度繰り返されると無意識的に違和感が有って、指示代名詞みたいに「彼女」と出てきたのかも知れないと 私は思います。 英語もそうですが繰り返しを嫌う傾向があるのでこの場合もそうかなあと言う事です。
お礼
繰り返しではなさそうです。 ありがとうございました。
お礼
対等か目下なんですね。 納得です。 ありがとうございました。